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【比較】起業して稼げるのは男性と女性どっち?「女の方が10倍優秀」
この記事では、個人で起業して稼げるのは男性と女性どっち?
ということで、比較していこうと思います。
普通「ビジネス」と聞けば、圧倒的に男性の方が稼いで成功してそうですが、実際はどうなのか。
男性と女性ではどっちが稼げるのか?
結論から言うと、
比較的規模感の小さな個人のビジネスや起業なら、圧倒的に女性の方が成功する確率が高いと感じています。
これは“個人的な意見”というわけではなく、私が運営する4000名以上のメンバーが在籍するビジネススクールの中で、
売上額やフォロワー数などの一般的な側面から考えて、いわゆる「成功」しているのは90%女性…というエビデンスに基づいていっています。
弊社のスクールは、男女比は6対4で男性の方が多いですから、本来なら男性の方が活躍してもおかしくないんですけどね…
結果を出すのは、ほとんど女性です。
このあたりの事実ベースの話から、その根拠を紐解いていこうと思います。
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男女の知能指数の違い
そもそも、男性と女性では知能指数にどれぐらいの違いがあるのでしょうか。
IQ分布図をみてみると・・・
これは、ドイツの心理学者ハンス・アイゼンクが、著書である「知能は測れるのかーIQ討論」の中で紹介した図表。
一般的には、男と女で知能(IQ)に差はないと言われています。
脳の大きさは、男性の方が大きいですし、脳のシワは女性の方が多いらしいですが、
そもそも、それ自体には「知能に影響する」といえる因果関係はないそう。
とはいえ、この図表を見てもわかる通り、男性と女性では知能の分布にばらつきがあります。
平たくいえば、女性の方が全体的に平均的知能の人が多い。
男性は、平均的知能の人が女性よりも少ないが、著しく知能の低い・あるいは高い人が多い…という結果になっている。
つまり、IQの平均値である90〜100あたりの人は女性の方が多く、それに比べると平均的知能の人は男性では少ない傾向があるということが見えてきます。
実際には、どうなのか
データ上はそうなっていますが、本当にそうなのでしょうか?
先ほど紹介した著書「知能は測れるのかーIQ討論」の中で「なるほどな〜確かに」と思う箇所がありました。
犯罪者や学習障害者・ホームレスの割合は、どの国でも男性の方が多い。
しかし、教科書や歴史に名を残すような天才もほとんどの場合が男性だ。
実際に調べてみると、犯罪者の男女比は、一般的に男性が約80-90%を占めています。
法務省・犯罪白書より
ホームレスの男女比も、多くの国で男性が70-80%を占める傾向。
厚生労働省:ホームレス自立支援施策より
学習障害の男女比も60%〜70%の割合で男性の診断率が高い傾向にあります。
アメリカ精神医学会のDSM-5(2013)により
- ADHDの有病率:学齢期の男子は約5%、女子は約2.5%
- 自閉症スペクトラム障害:男女比は約4:1
通級指導を受けている児童生徒の男女比は約4:1
文部科学省・通級による指導実施状況調査より
一方、高IQの男女比も、やはり男性の割合が高いようです。
入会基準がIQ130以上(上位2%)のメンサの会員統計は、男女比:約2:1で男性が約66%、女性が約33%でした。
そう考えると、このIQ分布図の図表はあながち間違ってもいなさそうですよね。
ビジネスの成功と知能の関係
男女の知能の差は、わかりました。
では、頭の良し悪しが本当にビジネスの成功を決めるのか?
ここが気になりますよね。
知能だけで成功は決められない
結論からいって、頭の良し悪しだけで、成功するか否かは分かりません。
東大卒でも職を転々として安月給で働いている人もいるでしょうし、ろくな学歴がなくても起業して成功し社会に貢献している人もたくさんいます。
もちろん、知能が高いに越したことはないと思いますよ。
でも、それだけでは足りない。
GACKTさんの著書で、こんな話がありました。
「大バカ、バカ、秀才、天才。誰が成功する?』
答えとして
1番成功するのは大バカ
理由:何も考えずに、とにかくがむしゃらに行動するから
2番目が天才
理由:行動する前に最短ルートを考えることができるから
3番目が秀才
理由:ちょっと頭のいい小利口さんは考えるだけで動かない
最後がただのバカ
理由:考えれないし動けないから
これはYouTubeで堀江貴文さんも言っていましたね。
どうして女性が成功する?
