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【副業】おすすめしない稼ぎ方と具体的な種類※使用時間に価値はあるか?
当記事では副業の中でもおすすめしない稼ぎ方と、その具体的な種類について解説していきます。
一口に「副業」といってもその種類は様々です。
概ねネットを使って稼ぐタイプのものが主流ですが、その中でもやってもあまり意味がなくおすすめしない種類もあります。
私自身も副業系のネットビジネスは様々な種類のものをやってきましたが、稼げたものもあれば稼げなかったものもあります。
私のことを知らない方はプロフィールをご覧ください。
正直、おすすめしない副業の種類は、稼げても一時的であることがほとんどです。
そもそも、その種類以前に、その稼ぎ方にも原因がありますので、その辺も併せて解説します。
無駄足を防いで効率的な副業を始めてください。
YouTubeでおすすめしない副業をみる
副業でおすすめしない稼ぎ方
まず、おすすめしない副業は種類以前にそのワークスタイルに問題があるように思います。
- かけた時間に対してのリターンが少ない
- 労働型で稼げる金額に天井がある
- 実になるスキルがなく汎用性がない
①かけた時間に対してのリターンが少ない
一番はかけた時間に対してのリターンが少ない種類のものです。
猛烈にやっても1円とかね・・・もうやる意味ないですよね。
②労働型で稼げる金額に天井がある
2番目は労働型で稼げる金額に天井があるタイプのもの。
労働型っていうのはやったらやったぶんしかお金にならない働き方のことです。
雇用されて働く働き方もそうですし、副業の中でもそういうのはあります。
逆に私的にはそういう資産性のない副業はおすすめしません。
副業をやる目的にもよると思いますが、将来的に楽になりたいから始める人が大半だと思います。
ですから労働型の副業は論外です。
③実になるスキルがなく汎用性がない
3番目は実になるスキルがなく汎用性のないタイプのもの。
このタイプの副業もおすすめしません。
2番の「労働型の副業」っていうところにも通じるところがあるのですが、
その副業で培ったスキルが、そのものにしか使えない感じだと、そのやり方でずっとやらなきゃいけなくなってしまいます。
応用できる範囲も極端に狭かったり・・・。
- もしその副業が世の中で通用しなくなったら?
- もし風邪を引いて作業が出来なかったら?
こうなったら副収入はゼロになり、世の中で通用しなくなったらまた新たに違うスキルを習得し直さなくてはいけません。
おすすめしない副業の具体的な種類
私がおすすめしない副業の種類はこちらですね。
- 物販ビジネス
- ネットワークビジネス
- スマホ副業
- FX
- 内職
①物販ビジネス
おすすめしない貧乏副業の一つ目は、物販ビジネスです。
物販やってる人はかなり多いので、ドキッとした方、多かったのではないでしょうか?
私は、今までたった一度だって物販をおすすめしたことはありません。
なぜなら、私もやったことがあるから、その大変さを良くわかってるからです。
そして、私にビジネスの相談をしてくる人の中でダントツに多いのが、この物販ビジネスに失敗したという人です。
この前は、「売上金をプラットフォーム側に全部凍結されて回収できなくなってしまった」という相談も、もらいました。
そう・・・物販は完全にプラットフォーム依存のビジネスなんです。
物販といっても幅広いので、ここでちょっと物販について頭に入れておきましょう!
物販とはその名の通り、モノを販売する商売の方法です。
「安く仕入れて高く売る」簡単にいうと、こういうビジネスですね。
物販の中でも色々種類があって、よく聞くのはこういうのですよね。
- せどり
- 輸入転売 (中国輸入)
- 無在庫物販 (無在庫転売)
こんなワード聞いたことあるんじゃないですか?
