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副業Webライターの始め方|月3万稼ぐ全手順 ※体験インタビューあり

この記事で学べること

  1. WEBライターについての全体知識
  2. WEBライターで稼ぐ全手順
  3. 効率よく単価を上げて稼ぐ方法
  4. ライターとしてもデメリットやリスクを払拭

当記事は、WEBライターを始める人の教科書的なコンテンツです。

私自身もビジネスはWEBライターから初めており、今では発注者側としてライターさんにお仕事をお願いする立場です。

KYOKO

つまりWEBライター目線・クライアント目線、どちらの視点からもお話しできることがあります。

これからWEBライターで稼いでみたい人や、やってみたけどうまくいかない人は、この記事を読めば最低でも月3万は稼げるようになる内容です。

記事内では、私の運営する副業の学校の現役のWEBライターお2人にも現場のリアルをインタビューしました!

  • タイムスケジュール
  • 効率よく稼ぐコツ
  • トラブルや注意点

実際の体験から出る、生の情報ですから、初心者ライターにはかなり役立つはず。

それでは、さっそくみていきましょう!

この記事の目次

動画でWEBライターの始め方を学びたい人はこちら
YouTube

① WEBライターとは

WEBライターというのは、その名の通りWEBに特化したライターさんのことです。

WEBライティングはネットを使った副業の中でも圧倒的な即金性がありますし、WEBライター以外でも使える汎用性の高いスキルです。

KYOKO

副業を始めるならWEBライターから始める選択肢はベストだと思いますね!

1-1 WEBライティングの種類 

大前提として WEBで読まれる文章には紙媒体の本と違った特徴があります。

紙媒体の文章はお金を払ってじっくり読むのに対し、 WEBの文章は無料でサクッと情報が知りたい。

ネットユーザーがWEBで文章を読むとき、「いかに簡潔に答えが知れるか」がポイントになってきます。

それを大前提に置きつつ展開されるWEBの文章には次のようなものがあります。

  • SEO ライティング
  • セールスライティング
  • コピーライティング
  • シナリオライティング 

初耳な人もいると思うので軽く説明しておきますね。

SEO ライティング

 SEO ライティングは読者に行動を起こさせるというよりは、集客するための文章術です。

せっかく書いた記事も、どこにも露出しなければ誰にも見られませんよね?

