アフィリエイト記事の書き方は、「読者の悩みを1つに絞る→冒頭で広告であることと答えを書く→自分で使った体験を見せる→他の商品と比べて長所も短所も書く→次の一歩を後押しする」という5つのステップで組み立てると、今の検索でも読まれて売れる記事になりやすいです。
「ブログを始めたけど、何をどう書けば商品が売れるのか分からない」
「書いてはいるのに、クリックも売上もほとんどない」
そんなふうに感じて検索した方も多いと思いますし、ビジネス学園のメンバーからも同じ相談をよく受けます。

ただ、売れない原因は文章の上手さではないことが多いんです。
今の検索では、調べものの答えをGoogleのAIによる概要が先に表示してしまうので、「使った人にしか書けないこと」がない記事は、そもそも読まれにくくなっています。
今の検索に合わせた構成の手順と、そのまま使える例文を、5つのステップでまとめました。
最後の「よくある質問」では、高いお金を払って教材を買う必要があるのか、という点にも私の経験から答えています。
- 今の検索で、どんなアフィリエイト記事が読まれているのか
- 売れる記事を組み立てる5つのステップと、広告表記の入れ方
- 冒頭・体験・比較・まとめの各パートでそのまま使える例文
- 読まれない・売れない記事によくある4つのこと
アフィリエイト記事の書き方の前に知っておきたい、今の検索のこと

アフィリエイト記事の書き方を覚える前に、ひとつ押さえておきたいのが「今の検索で、どんな記事が読まれているか」です。
ここを知らずに型だけ覚えると、きれいに書けているのに誰にも読まれない、ということが起きやすいんですよね。
アフィリエイト記事とは、読者が商品を選ぶ手助けをする記事です

アフィリエイトとは、ブログなどで商品やサービスを紹介して、読者がそのリンクから購入や申し込みをしたときに、紹介した人へ報酬が支払われる仕組みです。
多くの場合、広告主とブログを書く人の間には、ASP(アフィリエイトの広告を仲介するサービス)が入っています。
そしてアフィリエイト記事とは、商品を選ぼうとしている読者に、自分に合うかどうかを判断する材料を渡す記事のことです。
ここで勘違いしやすいのが、「商品をたくさん褒めれば売れる」という考え方なんです。
褒めるほど売れる気がしてしまうのも、自然なことかもですね…。
でも、読者は褒め言葉を読みたいわけではなくて、「私が買って失敗しないか」を知りたくて検索しているんですよね。

なので、良いところと合わないところの両方が書いてある記事のほうが、結果的に選ばれやすくなります。
調べものの検索は、AIによる概要で答えが分かるようになりました

ここ数年で大きく変わったのが、Googleの検索結果の表示です。
「〇〇とは」「〇〇 やり方」のような調べものの検索では、GoogleのAIによる概要が検索結果の上のほうに表示されることが増えています。
そうすると、読者はそこで答えが分かってしまうので、記事までクリックしないことが多くなるんです。
実際、一般的な知識をまとめただけの記事は、以前よりもクリックされにくくなっています。

反対に言えば、AIがまとめられない「使った人の感想」や「実際に比べてみた結果」がある記事には、今も読まれる理由があるということです。
今もクリックされやすいのは、買う直前の検索です

では、アフィリエイト記事はどんな検索を狙えばいいのかというと、今もクリックされやすいのは「〇〇 口コミ」「〇〇 比較」「〇〇 解約」のような、買うかどうかを決める直前の検索です。
こういう検索をする人は、もう商品の名前を知っていて、最後の決め手になる情報を探しています。
しかも、AIによる概要だけでは「本当に自分に合うか」までは分からないので、実際に使った人の記事を読みたくなるんですよね。
こうした、複数の言葉を組み合わせた検索キーワードのことをロングテールキーワードといいます。

検索する人の数は少なめなんですが、そのぶん悩みがはっきりしているので、アフィリエイトとの相性がいいんです。
詳しくはロングテールキーワードとはの記事でもまとめています。
Googleが勧める「質の高いレビュー」の中身