一部を除いて大体は、やり方として次のような流れです。
リサーチ → 仕入れ → 販売 → 発送
これが物販というものです。まず覚えておきましょうね。
これの何がおすすめできないのか・・・
- とにかく時間がかかる
- スキルの蓄積が乏しい
- 初期費用・自己資金がかかる
- 在庫管理や発送の手間がかかる
こういう理由からです。一つ一つ説明していきます。
1-1 とにかく時間がかかる
1つ目は、とにかく時間がかかって労働型のビジネスだということです。
何の仕組みもありません、やらなければ1円にもなりません。
昔、 ネットビジネスをやっている人の集まりみたいな所に行ったことがあって、そこで物販の業界ではトップクラスのプレイヤーにお会いすることができたんです。
その会場にいる周りの人も「あの人はすごい」と言っていました。
月に数千万稼いでいたとか。
ただ・・・「やっぱりな」 と思ったのは、みんな口を揃えて「あの人の作業量は尋常じゃない」「起きている間ほとんど作業に当てている」
この言葉でした。
彼は専業だったからそれで良かったのかもしれませんが、 「それを副業で?」と考えると震えます。
本業の会社からコテコテに疲れて重たい足を引きずり自分の家に入ったやいなや、パソコンを開いて鬼のようにリサーチし、休日は休みたいのを我慢して仕入れに向かい、
空いた時間でとにかく出品出品出品出品・・・・売れれば発送です。
どうです?本業が終わった後・・・できそうですか?
会社を辞めて物販ビジネスで「起業」するなら、百歩譲ってまだ分かります。
でも副業でやるなら・・・・? やっぱりおすすめしません。
1-2 スキルの蓄積が乏しい
2つ目はスキルの蓄積が乏しいということ。
「物販だと即金性がある」みたいなフレーズや「これ以上シンプルでわかりやすいビジネスはない」みたいなフレーズに惹かれて始める人が多いのです。
確かにシンプルですし、売れればすぐにお金になります。
ですが、一つ大事な本質をお伝えしておきます。
参入障壁が低く、簡単にお金になるものはライバルも多いですし、何より身につくスキルもあまりありません。
物販で身につくスキルは何でしょうか?
- 商品の目利き
- 仕入れの方法
- 出品の方法
- 発送のノウハウ
でしょうか? これって物販ビジネス以外に使えるんでしょうか?
正直いうと、クリエイティビティの低いくくりです。
物販ビジネスをしても何かをクリエイティブする力・・・つまり何か作品を作る力は身につきません。
リサーチだったり、仕入れだったり、出品だったり、発送だったりのプラットホームやサービスの使い方が身につくだけです。
それは自分じゃなくても誰がやってもできることで、何の独創性もないんですよね。
つまりそのスキルは希少価値が薄いということ。
だから物販をおすすめするフレーズとして「誰でも簡単にできますよー」などの再現性の高さを謳ったり「すぐにお金になりますよー!」などの即金性を謳ったりするわけです。
ですが、覚えておきましょう。
それだけ独創性が低いということは、自分じゃなくても同じような事が出来る代わりの人間が大勢いるビジネスだということです。
1-3 初期費用・自己資金がかかる
3つ目は初期費用・ 自己資金がかかるからです。
仕入れをしなくてはいけないのだから当然ですよね。
安く仕入れるといっても、仕入れはまとめてするものですよね。
1個とか2個その都度仕入れるものではありません。
どれぐらいの規模でやりたいのか?にもよりますが、最初に最低でも50万円ぐらいは仕入れ用の資金がないときついでしょう。
「多ければ多いほど良い」といった感じでしょうか。
大体はスクールとかに入ると、最初に「クレジットカードを作って下さい」などいわれるんですよね。
それも、かなり何枚も作ることになります。
それを使って、「支払日前に売上金を回収するから自前のお金はいらないよねー」「損しないよねー」というやり方です。
とはいえ、それも確実ではありません。
50万円分クレジットカードを使って仕入れて、次のクレカ支払日までに50万円以上の売上を回収しなければ赤字になるんです。
仮に運良く60万円の売上を上げれたとしても、仕入れで50万円使っているわけですから利益は10万円しかありません。
初期費用や経費がかかるぶん、利益率が恐ろしく低いのが特徴です。
ネットを使って副業するのであれば、利益率が90%以上のものも沢山あるわけですから、 あえてここを選ぶ必要はないのかなと。
1-4 在庫管理や発送の手間がかかる
そして4つ目は、在庫管理や発送の手間がかかるです。
当然ですが、仕入れたものは自分で在庫管理しなくてはいけません。
仕入れた商品も、全部売れるわけではありませんから、もちろん在庫になれば置く場所も必要です。
逆に、売れれば発送する手間もかかります。
梱包も全部自分でしなくちゃいけません。
もちろん!そういう面倒な作業を代行してくれるサービスもあるんですよ!