SEO対策された文章を書くことで検索結果に上位表示し、無料でたくさんの人に見てもらうことができるようになります。

※ちなみに SEO とはSearch Engine Optimizationの略で、 日本語で「検索エンジン最適化」の意味です。

このように Google の検索結果で上位に表示することを目指して、ルールに則り文章を書く技術を SEO ライティングと言います。 

セールスライティング

セールスライティングは商品を売ることに特化した文章技術です。

わかりやすくいうと営業トークを文章化するイメージですね。

営業トークはこのように流れに沿って話を展開していきますよね、それと一緒です。

この文章構成は購買心理に合わせて組み立てており、意外とロジカルなテクニックが必要だったりします。

良い商品だからって熱弁しても売れないんですよね。

だからこそ、商品の魅力を上手に伝えて読者の購買心理を掻き立てるようなセールスライティングが必要です。

コピーライティング

コピーライティングとは、元々は広告の文章を指すものです。

KYOKO

「キャッチコピー」という名称ならイメージがつきやすいかもしれません。

短い文章でそのコンテンツの印象を鮮明にイメージさせる文章のことです。

コピーライティングは「イメージ付けのための文章」つまり、ブランディングのためのライティングともいいかえることができます。

SEO ライティングやセールスライティングが中身を固める文章技術であるなら、コピーライティングは入り口を固める文章技術。

タイトルやサムネイルの文章・見出しの文言やお申し込みボタン周りの最後のプッシュをする文言。

このように行動のフックとなる文章がコピーライティングの仕事になります。 

シナリオライティング 

シナリオライティングは時系列や物語のように、ストーリー形式の文章を書くライティング技術です。

メルマガや公式LINEなどをやる人が増えてきたので、シナリオライティングの依頼案件も増えてきたのではないでしょうか。

シナリオライティングは単にわかりやすい文章が書けるだけというわけにはいきません。

どちらかというと構成作家的な考え方が必要で、文章が上手いのは当然ながら企画力がとても重要です。 

1-2 WEBライターの仕事内容 

次にWEBライターの仕事内容についてですが、 まず第一段階で大きく分けて2つあります。

KYOKO

自分で稼ぐか・クライアントワークするか…ですね

自分で稼ぐ場合はその文章技術を活かしてブログで稼いだり、台本を作って YouTube で稼ぐこともできますよね。

ただ、ほとんど最初はクライアントワークから始めるでしょう。

クライアントワークとは

クライアントワークとは、依頼主から発注された内容に沿ってお仕事をし、制作物を納品するワークスタイルのことです。

ブログや YouTube は成功すれば莫大な金額を稼ぐことができますが、割と不確実な世界。

ですがクライアントワークは、発注者と受注者という関係を組むことから「やれば確実にお金になる即金性」があります。 

仕事の手順

  1. 案件を獲得する
  2. 執筆
  3. 納品
KYOKO

手順としてはシンプルにこんな感じです。

仕事内容としては、つぎの通り。

発注形式

発注者であるクライアントから、記事のテーマであるキーワード・見出し構成などが固まった状態で執筆依頼されることがほとんどです。

クライアントのメディア運営スタイルによるかもしれませんが、ほとんどの場合は SEO ライティングが求められるのではないでしょうか。

KYOKO

「とある検索キーワードで上位を狙いたいからそれ向けに記事を書いてね」と

よっぽどのことがない限りキーワードと構成案はクライアント側が決めて依頼してくるでしょう。

納期

クライアント側から「いついつまでに納品してください」と期日を指定されます。

指定の期日までに執筆納品が完了できるように作業を進めます。

修正

一発OKになることもありますが、修正が入ることもよくあります。

とはいえ、修正作業は骨が折れるものです。

KYOKO

たくさん修正したからといって稼げる金額が変わるわけでもありませんし…

修正の規模や頻度はクライアントによりけりなので一概にはいえませんが、事前のすり合わせを綿密にしておくことで最小限にとどめることができるでしょう。 

納品

多くの場合は Google ドキュメントや Word で納品します。

まれに WordPress に入稿まで依頼されることもあるので、そのような場合は入稿時点で納品になるでしょう。 

この一連の流れで OK が出れば、規定の報酬単価がもらえます。

1-3 WEBライターに必要なもの

WEBライターに必要なものは、ぶっちゃけほとんど何もありません。

KYOKO

しいて言うなら、パソコンと文章力は必須かと。

「文章を書くだけならスマホでもできるんじゃない?」

時々このようにおっしゃる方がいますが、おすすめしません。

100%スマホでできないわけではないですが、超非効率だからです。

スマホの小さい画面の中で文章を書くのは思った以上にやりにくいもの。

友達に LINE を送るのとは訳が違います。

ビジネスで文章を書くのであれば、リサーチしながら文章を論理的に組み立てる必要がありますから。

そうなるとパソコンの方が圧倒的に効率的です。

納品する際のファイル添付もパソコンの方がいいですし、スマホだとツール関係も使えません。

文章力に関しては、文章を書く仕事なので当然必要です。

ただ、これに関してはやっていくうちに上達するので「自分は文章がうまくないから…」と最初から諦めることはないですよ。

1-3 WEBライターで稼げる金額

WEBライターの仕事は時給計算ではなく成果報酬型のビジネスになります。

やれば確実にお金になって稼げるので即金性はかなり高いです。