Googleは、商品レビューを書く人に向けて「質の高いレビュー」の書き方を公開していて、その中では次のような内容が勧められています。
製品が物理的にどのように見えるか、またどのように使用するかを示す証拠を提供し、コンテンツの信頼性を高めます。製品の性能をさまざまな基準で定量的に測定し、その結果を共有します。類似製品と比較して、どのような点が優れているかを説明します。製品の長所と短所を、独自の調査に基づいて議論します。購入者が選択できるように、複数の販売者へのリンクを含めることを検討します。
どれも、実際に商品を手に取った人でないと書けない内容ばかりですよね。

つまり、使ったことのない商品を想像で勧める記事は、今の検索では評価されにくいということです。
売れるアフィリエイト記事の構成|5つのステップで組み立てる

私がおすすめしている構成は、次の5つのステップです。
- ステップ1:キーワードから読者の悩みを1つに絞る
- ステップ2:冒頭で「広告を含むこと」と答えを書く
- ステップ3:自分で使った体験と、測った数字を集める
- ステップ4:他の商品と比べて、長所も短所も書く
- ステップ5:読者の次の一歩を後押しして、リンクを置く
順番どおりに進めると、書きながら迷うことが減りますよ。
ステップ1:キーワードから読者の悩みを1つに絞る

最初にやるのは、書き始めることではなくて、キーワードを決めて「この検索をする人は何に困っているのか」を1つに絞ることです。
例えば「食材宅配 解約」と検索する人と、「食材宅配 比較」と検索する人では、知りたいことがまったく違いますよね。
前者は「やめるときに面倒なことはないか」を気にしていて、後者は「どれを選べばいいか」を迷っています。
ひとつの記事で両方に答えようとすると、どちらの人にとっても読みにくくなるんです。

なので、1記事で答える悩みは1つだけにして、それ以外は別の記事に分けると、それぞれの記事がはっきりします。
ちなみに、人気のキーワードは大手のサイトが上位を占めていることが多いので、少し角度を変えたキーワードを選ぶのもひとつの方法です。
選び方はずらしキーワードを選定する方法で詳しくまとめています。
ステップ2:冒頭で「広告を含むこと」と答えを書く

キーワードが決まったら、記事の冒頭に書くことは2つあります。
ひとつ目は、この記事に広告が含まれていることの表示です。
2023年10月1日から、広告であることが分かりにくい広告、いわゆるステルスマーケティングは景品表示法の違反になりました。
令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
規制の対象は広告主(商品を売る会社)なんですが、アフィリエイト広告もこの対象に含まれています。
そのため、広告主やASPから、記事の中で広告であることが分かるように書くよう求められることが多くなっています。
では、どう書けば「広告だと分かる」のかというと、消費者庁のQ&Aでは次のような例が挙がっています。
「広告」、「宣伝」、「プロモーション」、「PR」といった文言による表示を行うことが考えられます。また、「A社から商品の提供を受けて投稿している」といった文章による表示も考えられます。
なので、記事の一番上、読者が最初に目にする場所に「この記事はプロモーションを含みます」のように書いておくと安心です。

ふたつ目は、読者の問いへの答えです。
「結局おすすめなのか」「自分に合うのか」を冒頭で書いておくと、読者は安心して続きを読めます。
答えを最後まで引っ張るより、先に伝えて理由を後から説明するほうが、途中で離れる人が少なくなるんですよね。
ステップ3:自分で使った体験と、測った数字を集める

アフィリエイト記事の中心になるのが、あなた自身の体験です。
先ほどのGoogleのレビューのガイドでも、実際に使ったことを示す写真や、数字で測った結果が勧められていましたよね。
例えば、次のような材料があると、記事の中身がぐっと具体的になります。
- 届いたときの箱や中身の写真
- 使った期間と回数
- 時間やお金など、数字で比べられる結果
- 使っていて困ったこと、意外だったこと

ここで大事なのは、上手な感想を書くことではなくて、読者が「自分が使ったらこうなりそう」と想像できる材料を並べることです。
「とても便利でした」とだけ書くより、「夕飯の準備が、いつもより短く済んだ日が多かったです」と書くほうが、読者は自分の生活に置き換えやすいんです。
そこに測った数字が加われば、なおさら伝わりやすくなりますよ。
ステップ4:他の商品と比べて、長所も短所も書く