Amazon FBA というサービスもあるのですが、それも手数料がかかりますし、まとめて利用すれば得かもですが、
取扱点数が少ないなら損なので、それなら自分で在庫管理や発送した方が良いってことになります。
でも自分でやると、ものすごい手間だし・・・・というジレンマですよね。
- とにかく時間がかかる
- スキルの蓄積が乏しい
- 初期費用・自己資金がかかる
- 在庫管理や発送の手間がかかる
こういう理由からおすすめしないと解説してきたわけですが、多分こういう異論も出てくると思います。
いやいや物販のなかには、「自己資金0・在庫や発送の手間0・片手間でできる」そんなやり方もあるんですよ、知らなかったんですか?KYOKOさん・・・と。
はい、もちろん知っています。 それは無在庫物販(無在庫転売)です。
無在庫物販とは、その名の通り、在庫がない状態で商品を出品し、注文が入ってから仕入れるという方法。
だいたいはブランド品やファッションを取り扱う「BUYMA」というサイトを使います。
これを聞いてどう思いますか? 商品が手元にないのに注文を受け付けるって・・・・
犯罪の匂いがプンプンしますよね。 しかし実はこれ、法律的には違法ではありません。
販売サイト側でOKならやっていいんです。・・・でBUYMAは一応OKだと。
ただ、この美味しい話を鵜呑みにする前に、一旦立ち止まって考えてみてくださいね。
- アマゾンや楽天などの大手はもちろん無在庫はNG
- BUYMAが無在庫NGになったらどうする?
- そもそも倫理的にどうなんだ?
この点です。
私個人の意見は反対です。
注文がきてからの仕入れなので、結局仕入れられるとおもっていたものが、いざとなったらできなかったり、発送が遅れて顧客とのトラブルが絶えないなどもよく聞きます。
それに、今後、無在庫転売が法律的に規制されたらどうしますか?
物販ビジネス業界では、綺麗なお姉さんがハイブランドの洋服に身をつつんで、おしゃれなホテルで高級ランチをしてるイメージ戦略が目立ちます。
- 主婦でも簡単!
- 即月30万売り上げられる!
- 優雅にお茶会
はっきりいって、商売はそんなにあまくありません。
物販なんて髪振り乱してやらなきゃいけないビジネスの代表格ですよ。優雅にお茶会なんてしてる暇ありません。
ネットワークビジネス
おすすめしない副業の2つ目は、ネットワークビジネスです。
ネットワークビジネスっていうと、ネットビジネスとかんちがいする人が結構いるのですが、全く別物です。
いわゆるネットビジネスと呼ばれてるものは、「インターネットを使ったビジネス」で、SNSとかブログなどのメディア運営のことを指します。
一方、ネットワークビジネスは簡単にいうとマルチ商法です。はい。
もっとわかりやすい言葉に置き換えると、ネズミ講とほぼ同義。
ネットワークビジネスをやってる人に言わせると、必ずといっていいほど出てくる決まり文句が
「ネズミ講は違法だけど、ネットワークビジネスは合法だ」というもの。
ただ、やり方としては、親会員がどんどん紹介で物品を販売していき、会員を増やしていく構造のものです。
ネズミ講も一緒。呼び方を変えているだけです。
子会員や孫会員の売り上げの何%かが親会員に報酬として入ってくるので、たくさん勧誘して商品を買わせつつ、「一緒にこのビジネスをしましょう!」みたいな感じで人を増やしていけば、大元が儲かる仕組みです。
もちろん時間をかけても報酬は0かもしれないし、商品をうったり会員の勧誘数に比例する報酬ですから、やっぱり労働型ですよねー・・・寝ずにやるわけにいきませんしね。
そして、スキルもとくにないですよね・・・勧誘するスキルは身につくかもしれませんが、他で使えませんしね・・・
特筆する部分としては
- 下はほとんど儲からない
- 信用を失う
この点です。
2-1 下はほとんど儲からない
ここまで聞いたらわかるようにネットワークビジネスで儲かるのは最初に始めたトップ数%だけです。
ネットワークビジネスの収入源は主に会員を集めた入会金や会費、商品を販売した商品代金のバックマージンです。
収入源としてどちらが大きいかと言えば、入会金やか会費なんですよね・・・
商品はそんなにボコボコ売れるものではありませんから、やはり会員を増やすことの方がいいわけです。
こんな風に一番最初に始めたトップの人が、仮に2人に紹介するとします。
そしてその二人がそれぞれ二人に紹介して、さらにそれぞれが二人に紹介して・・・とこのようにピラミッド状になっていくのですが、
