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継続できない人の特徴と5つの改善策「習慣化のコツ徹底解説」
当記事では、継続できない人の特徴と、とっておきの改善策を5つ解説していきます。
- 今まで新しいことにトライしては三日坊主で続けられなかった
- 粘り強さが足りずどうしても途中で諦めてしまう
こんな方は、この記事の内容を意識することで、考え方が変わり継続力が格段に高くなります!
結論を軽く説明すると、やはり習慣化することがコツです。
とはいえ、習慣化が簡単にできれば誰も苦労はしませんよね…
手前味噌にはなりますが、私はわりと物事を習慣化するのが得意でして。
- 早起きを習慣化して時間の有効活用ができるようになった
- 考え方や性格なんかも思考習慣を変えることで昔とはガラリと変えました
- 日々の行動(行動習慣)を変えることで稼ぐ額が1000倍ちかくになった
そのコツを出し惜しみなく紹介していきます。
継続できない人の特徴
継続できない人の多くは、 熱量を最初の方に過集中させてしまうようなところがあります。
最初だけめちゃくちゃやる気で、1週間後にはゼロになってるみたいな。
逆に継続できる人は、 熱量が一定。
最初から少しずつやるし、あまり感情に振り回されず淡々とやる感じ。
継続できない人は、やる気に頼って行動するところがあります。
だから、気分によってやったりやらなかったり・・・
そりゃあ、続けられるわけがありません。
頑張ったりするのってやっぱり結構つらいですからね。
辛いことは続きません。
ダイエットにしてもビジネスにしてもそうなんですが、短期確実思考の人も継続できなかったりします。
1週間後までに確実に5キロ痩せる。とか。
半年後に100万ぜったいに稼ぐ。とか。
そんなやつです。
志が高いのは素晴らしいことなんですが、その高すぎる志によって、先にモチベーションが潰されます。
だいたいは、そんなうまい話なんてなくて。
頑張るだけで確実に目標達成できるなら、 世の中成功者だらけなわけで。
「継続する」って意外と、システマテックといいますか…正しいロジックを知らないと高い確立で失敗します。
熱量を一定に保ちつつ、 淡々と続けるためのコツを次から紹介します。
継続できない人の改善策① ご褒美を用意する
1つ目は「ご褒美を用意する」です!
基本的に継続できることって、やったら楽しいことや・いいことが起こるようなことじゃないと続きません。
チャールズ・デュヒッグの「習慣の力」では、「引き金>行動>報酬」 の流れで習慣は作り上げられると言っています。
本当にその通りで何か行動するきっかけがあって、それがトリガーになって実行し、
実行した先に、ご褒美ともいえる何かいいことがあるとその行動が継続すると私も思っています。
経験ありませんか?
午後から何か楽しみなイベントがある1日は、午前中の仕事が効率よく終わったり。
来週ちょっとした旅行にいく予定があるときは、今抱えている仕事が思った以上にスピーディーに進んだり。
鼻先人参とはよくいいますが、自分にとってその行動のご褒美になるようなものを、ちょっと先に設定しておくと行動が止まりにくくなります。
結局継続できない最も根源的な理由は、 同じ行動を積み上げられないことなわけです。
ではなぜ積み上げられないのか?
- 楽しくないから
- 結果が出ないから
- やる意味が分からないから
とかそんな感じじゃないでしょうか?
最初から「月100万稼ぐ」などの壮大なご褒美をめがけて毎日作業し続けると、あまりにもその距離が遠すぎて
「はあー・・・こんなことして意味あるのかな?」
「果てしな・・・」
と、やる気を失ってしまう。
「 この作業が終わったらハーゲンダッツのマカデミアが食べられる」とか、
「 今週一週間頑張ったら、自分の好きなものを一個買おう」ぐらいであれば、ちょっと頑張ればすぐに叶います。
結局は「千里の道も一歩から」なわけですから、目先の小さなご褒美をめがけて毎日の行動を繰り返していければOKです。
是非ちょっと頑張れば手に入るような小さなご褒美をたくさん作って、継続力を高めてみてください!
継続できない人の改善策② 習慣の力を味方に
2つ目は「習慣の力を味方に」です。
まず総じていえることは、継続とは習慣であり、習慣とは継続です。
私たちが意識していない領域にセットされた、いわゆる自動操縦のようなもの。
私たち人間の脳には、意識できる領域の顕在意識と無意識領域の潜在意識があります。
最初は意識的に繰り返されていた行動も、何度も繰り返す事によって潜在意識に刻み込まれ、最後は自動操縦のような状態になります。
子供の頃、意識的に頑張って歯磨きをしていた私たちは、今ではテレビを見ながらでも、電話をしながらでも、パソコンをしながらでも、歯磨きできます。
起き抜けのぼーっとした頭でも、まっすぐ洗面台に向かって何事もなく歯ブラシを手にとっては、別のことを考えながらでも綺麗に歯を磨けるわけです。
あなたはどれぐらい歯磨きを継続していますか?
一部の例外を除いてはおそらく「毎日」だと思います。
頑張って継続しているのでしょうか?