Web ライターで稼げる金額の指標は主に2つ。

KYOKO

文字数 × 文字単価です。

文字単価は、受注形式がタスク案件かプロジェクト案件かによっても変わりますし、実績の有無・ 専門分野の有無なども文字単価に関係してきます。

文字数に関しては記事のジャンルやテーマの広さが関係してきますね。

これはクライアント側が発注することなので、ライター側ではどうすることもできないです。

しかし、テーマの広い記事を狙って案件を獲得する方法もあります。

「文字数稼ぎ」といったら聞こえが悪いですが、記事テーマに対して抜け漏れなく網羅的に記事を書くことでボリュームのある文章にすることもできます。

他にも、継続的に案件をいただくことができれば、総合的にみるとたくさんの文字を書くことになりますよね。

受注形式

  • タスク案件 1文字0.1円〜0.5円
  • プロジェクト案件 1文字0.5円〜1円以上(実績やクオリティによる)
タスク
  • 応募する必要がなく、応募人数に空きがあればすぐにお仕事をスタートする事が出来ます
  • 単発の仕事がほとんど
  • お仕事の内容も簡単で、短時間済みます
  • 報酬が低い
プロジェクト
  • 希望の案件に応募して、契約する事でお仕事をする事が出来ます
  • 納品した記事に修正を依頼されることもあります
  • タスク案件に比べると、スキルを要します
  • 報酬額が高い物もあります
  • 数十件のまとまった依頼や、継続的な依頼を受けることもあります

このようにWEBライターの受注形式には、大きく2種類のタイプがあります。 

「タスク」は報酬が低いですが、誰でもお仕事が出来るメリットがあります。

高いスキルも求められないので、初めは「タスク」に挑戦していきましょう。

KYOKO

ただ、タスク案件ばかりをやっていくのはおすすめできません。

単価がとにかく低いので、コスパがすこぶる悪いからです。

実績がゼロのうちは、いくつか簡単なタスク案件をこなして仕事に慣れていき、なるべく早く文字単価1円以上のプロジェクト案件に応募していきましょう!

(例)作業量 

  • 1文字0.5円のタスク案件を毎日3000文字行ったら・・・1ヶ月で45000円
  • 1文字1円のプロジェクト案件を毎日5000文字行ったら・・・1ヶ月で150000円
  • 1文字2円のプロジェクト案件を毎日5000文字行ったら・・・1ヶ月で300000円 

即金性と確実性があるので、やればやっただけ必ずお金になります。

最初のうちは文字を書くことにも慣れていないと思うので、1日に3000文字書くのもきついかもしれません。

とはいえ、仮に0.5円のタスク案件を毎日3000文字行ったら、1か月で45000円の収入になります。

1円で5000文字なら15万円・2円で5000文字なら30万円です。 

もちろん毎日取り組める案件があるとは限りませんが、 単価と作業量次第で確実に稼げることは確かです。

自分の希少価値 

例えば、WEBライティングの技術に、これらのスキルが欠け合わさることによって希少価値は高くなり高単価で仕事を受けることができます。

  • 専門分野がある 
  • SEOライティングができる
  • コピーライティングができる 
  • セールスライティングができる
  • 行動心理学を理解している
  • WordPress 入稿ができる
  • イラストや図解作成ができる 
KYOKO

私も発注者側なのでこのようなスキルを持っている方に依頼する際は普通より高い単価で依頼しています。

 「自分の単価は自分で決めれる」のが、WEBライターのいいところ。

とはいえクライアントありきの仕事なので、 高い単価でも発注したくなるようなライターを目指しましょう!

② Web ライターとして稼ぐ手順

WEBライターとして稼ぐための一般的な手順は次のとおりです。

STEP
クラウドソーシングサイトに登録
STEP
プロフィールを整える
STEP
案件を探す
STEP
案件に応募する
STEP
提案文を作成する 
STEP
質の高い記事を書いて納品する

ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

2-1 クラウドソーシングサイトに登録

未経験で初心者の方がWEBライターの仕事をするにはクラウドソーシングに登録する必要があります。

クラウドソーシングサービスとは、「お仕事をしてほしい人」と「お仕事をしたい人」をマッチングするサイトのこと。

WEBライター以外にも、様々な仕事のマッチングができます。

雇用されるわけではなく、業務委託契約や譲渡契約として仕事が交わされるので、フリーランスとして活躍できる場となっています。

クラウドソーシングサイトの代表的なものは次の2つが有名。 

ランサーズ

画像引用元:ランサーズ

ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。

2008年4月に東証マザーズにも上場している企業なんですね。

この記事を執筆している現時点で、登録者数は110万人を超えている業界トップのサービスです。

>>ランサーズの公式サイト

クラウドワークス

画像引用元:クラウドワークス

ランサーズに次いで、クラウドワークスも業界ではかなり規模の大きなクラウドソーシングサイトです。

取り扱っている案件数やスキルの種類が豊富なため、多くの人が利用しています。

こちらも2011年11月東証マザーズに上場しています。

>>>クラウドワークスの公式サイト

他にもクラウドソーシングサービスはたくさんあります。

しかし、この2つは登録者数も取扱案件数も他のものと比較にならないぐらい大規模なサービスですから、とりあえずこの2つに登録しておけば間違いありません。

KYOKO

片方にあって、片方にない案件とかも結構あるのでこまめにチェックするといいですね! 