仮に入会金が10万円だとしたら、その内の3万円が直属の上級会員にバックマージンとして入り、さらに上の会員に2万円入り、そのまたさらに上の会員に2万円入り・・・・
と、上の会員になればなるほど自分は何もしなくても子会員が人を集めて来れば来るだけ勝手に儲かります。
あとから始めた人は、商品を販売するのはなかなか難しいので、「バーベキューパーティーだ」「サッカー交流会だ」などとそれらしい名目をつけて人を集めます。
そして、いろんな人に声をかけつつ、友達や信用を失いつつ、なおかつお金も稼げません・・・
2-2 信用を失う
それがこのネットワークビジネスの最悪の落とし穴だと思いますよ。
失うものが大きすぎる。
サクッとその理由もお話しします。
ネットワークビジネスの始まり
まず始まりはこうです。
1、信頼してるあなただけに良い話があると言われる
2、会って話を聞いて欲しい人(上級会員)がいると言われる
3、〇〇政府公認のプロジェクト・業界の著名人が関わっているなどと言われる
4、実際に儲かってる画面などを見せられる
5、組織のトップや幹部のセミナーにこないか?と誘われる
まあ大体こんな流れで、商品の購入や、「同じように一緒にビジネスしないか?」と誘われます。
この手の誘いは私も何度か受けたことがあるのですが、
もうね・・・・こういうの誘ってくる人は、ほんとに独特の雰囲気があります。
商品やその組織を異常に信仰してるというか、盲信してる感じもあり、なんだかこわい宗教の匂いを感じます。
そして一生懸命説得してくるのは、結局自分の報酬のバックのため・・・というね。
余談ですが、先日私にビジネスの相談をしてきた方がいて、その内容が「水素水のマルチ商法」をやろうかどうかという話だったんですね・・・
聞いた瞬間に「やばいやつだ」とピンときましたが、
本人は「絶対に儲かるビジネスだ!」「損しようと思ってもできない仕組みだ」と謎の理論を展開し始めます。
その話そのものが、マルチ特有のソレでした。
・・・で、もちろん私の立場としては、「やめておいた方がいいと思いますよ」と親切心からお答えしたのですが、
「KYOKOさんともあろう人が、このビジネスの本質をわからないなんて!!!」と逆に怒られてしまったぐらいだったんですね・・・すごい入れこみ様です。
現在はというと、もちろんそんな団体の名前も全然聞きませんし、その方もどうしてるかわかりません。
そのビジネスが、世の中を揺るがすようなビックプロジェクトだったらニュースにぐらいなってもいいと思うのですがね・・・
この記事を見てくれている人の周りにも1人ぐらい、そういう人っていませんか?
「すごい人がいるからあってみない?」とか「まだ誰も知らないプロジェクトだ」とか「中国政府公認の極秘ビジネスだ」とか・・・
大丈夫・・・安心してください。
そんなすごいビジネスの話・・・・一般の私たちのところには、地球がひっくり返ったって降りてきませんから。
そんな話を盲信して、知人を誘った日には「やばい奴認定」確定です。
稼げない上に、周りの信用までも失ってしまう、このビジネスは、副業でなくてもお勧めしません。
③ スマホ副業
おすすめしない副業の3つ目は、みんな大好き「スマホ副業」です。
一度は考えたことあるはずです。
スマホでぽちぽちしながら稼げたら最高だなーって・・・わかります。
でも、残念。スマホ副業は貧乏副業なんですね。
最も大きな理由として、時間がかかる割に恐ろしく稼げる金額が低いという点が挙げられます。
もちろん作業自体は誰でもできる簡単なものなのですが、みんなわかってますよね?
「誰でもできる仕事は単価が低い」これは、世の中のセオリーです。
そもそもスマホ副業は、スマホでできる副業のこと。
チャットレディーやアンケート入力。
ポイントサイトなんかもそうです。
スマホ副業にはこのような特徴があるんです。
- スマホは〇〇用のデバイス
- そもそも副業ではない
- スキルの蓄積が皆無
一つ一つ解説していきますね。
3-1 スマホは消費者用デバイス
スマホは消費者用デバイスです。
そう。スマホはお客さん向けの端末なんですよね。
商品をかったり、広告をみて申し込みしたり、サービスを使って「いいね」したり。
でも、お金をもらうためには何かを生み出さなきゃいけない。作品を作らなきゃいけないんです。
スマホで何かを作るには限度があります。
稼ぐなら生産者用デバイスのパソコンは必須アイテムなんですよ。
そういうと「今はスマホも技術が進んできてパソコンと同じぐらいのことできるんですよ、知らないんですか?KYOKOさん!!」と言われちゃいそうですが、果たして本当にそうでしょうか?