私が運営しているビジネススクール「KYOKO先生のビジネス学園」では、現在4,000名以上のメンバーが在籍しています。
その中でも結果を出す瞬発力と、結果を出し続ける持続力が高いのは、ほとんどが女性です。
YouTubeにいけば、対談がたくさん上がっているので見てみてください。
私が見ていて思うのは、やはり圧倒的に女性の方が「腹が据わっている」というのと、「素直に行動する」という特性が高いこと・・・
普段の会話の中で何気なくいったことも、次の日にはコンテンツとして作っていたり、与えた情報をそのままの意図で受け取ってくれるのも女性の特徴。
アドバイスの受け入れ方と行動に移すまでの時間が短いですね。
一方、男性は、いい風に言えば「よく考える」、悪くいえば「考えてばかりで動きが遅い」
こちらがしたアドバイスに「自分なり」を加えて受け入れつつ、形にするのも自分の中でGOサインが出てから。
まだ結果が出ていない状態なのに、自分なりを加えるのは男性の特徴ですね。
女性 | 男性 | |
行動 | 実験してみる | 完璧を求める |
モチベ | 過程と努力 | 結果と数字 |
学習態度 | 分からないことは分からないと素直に言える | 既存の経験や知識にこだわる |
プライド | 知らなくて当然 | できて当たり前 |
目的 | 家族のため | 自分のため |
もちろん「全員」というわけではなく、あくまで傾向です。わりと。
4000人という小さな枠組みだけで、世間一般論とまでは持っていけませんが、
この図表の形と同じように、おそらく、上場したりたくさんの従業員を抱えるような会社を経営するなら、たぶん男性の方が向いてます。
チームビルディングとかリーダーシップみたいなものは、ホルモン的な面をみても、能力的な面をみても男性の方が秀でていると思います。
女性は複数人で集まると途端に揉めそうですし・・・
でも、個人で行うようなスモールビジネスレベルで結果を出すなら、「きっと女性の方が向いているんだろうな…」と個人的には思うわけです。
内面も実働も機動力が高い。
成功者に必要な能力
それで結局、男性にしても女性にしても成功するためにはどんな能力が必要なのか?
女性がビジネスで長けているスキル
ビジネス学園の結果を出している女性たちは、次のようなスキルが高かったです。
- 基本まじめ
- マルチタスクが得意
- 覚悟の深さ・強さが違う
- ビジュアルセンスが高い
- コミュニケーション能力が高い
- プライドに左右されずに行動できる
昨今のネットの世界で、成功するために必要な要素をだいたい兼ね備えています。
私の思いっきり個人的な独断と偏見ですが、ひと昔前のWeb業界だったら男性の方が成果を上げれてたのかもしれません。
なんていうんですか・・
SEOや広告など、かなりロジカル寄りで数字を分析することでチューニングしていくタイプの活動であれば、
男性の方が圧倒的に向いてるんですよね。
しかし最近は、ロジカルで具体的な事柄よりも、感情的かつ抽象的な事柄にWebの価値が移ってきました。
「感情を司るYouTubeやSNSを攻略することがオンラインビジネスで成果を出すカギ」なのは、いうまでもありません。
- どうやってコンテンツのメリット・ベネフィットを魅せていくか
- どうやってマルチプラットフォームでコンテンツを出すか
- どうやってユーザーの心を動かすか
- どうやって結果が出るまでモチベと行動を継続できるか
こういうのが必要になったとき、女性が強い。
特に、デザインやビジュアル面での見せ方は、女性は上手いですよね。
今は新聞みたいな文字だけの情報では見てもらえませんし。
美の分野は、わりと女性の専売特許みたいなものなので。
あとやっぱり女性は真面目ですね。
今まで外注で仕事をふった際も、男性は納期をスルーしたり、慣れてくると手抜きが顕著にみられたり・・・
連絡取れなくて困っていたら「気絶していました」と返信が来たこともありました 笑
そんなことが複数回あり「嘘でしょうよ!」と。
でも女性は、あまりそういうことはなかったですね。
遅れるならきちんと連絡をしてくるし、時間が経ってもコンテンツの質が落ちません。
意味のわからない言い訳もしません 笑
気持ちの面でも、けっこう女性は強いです。
「やると決めたら必ずやる」といった根性がすわっているというか・・・
自分じゃない誰かのために頑張る時ってそうなりますよね、私もよく分かります。
こういったところで、
個人のオンラインビジネスなら、女性は結果が出やすいんじゃないのかなと。
5つの成功要素
ビジネス全般において「知能」以外に、次の5つの要素あたりが成功を左右すると思っています。
- 運
- 行動力
- 発想力
- 想像力
- コミュ力
運の要素
ビジネスで成功する人はやっぱり持ってます。
- 市場の変化を偶然捉えられる
- 重要な情報を持つ人と偶然知り合う
- 大きな失敗を紙一重で避けられる
例えばこういうこと。
「運なんて、そんなもので成功が決まるわけない」
そう思いますか?