2-2 プロフィールを整える

クラウドソーシングサイトに登録できたらプロフィールを整えていきます。

プロフィールで埋めるべき重要事項 

プロフィールはいわば履歴書のようなものです。

クライアントは、それを見てその人にお仕事をお願いするかどうかを決めています。

ちなみに、ランサーズでもクラウドワークスでもプロフィールは似たような入力項目があります。

基本情報
アイコン・名前・法人 or 個人・ステータス・学歴・稼働可能時間/週・時間単価・自己PR・Twitterアカウント…など、その人の人となりを理解するために必要な一般的な項目です。
それぞれ公開非公開が選べるので、なるべく明かせるところまで開示していけるといいですね。

職種
クラウドソーシングサイトは企業さんも利用しますから、 ご自身の業種や職種を登録する項目もあります。

スキル・資格
持っている資格やどのようなスキルがあるかを示す項目もあります。

ポートフォリオ・実績
今までどのような活動を行ってきてどんな作品を作る人物なのか?
そして結果としてどのような実績を残してきたのか?

サービスによって多少は項目の名称が違ったりしますが、プロフィールを作る際にはこれらの項目を埋めていくことになります。

ここでクライアント目線から一言!

どのようなポイントを見て、仕事の依頼を決めているのか・・・

あくまでこれは個人的な意見にはなりますが、概ねほとんどのクライアントが同じだと思います。

KYOKO

実績・過去の作品・単価・人柄
私は、正直これ以外は見ていません。

まず実績のある人物なのかどうなのか。

これは実力を測る上でも事実ベースの話なので揺るぎないですよね。

次にどんな作品を作る人物なのか?過去の作品は見てみたいです。

どんなに実績があっても自分の依頼したいテイストと違っていれば難しいからです。

そして単価。いくらで頼める人なのかは当然チェック項目です。

どんなに良い文章を書いてくれるライターだとしても、依頼単価が高すぎてはコスパが悪いわけで…

「良い文章をなるべく安く」というのが発注者側の気持ちとしては当然です。

そして、私が絶対最後に外せないと思っているのが人柄です。

KYOKO

やり取りの段階で横柄だったり納期を守らないライターに当たったら嫌なので、私は必ず Twitter アカウントをチェックしに行きます。

プロフィールには立派なことを書いていても、 Twitterではグチばかりツイートしていたり、よく分からない懸賞に応募していたり…

そういう人には絶対依頼しません。 

そう考えると、Twitter は現在の名刺のようなものですね。

認証で信頼を高める

クラウドソーシングサービスには信頼を高めるために認証項目があります。

今回はランサーズを例にとって解説していきます。

ランサーズの4つの認証項目
  1. 本人確認
  2. 機密保持確認
  3. 電話確認
  4. ランサーズチェック

1、本人確認

本人確認は発注者と受注者間でのトラブル防止のために行われています。

実在する人物であることをしっかり確認しておくことで発注者側も安心して案件を依頼することができますよね。

また報酬の出金時にもステータスが「本人確認済み」であることが必要なため、この項目は必須になります。

2、機密保持確認

秘密保持確認は信頼性の向上のために行います。

クラウドソーシングサイトでは企業とのお仕事もありますから、業務に関することは口外禁止ということです。

機密保持確認を行っていれば「同意している」ことになりますから、信頼性が高まります。 

3、電話確認 

電話確認はランサーズの自動応答システムを使って、ユーザー登録している電話番号へ確認を取るサービスです。

電話確認が取れればプロフィール欄に「電話確認済みマーク」が表示されるため信頼性が高まります。 

4、ランサーズチェック 

ランサーズチェックとは、ランサーズで仕事をする際の基礎知識の理解度をはかるチェックテストです。

これらの認証が済んでいないと受けられない仕事があるので、早めに済ませておくのが良いでしょう。

※クラウドワークスにも秘密保持契約(NDA)やランサーズチェックに似た「プロクラウドワーカー」という認証項目があります。

どれも信頼性を高めるために必要なステータスとなるのでなるべくクリアしておくのをオススメします!

