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ビッグキーワードで上位表示する為のSEO戦略|攻略に必要な3つのポイント

SEO対策を意識していれば、月間検索回数の多いビッグキーワードで上位表示したいと誰でも考えます。

ですがSEOにおいて1番難しいのがビッグキーワードで上位表示することですよね。

ビッグキーワードのクエリでは、上位サイトの質も高く、ライティングやリンクに関しても技術が必要です。

今回は、そんなビッグキーワードで上表示するためにはどうしたら良いのかを具体的に3つのポイントに分けて解説していきます。

その前にざっくりとキーワード選定の基本についてSEOキーワード選定のやり方「ブログ初心者がおさえるべき5つのコツ」の記事を読んでいただくと理解が深まるかと思います。

この記事の目次

ビッグキーワードとスモールキーワードの違い

ビッグキーワードとスモールキーワードの違い

ビッグキーワードとは、その名の通り大きなキーワードのことです。

よく聞くSEOキーワードの呼び方でビッグキーワードとかスモールキーワードという言い方をします。

この2つのキーワードの違いは、大まかに分けて月間検索ボリュームと検索語数があります。

ビッグキーワードの定義

ビッグキーワードの定義

ビッグキーワードの定義には人によって若干の違いがあります。

月間検索ボリュームで定義する人もいれば検索語数で定義する人もいます。

  • 月間検索ボリューム1万以上 → ビッグキーワード
  • 月間検索ボリューム1000未満 → スモールキーワード
  • その間位の月間検索ボリューム → ミドルキーワード
  • 1語のキーワード → ビッグキーワード
  • 2語のキーワード → ミドルキーワード
  • 3語以上のキーワード → スモールキーワード

キーワードによって検索意図の具体性が違う

キーワードによって検索意図が違う
ビッグキーワードとミドルキーワードとスモールキーワードの定義の目安

ビッグキーワードとスモールキーワードでは、その検索意図の具体性に大きな違いがあります。

上の図のようにビッグキーワードほどその検索意図はぼやっとして広いです。

ですが、キーワードが小さくなればなるほど検索意図は明確になりますね。

それが何を意味するかと言うと、基本的にCV(成約)するのはスモールキーワードが多いということなんです。

スモールキーワードの方が、より具体的にどうしたいかわかるので成約までの距離は近いという事です。

ビッグキーワードはその検索意図が多種多様なので、とても1記事だけでその答えを返すことが難しいですね。

では、なんで皆ビッグキーワードで上位表示したがるのでしょうか?

なぜなら、ビッグキーワードは検索ボリュームが高く多くのトラフィックを集められるからです。

次の章から具体的な手順を解説しつつ説明していきたいと思います。

ビッグキーワードのSEO戦略【3つのポイント】

ビッグキーワードのSEO戦略

ビッグキーワードで上位表示するためには綿密なSEO戦略が欠かせません。

基本的には、ビッグキーワードで記事をを書いても1記事で上位表示するのは個人のブログでは、まあ無理です。

だからこそビックキーワードの攻略には「団体戦」の意識がかかせません。

ポイントをいくつかみていきましょう。

【ポイント①】キーワードの構成を考える

ロングテール攻め
理想的なサイト設計

ビッグキーワードは検索意図が広い為、とても1つの記事だけで完結できませんから、このように団体戦で挑みます。

ビッグキーワードに内包される、中間の検索意図「ミドルキーワード」を複数対策し、そこに内包される細かい検索意図をスモールキーワード(ロングテールキーワード)を使って記事ごとに対策していく。

このような記事群を構成して、結果的にブログなどのメディア全体でビッグキーワードを制します。

例えば、「クレジットカード」というビッグキーワードの上位サイトを見てみましょう。

クレジットカードとGoogleで検索をした時の検索結果

人様のサイトなのでサイト名やURLは伏せてますが、そのサイトに入っている記事数を調べてみると、なんと4530件もヒットしました。

極端にいってしまうと「クレジットカード」というキーワードで上位表示したければ4500記事は必要ということになります。

それをカンで闇雲にキーワードを入れていけばいいというものではありません。

検索意図の広いビッグキーワードで上位表示を狙うのであれば事前のサイト設計がとても重要です。

サイト設計をする

サイト設計をする

サイト全体のキーワード構成を考えていく上でのイメージは上のイラストのようなものになります。

サイト全体でビッグキーワードカテゴリーページでミドルキーワード個別記事でロングテールキーワード(スモールキーワード)を狙っていきます。

サイト設計のステップは以下の流れです!