確かに運はスピリチュアルだと思ってしまいますね。
鈴木 裕さんの著書「運の方程式」では、次のように提唱されています。
幸運=(行動×多様+察知)×回復
小さな変化に気づき、様々な角度から大量に行動していく、行動をすればそれだけ失敗も伴うが、そこに回復力を掛け合わせる。
そうすることで自ずと運は引き寄せられるというものです。
つまり何の根拠もないスピリチュアルではなく、運というのは意外にもロジカルの側面を持った要素だということ。
おすすめなので読んでみてください。
行動力の要素
5つの中で最も成功を左右する要素が、この行動力の要素です。
何を考えたか?何を言ったか?が重要なのではなく、
つまるところ全ては「何を行ったのか?」それしかありません。
そして決まって、結果を出している人は行動力が鬼のように高い。
考えてるか・考えていないかは別として、とにかく行動するスピードと量が多いんです。
すぐに手をつけて、雑でも何でもとにかく量をこなす。
だから質がみえてくるんです。
やってもいないのに頭の中で考えただけの講釈を垂れているだけなら誰でもできます。
発想力の要素
次に発想力。
行動力とセットで持っていると最強の能力ですね。
人と同じことを、人と同じ程度できることに価値はありません。
- 効率化の方法の考案
- 競合が思いつかないようなサービスを作る
- 独創的なマーケティングファネルを作る
などなど、天才的なヒラメキができる人は、独自性の高いなにかを成し遂げることができます。
想像力の要素
マーケティングは想像力の仕事。
オンラインの世界で商売するとなれば、マーケティングスキルは絶対に外せません。
マーケティングを明確に言語化できる人は少ないと思いますが、
個人的には究極の心理学だと思っており、顧客の心という生物を扱う仕事だと。
そうなった時に想像力が欠如している人では、こうなります。
- 顧客の気持ちがわからない
- ペルソナを想起できない
- 将来的なリスクを予見できない
- 発言の影響を読めない
- 競合他社の次の一手が読めない
- 価値提案が表面的になりがち
- カスタマージャーニーがわからない
- マーケティング施策が的外れになる
- 問題の本質的な原因に気づけない
「こうしたら、こうなる」の想像力がないと、商売としてお金をもらうような活動をするのは厳しいかもしれないですね。
コミュ力の要素
コミュ力とひとことにいっても、いろんな切り口があります。
- 思ったことを言語化できる表現力
- 余計な一言を言わない察知力
- 一つのことを様々な角度で表現する語彙力
- 相手の立場に立って話を聞く共感力
- 議論を建設的な方向に導くファシリテーション力
- 複雑な内容をわかりやすく説明する能力
- 適切なタイミングで発言できる間合いの取り方
- 場の雰囲気を和ませるユーモアのセンス
- 非言語コミュニケーションを読み取る観察力
- 相手の本意を引き出す質問力
- 緊張状態を和らげる関係構築力
- 異なる意見を調整する交渉力
- 相手に応じて話し方を変える柔軟性
- 議論を整理してまとめる統合力
- 感情をコントロールしながら対話する自制力
ざっと考えてもこれぐらいあります。
Webの世界で情報発信者になるにしろ、クライアントワークをするにしろ、何かしら人とやり取りしたり表現したりするわけです。
逆算して考えてみても、すでに成功している人たちは、なんというか・・・
語弊を恐れずにいえば、口がうまいし、会話のリズムやタイミングも絶妙ですし、発言も相手の気持ちに合わせて巧みに調整しています。
いるのかもしれませんが、私は成功者で全くの無表情・無言みたいな人には会ったことがないです。
明るくて元気でコミュニケーション能力の高い人たちばかりでした。
【考察】まとめ
男女比6対4の4000名以上いるビジネススクールの中で、結果を出すのは90%以上が女性。
こういった事実ベースの部分から、女性と男性どっちが起業して稼げるのかについて紐解いていきました。
とはいえ、前提条件もあるでしょうし、あくまで4000名の中でそうだったというだけの話かもしれません。
しかしながら、2017年から情報発信を行い、数多くのビジネスに参入する人たちを見てきた私の肌感みたいなものも、少なからず大きく外れてはいないはずです。
女性の方があまり深く考えず、腹を決めてとにかく行動しまくっている。
もちろん深掘ればもっと様々な理由がありましたが、シンプルにいうと、これじゃないでしょうか。
そう考えれば、別に男性でも、できると思います。