いいえ、おそらく頑張って継続している人は少ないでしょう。
それが習慣の力です。
習慣の力は、「努力」とか「辛い」とか「頑張り」みたいなものを消します。
残念ながら、「頑張る」なんて負荷のかかることは長くは続けられないし、辛いことは三日で終了です。
だからこそ、そんな行動は習慣化してしまえばいいんです。
Follow @KYOKO_Affiliate重大発表です! 苦しいと思う努力は実りません。 自分が心地良いと思う努力でないと続かないからです。おすすめは習慣化してしまうこと。歯磨き状態になったら“失敗”という未来はほぼありません。 pic.twitter.com/8j2k5GBCL4
— KYOKO先生による生き方の授業 (@KYOKOteacher) April 21, 2023
とはいえ、この日数はあくまでも96人を対象にした平均値なのでばらつきがあるんですね・・・
実際は習慣化したい物事の規模によって、10日で習慣化できることもあれば、3ヶ月以上かかることもあるでしょう。
こちら、私が気に入ってる本なのですが習慣化に関してはこの本が一番おすすめ。
こちらでは、習慣化までには「1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月 」と段階があることが示されており、それも
- レベル1行動習慣→ 1か月
- レベル2身体習慣→ 3ヶ月
- レベル3思考習慣→ 6ヶ月
このように習慣化したいことの種類によってかかる日数も変わってくるといっています。
確かに、トイレの便座を必ず閉めることを習慣にするのと、考え方の癖(つまりは性格ですよね)これを変えるのとで、 同じ月日なわけはないような気がしますね。
これから始める事柄によって習慣化されるまでの日数は変わってくるかもしれませんが、習慣化されるまではどうしてもその行動をとることに痛みを感じてしまいます。
辛かったり、我慢したり、頑張ったりしなくてはいけません。
そして痛みを感じなくなった頃には、それは習慣化されたということです。
もうそうなれば、なんら変わらない日常に溶け込んでおり、歯磨き同様自動操縦で目的を達成するための行動がとれるようになりますよね。
私も、最初の頃はどうしても作業したくない日もあったし、パソコンを開くのでさえ・・・いえ!見るのでさえ苦痛な日もありました。
でも今ではどうでしょう!
いやでも毎日続けた結果、今ではパソコンを触っていないことの方が気持ち悪い。
もはや、こうしてYoutubeをとったり、コンテンツを作ったりしてないことの方が異常事態です。
行動の種類と習慣化までにかかる日数を意識して辛い時期を乗り越えましょう!
次は習慣化についてもっと詳しく、そして楽にできる方法も解説します。
継続できない人の改善策③ コンフォートゾーンを広げる
3つ目は「コンフォートゾーンを広げる」です。
私たちが、なにかに挑戦しようとも1ヶ月後にはすでにやめてしまっているのは、人間に備わってる現状維持装置「ホメオスタシス」がそうさせています。
エアコンの温度設定ってあるじゃないですか!?
熱くなりすぎたら止まり、寒くなりすぎたら指定の温度まであがります。
それと同じように人間も普段の日常と違ったことは、習慣化しにくく受け入れにくくなっています。
この、いつもと同じ日常で居心地のいいエリアのことを「コンフォートゾーン」といいます。
これはミシガン大学ビジネススクール教授・ノエル・M・ティシー氏が提唱した能力開発の概念なのですが、
人の環境はコンフォートゾーン・ラーニングゾーン・パニックゾーンの3層に分かれています。
大抵の場合、自分を成長させてくれたり 、何か輝くような結果を手に入れたいと思えば、それはコンフォートゾーンの一歩先にあるラーニングゾーンにあります。
「ラーニングゾーン」では人が最も成長し、やりがいとか楽しさを感じる場所ですが、ここはちょっと辛い環境なわけです。
新1年生が足し算やひらがなを勉強して理解するには “頑張り” が必要です。
このすこし居心地の悪い状況が最も人を成長させ、やりがいや達成感を味わわせてくれます。
ですが “ちょっと” というのがミソでして…
あまりに負荷のかかる環境に身をおくとやる気も低下します。
「自分はなんてダメな人間なんだ・・」と自己肯定感が下がってしまいます。
そこが「パニックゾーン」ですね。
新1年生がルートの勉強なんてしたら、勉強そのものを嫌いになってしまうでしょう。
適度に挑戦できる環境のラーニングゾーンで努力したことも、続ければそれはいつか当たり前になります。
そう。コンフォートゾーンは広げることができるんです。
ポイントは、強負荷の行動をいきなり習慣化しようとしないこと!
今まで全く運動習慣のない人が明日から毎日10 km マラソンをするなんていうのは100%挫折します。
それはパニックゾーンの環境ですよね。
いま自分が全く運動習慣がないのであれば、始めるべきは毎日5分歩くことかもしれません。
もしかしたらトレーニングウェアに着替えることを毎日続けることかもしれません。
大切なのは小さな負荷を “必ず毎日” やること。
ゼロの日を作らないこと。
これです。
最初は負荷の少ない行動でも、慣れないことですからそれは少しは大変ですが、
なるべく今のコンフォートゾーンから近いラーニングゾーンのことを継続するのは、意外にも簡単です。
それはいつか、習慣化され、あなたのコンフォートゾーンの一部となります。
コンフォートゾーンになれば、もう自動操縦状態。
いつもの日常そのものですから、当たり前のようにその行動は継続することができます!