狭い画面で作業領域も低い中、 コンピューターのスペックも明らかに PC の方が高いわけです。
「文章を書くだけならスマホでも変わらなくない?」
いえいえ、これもパソコンの方が明らかに効率的に品質の高い文章を書くことができます。
パソコンであればモニターを二つにして、一つは調べながら一つはライティングするなんてこともできますが、スマホではそうはいきません。
パソコンであれば文章に合った適切な画像をチョイスしながら作ることもできますが、スマホから画像をとって来るのであればせいぜいキャプチャーが精一杯です。
「今の iPhone はカメラ機能が優秀だから動画はスマホでも OK でしょ?」
確かに iPhone のカメラ機能は優秀ですよね。
ですが、編集はどうでしょう?
アプリで編集もできますが、やはり Adobe のプレミアプロなど・・・専門の編集ソフトには足元にも及びませんよ。
高品質な画像を作ろうと思えば、やはりこれもスマホではなく、 PC がないと無理です。
画像編集なら優秀なスマホアプリがいっぱいあるよ!
確かにありますね、簡易的に Instagramの投稿に使うぐらいならこれでいいと思います。
ですが、こちらもフォトショップやイラストレーターなどの専門の画像編集ソフトを使えば、商品価値の高い作品を生み出すことができます。
SNS のちょっとした投稿でも、本気でやっている人はやはりこういう専門のソフトを使っていますよ。
つまりまとめると以下です。
- スマホでできることはパソコンの簡易版であるということ。
- 基本的にはお客さん用のデバイスであること
3-2 そもそも副業ではない
そもそもスマホでできることは副業ではなくただのお小遣い稼ぎです。
一日中空いた時間でポチポチやっていても多分3000円ぐらいにしかなりません。
私もやったことがあるので分かります。
モッピーとか、げん玉とか聞いたことありますよね?
ポイントを獲得するための広告案件がたくさんあるので、 アンケートに答えたり資料請求したり、はたまたクレジットカードを作ったりすることでポイントを受け取れるわけです。
しかも基本的に1案件1回のみしかできないので一過性のものなんですよね。
色々あるので一概にはいえませんが、1ポイント1円として、無料でできるものは10ポイントとかそんなものです。
高額なポイントを獲得するためには、結局、商品を購入したり有料の案件に申し込んだりしなくてはいけないような仕組みになっています。
結局はこれってアフィリエイトのセルフバック(自己アフィリエイト)をポイントサイト経由でやってるだけなので、それであれば自分で ASP に登録してセルフバックした方が高額なキャッシュバックを受けることができます。
セルフバックのやり方についてはこちらの記事をぜひチェックしてみてください。
▶︎ 【動画解説付】自己アフィリエイト(セルフバック)のやり方・完全マニュアル
ポイントサイトやアンケート入力はソファーに寝転がりながら楽にできるし、本業でクタクタになって帰ってきてもこれなら出来そうですよね?
ゲーム感覚でできるのが魅力なんでしょうが、ハードルがそれだけ低ければ単価もそれだけ低いわけです。
かなりの時間を費やして月に3000円しかならないなら、残業を増やした方が収入は確実に増えます。
それかバイトした方がましです。
先ほどのスマホは消費者用デバイスといったところも深く関係してきますが、スマホで生み出せるものなんて、ほぼお遊びに近いわけですからね。
3-3 スキルの蓄積が皆無
もちろん簡単にできることなのでスキルの蓄積は皆無です。
労働型の極みですし、身に付くスキルなんてほぼないですよね。
強いていうならフリック入力が上手くなる・・・とかですかね・・・笑
結構スマホで副業できないか探してる人も多いみたいなんですけど、本当に稼ごうと思えばそれなりに勉強も必要ですし、楽に稼げる仕事なんてこの世にありません。
SNS運用やショート動画は、スマホでできますし、ポイントサイトやアンケートモニターとはちがってクリエイティブな仕事ですから、これならおすすめできるのですが、
それもやっぱり、スマホだけで完結するわけではありませんし、勉強も必要です。
結局スマホでできるお小遣い稼ぎは、 「仕事」 という類のものではないので、残念ながら身につくスキルもなければ他に活かすこともできません。
やめておいた方がいいです。
④ FX
おすすめしない副業の4つ目は FX 。
FXとは、日本語で言うと外国為替証拠金取引のことで、 二つの外貨を取引してその利ざやで儲けます。
サラリーマンが副業で FX を選ぶことって多いですよね・・・
やってることは為替取引ですからね・・・「なんか、かっこいいな」とか思っちゃうんでしょうか?