体験がそろったら、似た商品と比べてどこが違うのかを書きます。
読者は、ひとつの商品だけを見て決めることはあまりなくて、たいてい他の候補と見比べているからです。
比べるときは、価格、使いやすさ、続けやすさなど、読者が気にしそうな点をいくつか決めて、同じ基準で並べると分かりやすくなります。
それから、短所もきちんと書くことが大切です。

「こういう人には合わないかもしれません」と書くと売上が減りそうに感じるかもしれませんが、むしろ逆のことが多いんです。
合わない人が分かると、読者は「じゃあ私には合いそう」と自分で判断できるので、買ったあとの「思っていたのと違った」も減ります。
また、Googleのガイドでは、複数の販売先へのリンクを載せることも勧められています。

公式サイトと、よく使われる通販サイトの両方を用意しておくと、読者は自分が使い慣れているお店で選べます。
なお、料金やプランを書くときは「執筆時点」と添えて、公式ページへのリンクを置いておくと、読者が最新の情報を確かめられます。
ステップ5:読者の次の一歩を後押しして、リンクを置く

最後のステップは、読んだ人が次に何をすればいいかを示すことです。
人には、今の状態をなるべく変えたくないという心の傾向があって、行動経済学では現状維持バイアスと呼ばれています。
スマホのプランを変えたほうが安いと分かっていても、手続きが面倒でそのままにしてしまうこと、ありますよね。
まさにあれなんです。

なので、記事の最後では「まずはお試しで1回注文してみる」「無料期間中に解約方法だけ確認しておく」など、小さな一歩を具体的に書いておくと、読者は踏み出しやすくなります。
ただ、「今だけ」「急がないと損」のようにあおる言葉は、私は使わないほうがいいと考えています。
あおって買ってもらっても、読者の満足にはつながらないからです。
読者の気持ちに寄り添いながら行動を後押しする文章の書き方は、セールスライティングとはの記事でも詳しくまとめています。

そのまま使えるアフィリエイト記事の例文

5つのステップに沿った例文は、次のとおりです。
例として「食材宅配サービス」を紹介する記事を想定していますが、商品名や体験の中身をあなたのものに入れ替えれば、そのまま使えます。
例文の中の「〇」には、あなたが実際に使って確かめた内容が入ります。
冒頭(広告表記と答え)の例文
冒頭では、広告の表示と、記事の答えを最初に書きます。
- 例文:「※この記事はプロモーションを含みます。」
- 例文:「A社の食材宅配は、平日の夕飯づくりを短くしたい共働きの家庭には合いやすいサービスです。一方で、食材を自分で選びたい方には少し物足りないかもしれません。この記事では、私が〇週間使ってみて感じたことを、良い点も気になる点もそのままお伝えします。」
ポイントは、「どんな人に合うか」と「どんな人には合わないか」を最初の数行で伝えていることです。

こうしておくと、合いそうだと感じた人が続きを読んでくれるので、記事の最後までたどり着く人が増えやすくなります。
体験パートの例文

体験パートでは、いつ、何を、どれくらい使ったかを具体的に書きます。
- 例文:「届いた箱を開けると、〇食分のキットが入っていました(写真)。」
- 例文:「実際に作ってみると、下ごしらえ済みの食材が多く、調理にかかった時間はいつもより〇分ほど短くなりました。」
- 例文:「ただ、冷蔵庫に入れるスペースが思ったより必要で、届いた日は少し整理が必要でした。」
数字の部分には、あなたが実際に測った値を入れます。