継続できない人の改善策④ 好きになることを頑張る
そして4つ目が「好きになることを頑張る」です。
作業を習慣化するために大事なポイントは「嫌いなことは続かない」ということ。
なにかに挑戦し始めて、最初の1・2ヶ月は「どんなに辛くてもやりきってやる!」的な熱量で頑張るのですが、大抵は3ヶ月目あたりから雲行きが怪しくなります。
気分が乗らなくなり、作業がはかどらなくなり、私の場合はパソコンさえも見たくない日もありました。
こんなループに陥ってしまいがちな人の多くは、 初期段階でむやみに頑張り過ぎてしまっています。
大好きなメロンパンも一か月毎日食べれば嫌いにもなります。
どんなに嫌でも根性でやり切る・・・個人的にはそんなスタイルも嫌いではないです。
ですが、継続するために初期段階で頑張るべきは、嫌いにならないこと。
好きになる努力をすることです。
だって好きなことだったら続きますからね。
嫌いになるまで食べない。嫌いになるまでやらない。
このコントロールが大事なんです。
最初のうちは、そこに努力の矛先を向けるべきだと思うんですね。
例えば私の運営しているオンラインスクール・副業の学校の受講生の中には、
毎日の作業を「好きなものだ」と自分にインプットするため、自分が好感を持てる何かとセットで活動している人がいました。
- 大好きな喫茶店で作業する
- カラオケボックスで作業する
- アイスクリームを食べながら作業する
などなど・・・自分が好きな物事とセットにすることで、 作業自体も好きになることができます。
これは条件反射的なものなのですが、
「作業をすると美味しいコーヒーが飲める」
「作業をすると大好きな歌が歌える」
「作業をするとアイスクリームが食べられる」
こんなふうに本来だったら辛いはずの行動も、 ポジティブな印象に変えることができます。
他にも、今やっている作業をあえて中途半端なところで止める方法もあります。
これは心理学でいうところのツァイガルニク効果が発動し、翌朝も意欲的に取り組むことができるのでおすすめです。
ツァイガルニク効果については、この動画でもかなり詳しく掘り下げているので、ぜひ活用してください!
中途半端だと次の日も気になってしまいますし、朝から「早く続きやりたいなー」なんて気持ちにもなります。
私も結構このやり方は使いますが、効果てきめんですよ!
継続できない人の改善策⑤ 時間を有効活用せよ
5つ目は「時間を有効活用せよ」です。
どうしても人間はキャパオーバーになってしまうと継続するのが難しくなってしまいます。
1人の人間ができることの限界はある程度かぎられていますからね。
- 時間を効率化すること
- 優先順位を考えること
この2つを徹底していかなくてはいけません。
例えば私であれば、自分のビジネスを飛躍させるために徹底的に時間の効率化を測りました。
食器洗いや掃除機・洗濯などの私じゃなくてもできる家事は便利家電にお任せしました。
確かに食洗機やルンバや乾燥機を買うのはお金がかかります。
ですが、圧倒的に時間が生まれますよね?
これはお金で時間を買っているのと等しいです。自己投資の一環。
そしてもう1つは優先順位を考えるということです。
意外にも私たちは重要じゃない出来事について一生懸命時間をかけて取り組んでいたりします。
日々の仕事や、 意味のわからない打ち合わせ、イレギュラーな対応に追われたり・・・
でも実は最も時間を使わなくてはいけないのは、「緊急ではないけど重要度の高い」この領域の事柄です。
例えば、読書をするとか、何か新しいことを勉強するとか・・・はたまた自分の人生に見直しをかけてじっくり計画を練り直すとか・・・
優先順位を考えてそこに時間を投下しない限り、 緊急度の高い 雑務で忙殺されることになります。
目の前に来たボールをただ惰性で打ち返すだけのような人生にならないためにも、有益な優先順位を見極めてくださいね。
結論: 継続するためには楽しむこと
ここであげた5つの改善策はどれも、 痛みなく楽しむための Tips だったりします。
努力が習慣化されれば苦痛なく続けることができますし、そうするためには嫌いであってはいけない。
楽しんで夢中になってるやつには絶対に勝てない
正直、ここだと思っています。
嫌なことなんて続きませんし、 続かないなら結果も出るわけないんです。
この改善策を使えば、どんなことでも継続できるようになるとは思っていません。
どちらかというと、 本人がどこのフィールドで戦うか? なんだと思います。
嫌いなことを義務感で継続しようと思っても心配確率は高くなるばかり。
元々好きなことで、自分がやりたいことなら、この5つの改善策を使えば高い確率で物事は継続できるはず。
ぜひお試しを!