仕事帰ってきてから、ちょこっとスマホでチャートを見て取引しつつ、 しかも短時間で大きな金額が稼げる・・・みたいな。
まあわからなくもないんですけどね・・・私も大学生の頃やってましたから。
でもやっぱり、投資の素人であればおすすめしないです。
私も大きく負けて相場から退場した一人です。
ではなぜ FX が貧乏副業なのか?
- 投機性の高い投資だということ
- 収支がマイナスになる可能性があること
- フロー型のビジネスであること
これらが理由です。
4-1 投機性の高い投資だということ
FX はめちゃくちゃ投機性の高い投資です。
つまり、ギャンブル的な要素が強いということ。
知識のない人が一発逆転を狙って参入すると大きな赤字を抱える危険性があります。
よく聞きますよね?
FXやってて、とんでもない額の借金を抱えて破産する人の話。
どうしてこうも FX は投機性が高いのか・・・
- 値動きがめちゃくちゃ激しいこと
- 運の要素が強いということ
この2点だと思います。
私の知り合いに FX で生計を立てている人がいるのですが、その方に興味があって FX のこと色々聞いてみたことがあるんですね。
FX にかなり精通しているし、著書も出している有名な方です。
で、結論こう言っていました。
「勉強とか世の中の動きとかそういうのは関係ないんですよね・・・基本的には50%の確率で上がり、50%の確率で下がります」
わかりますか?
つまり、上がるか下がるかは半々のギャンブルだということです。
それはどんなに勉強しているベテランの人でも同じです。
ましてや全く勉強もしていない無知な状態で参入なんてしようものなら、どうなると思いますか?
スマホでサクッと取引できるし、 勝てば大きく稼げるのは魅力ですが、そのぶん大きなリスクも付きまとうのが FX です。
4-2 収支がマイナスになる可能性があること
2つ目の理由としては収支がマイナスになる可能性があるということです。
パチンコなどのギャンブルは負けてゼロ円になることはあっても負けて借金を背負うことはないわけです。
近くのア◯ムで、借入などをしなければ・・・
ですが FXは違います。
FX の特徴としてレバレッジをかけることで少額の自己資金から始められるという点があります。
レバレッジというのはてこの原理のことです。
少額の軍資金を証拠金とし、最大25倍までの金額で取引ができるというものです。
すごく簡単に言うと、手持ちのお金が10万円しかなくても、最大250万円ぶんの取引ができるということです。
大きくかければかけるほど成功すれば利益は大きくなり、そのぶん失敗したときの損失も大きくなります。
本当に、ちょこっとチャートが動いただけですぐに数万円マイナスになります。
そこで FX には損失を最小限に留めるために強制ロスカットというシステムがあるんですね。
一定まで負けたら、強制的に損失を確定させてしまう感じです。
「これがあれば元本割れはしないし赤字にはならないんじゃない?」
そう思ったかた・・・甘いです。
この強制ロスカット…確実に発動するとは限りません。
値動きの幅が大きすぎたり、何らかのシステム的な問題があればそのまま取引が続行になってしまうんです。
取引が続行されればどうなるか?
そのままマイナスが膨らみ、証拠金以上に損失が増えた場合には、「追加証拠金」 の通知がきます。
おそらくこれが来る頃には相当なマイナス額ですからね・・・・
こういった理由から FX で大きな借金を背負う人が多いわけです。
4-3 フロー型のビジネスであること
FX はフロー型のビジネスです。
フロー型とは何か?ですが、結局 FX ってやらないとお金にならないじゃないですか?