ちなみに認証項目がクリアされるとこのように表示されます。

赤枠は、応募条件として「本人確認」と「秘密保持確認」が済んでいることが挙げられています。

青枠にある緑色のチェックマークは、4項目の認証が済んでいる印です。

KYOKO

認証済みかどうかは目立ちますね。

2-3 案件を探す

実績が溜まってきたりアカウントのステータスが高まって来れば、クライアント側から依頼がくるようにもなるでしょう。

とはいえ、最初はこちらから案件を探して応募して行くことになります。

ここではランサーズを例に、プロジェクト案件の探し方と応募の方法についていくつか見ていきましょう。

「仕事を探す」画面で絞り込む

まずはランサーズの画面の上にある「仕事を探す」をクリック

仕事(案件)を閲覧出来る画面が表示されます。

自分に合ったお仕事を探す為に、検索条件で絞って行きましょう。

条件を絞る方法は3つあります。

  1. キーワードを入力して検索
  2. 「よく検索される条件」で検索
  3. カテゴリなどを選択して検索

それぞれ、見ていきましょう。

キーワードを入力して検索

受注したい仕事をキーワード検索する事で、案件の絞り込みをする事ができます。

  1. 検索窓に、受注したいお仕事のキーワードを入力
  2. 検索のマークをクリック

自分が受注したい仕事の目的に合わせて次のように検索するとどうでしょうか・・・

  • 「美容家の文章が書きたい」→「美容 ライティング」
  • 「継続的に受注できる SEO 記事が書きたい」→「SEO ライティング 継続」
  • 「初心者でも受注できる簡単な記事が書きたい」→「初心者 簡単 執筆」

目的の案件が絞り込めるはずです。

検索結果が多い場合は、更にキーワードを増やして結果を絞って行きましょう。

「よく検索される条件」で検索

「文字単価 1円以上」や「記事数 10本以上」など、良く検索される条件がピックアップされています。

クリックするだけで、条件の絞り込みをする事が出来るので手軽に利用する事ができます。

自分に合った条件であれば試してみましょう。

カテゴリーなどを選択して検索

画面左側の「カテゴリーから探す」から目的のライティング案件を見つけることもできます。

①「ライティング・ネーミング」をクリック

まず仕事検索画面の左側にある「カテゴリーから探す」から「ライティング・ネーミング」をクリック。

②「ライティング」をクリック

詳細表示に「ライティング」が出てくるのでクリック。

すると WEBライティング案件のみが絞られて出てきます。

③更に分類された案件の種類を、選択していきます。

「記事作成・ブログ作成・体験談」辺りがおすすめです。

慣れてきたら「Webサイト」「メルマガ作成」なども、挑戦していきましょう。

2-4 案件に応募する

受注したい案件が見つかったら早速応募していきます!

ランサーズにしてもクラウドワークスにしても、各案件の詳細画面には「応募する」「提案する」などのボタンがあります。

そこから案件に応募していきます!

まずは提案文を書いてきましょう。

2-5 提案文を作成する

提案文は応募画面内にある重要項目です。

クライアントは、こちらをみて合否を決めます。

クライアントが思うこと
  • 誰なのか
  • 何ができるのか
  • どのくらい出来るのか
  • この人を採用してどの様なメリットがあるのか
  • 真面目に取り組んでくれるのか

顔の見えない相手に仕事を依頼するわけですから、なるべく不安を解消して間違いのない人に発注したいわけです。

提案文を読むであろうクライアントの信頼を獲得し、安心して仕事を任せてもらえるようにしましょう。

提案文に入れるべき要素

とはいえ、最初からどんな文章を書いていいかわかりませんよね。

提案文で入れるべき要素はある程度決まっています。

提案文に入れるべき要素
  1. はじめの挨拶
  2. 自己紹介
  3. 業種
  4. 志望の動機・採用するメリット
  5. 実績
  6. 応募詳細内の回答
  7. 稼働時間・作業量
  8. 締めの挨拶