測っていない数字をそれらしく書くと読者をあざむくことになるので、分からないときは「短く感じた」のように、感じたままを書くほうが誠実です。
比較・短所パートの例文
比較パートでは、同じ基準で並べてから、合わない人をはっきり書きます。
- 例文:「B社と比べると、A社は1食あたりの値段が〇円ほど高いのですが、そのぶん下ごしらえが済んでいる食材が多く、調理の手間は少なめでした。」
- 例文:「反対に、献立を自分で決めたい方や、食材を一から選びたい方には、B社のほうが合うと思います。」
比べる相手は、読者が実際に迷っていそうな商品にすると、知りたい答えにまっすぐ届きます。
締め(次の一歩)の例文
締めでは、合いそうだと感じた人に向けて、小さな一歩を具体的に書きます。
- 例文:「平日の夕飯づくりを少しでも楽にしたい方は、まずは1回分だけ注文して、自分の家の冷蔵庫や生活に合うかを試してみると判断しやすいです。」
- 例文:「続けるか迷ったときのために、解約の手順は公式サイトの〇〇のページに載っています。」
解約の方法まで書いておくと、「やめたくなったらどうしよう」という不安が減るので、試しやすくなるんですよね。
読まれない・売れないアフィリエイト記事によくある4つのこと
ここまでの5つのステップを裏返すと、読まれない記事や売れない記事の特徴が見えてきます。
1つ目:使っていない商品を、調べた情報だけで勧めている
公式サイトや他の人の口コミをまとめただけの記事は、AIによる概要でも同じことが分かってしまいます。
なので、読者がわざわざ記事まで来る理由がなくなってしまうんです。
2つ目:広告であることが書かれていない
広告の表示がない記事は、読者に不信感を持たれやすく、広告主やASPのルールにも合いません。
冒頭に一行入れておくだけで防げます。
3つ目:長所しか書いていない
良いことばかり書いてある記事は、読者から見ると「本当かな」と感じやすいんですよね。
合わない人をはっきり書いたほうが、合う人からは信頼されます。
4つ目:1つの記事で、いくつもの悩みに答えようとしている
「比較」も「口コミ」も「解約」も1つの記事に詰め込むと、どの検索の人にとっても答えが見つけにくくなります。
悩みごとに記事を分けると、それぞれの記事が検索にも読者にも届きやすくなります。
アフィリエイト記事の書き方についてよくある質問
アフィリエイト記事は、何文字くらい書けばいいですか?
文字数に決まりはありません。
読者の悩みに答えるのに必要な分だけ書けば十分で、体験や比較をきちんと入れると、結果として長くなることが多いです。
使ったことのない商品を紹介してもいいですか?
禁止されているわけではありませんが、Googleのレビューのガイドでは、実際に使ったことを示す写真や測った結果が勧められています。
使わずに紹介するときは、使っていないことをはっきり書いて、公式の情報を正確に伝えるほうが誠実です。
広告の表示は、どこに書けばいいですか?
読者が最初に目にする、記事の一番上に書いておくのが分かりやすいです。
「この記事はプロモーションを含みます」のような一文で伝わりますし、使っているASPや広告主のルールもあわせて確かめておくと安心です。
AIで記事を書いてもいいですか?
構成を考えたり、下書きを作ったりするのをAIに手伝ってもらうのは便利です。
ただ、Googleは検索のスパム対策を続けていて、AIで量産した中身の薄い記事は評価されにくくなっています。
なので、体験を書くことと、情報が正しいかを確かめることは、自分でやる必要があります。
高いお金を払って教材を買わないと、稼げませんか?
高額な教材がなくても、アフィリエイト記事は書き始められます。
私自身、以前コンサルに30万円を払ったあと、連絡が途絶えてしまった経験があります。
その場で申し込みを急がせる高額な話は、一度持ち帰って、内容と返金の条件を確かめてから決めると安心です。
最初の報酬が出るまで、どれくらいかかりますか?
キーワードや記事の数、紹介する商品によって大きく変わるので、一概には言えません。
私もトレンドアフィリエイトでは、月4万円、8万円、15万円と、少しずつ増やしてきました。
最初の数か月は結果が出にくいものと考えて、1記事ずつ見直しながら続けると、焦らずにすむと思います。
まとめ
アフィリエイト記事は、読者の悩みを1つに絞り、冒頭で広告であることと答えを書き、自分の体験と比較を見せて、次の一歩を後押しする、という順番で組み立てると、今の検索でも読まれやすくなります。
売れる記事は、上手な文章よりも、読者が「自分の場合はどうなるか」を想像できる材料がそろっている記事なんですよね。
まずは自分が実際に使っている商品を1つ選んで、5つのステップに沿って書いてみると、何が足りないかが見えてきます。