勝つ確率と負ける確率が半々の中でずっとやり続けないといけないビジネスということです。
逆に資産性のあるビジネスのことストックビジネスと言ったりします。
例えば株や投資信託などの長期投資だったりは、完全にストックビジネスなわけです。
資金を入れておけば、 FX ほど大きな値動きはないかもしれませんが、勝手に利益が生まれてお金が入ってくるわけですから。※もちろん相場にもよりますけどね。
こうすることでお金はお金を生み出します。
旅行に行っていても、寝ていても、風邪で何もできなくても勝手に利益を生み出します。
これが資産性のあるストックビジネス。
FX はそれを考えるとどう考えてもフロー型のビジネスですから、半々の勝率を考えてもやっぱり副業に選ぶべきではないと個人的には思いますね。
⑤ 内職
貧乏副業の5つ目は内職です。
内職とはWikipedia で見てみると・・・以下とのこと。
内職(ないしょく独: Heimarbeit)とは、在宅で仕事を行い収入を得ること(委託)。 製造業者や問屋または請負業者(仲介人)から原材料や機械、器具などの提供を受けて、単独または家族の補助者とともに製造、加工を行うことによって加工賃を得ている家庭内労働[1] のなかの主要な形態をいう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E8%81%B7
よくイメージするのが家の中に大量のダンボールを持ってきて、その中の細かい部品にもくもくとシールを貼ったりするようなイメージですかね。
よくありますよね
例に漏れず、これもやったことあります。
こんな感じで内職は本当に果てしない作業です。
- 稼げる金額が低い
- スキルが身につかない
- 労働型
内職もこの三拍子が完全に揃っています。
5-1 稼げる金額が低い
最も大きな理由は、とにかく・とにかく稼げる金額が低いということ。
だって私がやっていたやつは、1個1円未満でしたからねっ!
何銭とかですよ・・・・そりゃあ、やってもやっても大した金額にならないですし、正直、子供がお手伝いで貰えるお小遣いレベルでした。
こうして見てみると今でも内職の求人とか結構出てるんですね・・・
- ノルマは一切ない
- 完全出来高制
- 時間と場所が自由で融通が利く
こんな風に書いてますが、一個1円未満の単価では満足できる収入を得ようと思えばとてつもない時間が必要なわけです。
この後お話ししますが、ネットを使えば在宅でできる仕事なんて他にもたくさんあります。
わざわざ、ここまで低単価の仕事を副業に選ぶ理由はあまりありません。
5-2 スキルが身につかない
当たり前ですが内職では何のスキルも身につきません。
こう言ってはなんですが、内職は誰でもできる仕事です。
内職の求人を見てみると応募条件にはこのような言葉が目立ちました。
- 年齢不問・学歴不問
- 未経験の方歓迎
- ブランクありの方歓迎
- Wワークの方歓迎
- 勤務時間も休憩もお休みも自由
なんてハードルが低く自由で素晴らしいんでしょうか!
それが売りであり魅力なのですが、 裏を返せば特別なスキルがなくてもできる仕事だということ。
内職で身についたスキルは、内職でしか活かせない場合がほとんどなのではないでしょうか?
ずっと内職で稼いでいくのであればそれでもいいのかもしれませんが、 まとまった収入が稼げない内職を長く続けられる人はほぼいません。
5-3 労働型
これは言うまでもありませんよね。
内職は労働型ビジネスの極みです。
もし副業で内職を選ぶとしたら本業から帰ってきて数時間しか作業できないですよね。
しかも超低単価で完全出来高制なわけですから、1ヶ月に稼げてどれぐらいでしょうか?
毎日行ったとしても1万円稼げるでしょうかね・・・?
しかも、手を休めればその時点で収入はストップします。
これね…他の貧乏副業でも同じなのですが、それなら本業で残業するかバイトした方がマシなわけです。
【結論】時間に付加価値が付かない副業はおすすめしない
本業がありつつ、副業でお金を稼ぎたいのであれば、かけた時間に付加価値がつかないビジネスはおすすめしません。
それであれば、よくわかっている本業へ更に力を入れた方が生産性が高いからです。
おそらく副業を始めようと思う人は、忙しくて低賃金の本業を何とかしたかったり、副業で収入を増やして時間がほしかったりするのだと思います。
それであればその場限りの単発労働収入のような副業ではなく、即効性がなくても、いずれは自分を支えてくれる礎になる様な副業を選ぶべきですね。