STEP
キーワードの洗い出し

まずは目標となるビッグキーワードの上位表示に必要なキーワードを洗いだしていきます。

ブログのテーマとなる軸のキーワードに加えて、それを支えるミドルキーワード。

ミドルキーワードを支えるロングテールキーワードをツールを使ってみていきましょう。

STEP
キーワードの整理

洗い出したキーワードは、マインドマップで整理します。

  • カテゴリーはどうするのか?
  • そのカテゴリの中に入れる個別記事のキーワードはどうするのか?
  • 各キーワードの検索意図はどうなっているのか?

これらを重点的にみていきますが、人力でこれをやろうと思うと結構ずれてしまいますのでツールを使います。


STEP
ロングテールキーワードを網羅する

サイト設計をする際に、欲張って検索ボリュームの高いキーワードばかりを入れる方がいますがそれはやめましょう。

最終的には検索意図の明確なロングテールキーワードを網羅する形でサイト設計をしていきます。

キーワード同士を支え合うような構成にし、最終的にはビッグキーワードでのSEO上位を狙って行くんですね。

ロングテールキーワードを念入りに選定する

ロングテールキーワードは、基本的にライバルがあまり強くなく上位表示するのが比較的容易です。

そのぶん、ビッグキーワードよりアクセス数は少ないですが、ロングテールキーワードの記事が多ければたくさんのアクセスがサイトへ流入します。

Googleはたくさんのアクセスが流入するサイトを「良いサイトだ!」と評価するわけなので、ドメインの評価も上がります。

ドメインの評価が上がれば、次第にミドルキーワードでも上位表示し、最終的にはビッグキーワードでも順位が上がり始めます。

▶︎ 個人ブログでも勝てるロングテールキーワードとは?選び方の3ステップ

【ポイント②】検索意図の網羅

検索意図の網羅

ビッグキーワードで上位表示するためには、ユーザーの検索意図を網羅する必要が出てきます。

ユーザーの検索体験を向上させることで、目標とするキーワードの上位表示が可能となるからです。

最近では、SXO(Search Experience Optimisation)つまり検索体験最適化が検索エンジンの上位コンテンツには必要だと言われています。

SEO対策はGoogleのロボットに高く評価されるための施策ですが、SXO対策はユーザーに焦点を絞った施策です。

  • サイト内の滞在時間
  • タイトルとコンテンツの整合性
  • オリジナリティー

では、これらをカバーするためにはどのような記事を書けば良いのでしょうか?

それが【検索意図の網羅】なんですね。

試しにとあるキーワードで検索し、上位のサイトと下位サイトの内容を見比べてみましょう。

下位のサイトほど「そんなことが知りたいんじゃない!」というコンテンツではないでしょうか。

大きなキーワード(ビッグキーワード)であればあるほど、ユーザーの検索意図も多くあります。

それらをブログ全体、あるいはカテゴリー全体・記事全体で、網羅していくことで顧客の満足する検索体験を与えられるのですよね。

検索意図を網羅する方法はこちらの動画をご覧ください。かなり有料級の内容 です。

【ポイント③】内部リンクの最適化

内部リンクの最適化

SEOでは「リンクのたくさん集まっているページ=良質なページ」とGoogleに認識されますが、それは内部リンクでも一緒です。

「内部リンクのたくさん集まっているページ = 良質なページ」となるわけです。

次のようなものを内部リンクといいます。

  1. グローバルメニュー
  2. フッターメニュー
  3. サイドバー
  4. パンくずリスト
  5. 本文内リンク

内部リンクをサイトの全体に行き渡らせることにより、Googleのクローラーが回りやすい状態になります。

上位表示する記事とはクローラーがたくさん来る記事ということですから、抜け漏れのないように内部リンクを構成していかなくてはいけません。

内部リンク構成
呼び込んだクローラーをサイト全体の隅々まで巡らせ、各ページを上位表示させるための施策

上のイラストの②と⑨のようにGoogleのロボットであるクローラーが巡回できないような孤立した記事を作らないようにしましょう。

ビッグキーワードでのSEO戦略まとめ

1番大切な事は、SEOでビッグキーワードの上位を獲得するためには【Google】と【ユーザー】この両者ともに高い評価を得なければいけないと言うことです。

  1. Googleが考える、ビッグキーワードで評価されるために必要なキーワード配置をサイト設計で整える。
  2. 検索意図を網羅させユーザーを満足させられるような記事設計をする。
  3. Googleのクローラーが容易に回遊できるよう、または検索ユーザーがサイト内を不便なく行き来できるように内部リンクを最適化する。

これらの施策がたくさんのアクセスをサイト内に呼び込み、ユーザビリティーの高められたサイト内では検索ユーザーが長期滞在し、その滞在率などの数字的データをGoogleが評価し、最終的にはSEOでビッグキーワードの上位を獲得することができるはずです。

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この記事を書いた人

YouTube12万人|副業の学校 代表3000名突破 )3社経営|本3冊出版

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