特に後半の4・5・6・7番は重要です。

クライアントが求めることは「品質の高い作品を、いかに早く納品してくれるか」みたいなところがあります。

ですから、過去の実績やリソース(作業時間や仕事量など)がどれぐらいあるのかは気になるところなのです。 

どうしても提案文をオリジナルで作るのが難しい人は、ランサーズにもクラウドワークスにも応募画面内にテンプレートがあります。

このように、 応募画面の提案文の欄には、デフォルトで用意してある雛形があります。

こちらを編集して使うこともできますよ。

例文

はじめまして、ライターの田中と申します。

○○様の募集内容を拝見し、応募させて頂きました。

私はSEOライティングを専門にしておりますので、今回の募集内容のお役に立てるかと思います。

また、サイトのターゲットである40代に自分が当てはまることや、25年間アパレルの経験があることからリアルなコンテンツ作成をする事ができます。

【応募詳細内の回答】

【稼働時間・作業量】

・1日4~5時間

・1週間に5日活動

・1時間3,000文字執筆可能

頂いた連絡の返信は、できるだけ早い対応を心がけております。

お忙しい中、目を通していただきありがとうございました。 

ぜひ、ご検討のほど宜しくお願い致します。

提案文での注意点

「提案文次第で合否が決まる」といいましたが、ここでやってはいけない注意点についても触れておきます。

これをやってしまうと高い確率で不合格になるので注意してください。

この辺りが注意です。

  1. 初心者アピールをする
  2. 日本語レベルが低い 
  3. 常識がない 
  4. 情報量が適切でない 

1つ1つ見ていきましょう。

① 初心者アピールをする

KYOKO

まず、応募段階で自分が初心者だとアピールするのはやめましょう。

逆の立場で考えれば分かることですが、自分の大事なメディアに公開するコンテンツを初心者に書いて欲しいわけがありません。

ときどき提案文で「この案件を機に勉強させてください!」 みたいなことを書く人がいますが、クライアントはライターの勉強のために仕事を発注しているわけではないのです。

タスク案件でもなんでも、ある程度ライティング実績をこなして経験を提示した上でプロジェクト案件に応募するといいですね。

② 日本語レベルが低い 

次によくあるのが、そもそも提案文の時点で文章レベルが低いこと。

日本語として何を書いているのかわからないレベルの人が時々います。

どんなに立派な内容だとしても、伝える技術がその程度では、仕事内容もその程度だと判断されてしまいます。 

提案文を書く時点でライティング力は見られています。

WEBライターとして恥ずかしくない提案文を書きましょう。

③ 常識がない 

いくら文章力があっても、一般常識の欠落している人には仕事は来ません。

記号を連発したフランクな文章だったり、絵文字を使った馴れ馴れしい文章を書く人が時々います。

他にも挨拶が抜けてたり、敬語を使わなかったり・・・

ちょっと考えてみてください。履歴書で同じように書きますか?

書かないですよね。

提案文はいわば履歴書と同じです。

この場面で一般的な常識がないと判断されれば「仕事も同じようにルーズなのでは?」と思われてしまいます。

納期を破ったり、突然連絡が取れなくなったりしそうな人物だと。

ここで一般常識のなんたるかを説くのは趣旨がズレるので割愛しますが、社会人としてモラルとマナーのある文章を書きましょう。 

④ 情報量が適切でない 

情報量が多すぎたり少なすぎたりするのも良くありません。

例えば、その案件への提案が1行で終わりだったらどうでしょうか?

「頑張って書きます!よろしくお願いします」のように。

逆に、とてつもなく長い文章だとどうでしょうか? 一通り読むまでに10分もかかるような提案文です。

このどちらも「1テーマに対するベストな答えを、わかりやすくまとめる文章力がない」と判断されます。

見る方も時間を使って読むわけですから、項目にわけて適切な分量でわかりやすく文章をまとめましょう。

2-7 質の高い記事を納品して大きく稼ぎたいなら・・・

クラウドソーシングサイトに登録〜案件に応募までしても、適当な日記のような文章で稼げるほど甘くはありません。

質の高い記事を納品しないと稼げるわけもありませんから、そこは勉強して腕をあげる必要があります。

ライティングはほとんどがSEOライティング案件でしょうし、そのあたりの知識もあった方が良い。

当ブログでは、SEOやライティングに関しても有益なコンテンツを豊富に取り揃えています!

無料ですし、ぜひ勉強してみてくださいね。

③ WEBライターのタイムスケジュール

ここからは、現役でWEBライターとして活躍している副業の学校メンバーにインタビューしていこうと思います!

WEBライター「サケサカさん」のタイムスケジュール

Twitter:https://twitter.com/sakesaka_teke
KYOKO

サケサカさん!よろしくお願いします。

さっそく自己紹介をよろしいでしょうか

サケサカさん

はじめまして、サケサカともうします。

2020年の4月(執筆時点より約2年7ヶ月前)に、それまで長年従事していた飲食業から53歳でWEBライターを目指した、現在55歳のフリーランスライターです。

はじめは「もともと文章を書くのは好きだし、WEBライターなら自分にもできるだろう」といった気楽なスタートでした。

ーー53歳からWEB ライターとしてフリーランスで独立って…かなり強烈なインパクトですね。実際に初めてみて、収入はどうでしたか?

サケサカ:最初は想像以上に稼げず(1ヶ月目1万9千円、2ヶ月目2万円)、いきなり壁にぶつかり愕然(がくぜん)としたものです。

それでも「これで稼げるようにならなければ生活自体が立ち行かなくなる」ということで努力を続けた結果、次のように報酬は伸びていきました!

  • 半年後:月収30万円
  • 1年後:月収50万円
  • 現在70万円

月によって変動はあるものの、今ではWEBライター収入だけで暮らせるようになりました。

ーーーちなみに、ライティングだけで70万円ですか?

サケサカ:現在は自分で記事を書く以外にも、メディアの企画や運営代行など幅広く活動させていただいてます。

また、最近はそれ以外にも、自身のYouTubeやブログ、コミュニティ運営にも力を入れるなど、WEBライティングのスキルをベースに、新しい分野にもチャレンジしています。

1日の流れ

サケサカ:ここでは、そんな私の1日のスケジュールをご紹介します。

正直いって毎日規則正しく生活するというタイプではないのですが、典型的なある日の例としてご参考としてください。

サケサカさん

1日のタイムスケジュールはこんな感じが多いです。

8:00起床
8:20依頼記事のライティング
12:30休憩or昼寝
13:00依頼記事のライティング
15:00その他の作業
17:00入浴兼勉強
19:00自由時間
22:00自由時間or作業
0:00就寝
サケサカさんの1日

8:00 起床

サケサカ: 飲食業のころは完全に夜型生活でした。今でも油断すると寝る時間がどんどん遅くなり、夜型になってしまいます。

けれども、WEBライターになって感じたのは、在宅ワークで稼ぐには朝型のほうが圧倒的に生産性が高いということでした。

ですので、今は朝8時にスマホのアラームがなったら、どんなに眠くてもベッドから抜け出します。

その後、顔だけ洗ったら眠気覚ましもかねて、近所のコンビニへ缶コーヒーを買いにいくのが日課です。

8:20 依頼記事のライティング

サケサカ: コンビニから戻ったら、そのままパソコンの前に座り作業スタートです。

その日やらなければならない仕事は、毎晩寝る前にパソコンの画面上に開いてありますので、そのまま作業に移るだけです。

ちなみに、私のパソコンは寝ている間もスイッチは切らず、そのままスリープモードに入っているだけなので、キーをたたけばすぐに起動します。

執筆を始める前のわずらわしい作業をどれだけ減らせるかも、毎日の作業効率をあげるちょっとしたコツですね。

この午前中の4時間ほどで、平均して3~5,000文字の記事を1本書きます。

12:30 休憩or昼寝

サケサカ: このあたりは本当に日によってまちまちですが、だいたいお昼頃に休憩を取ります。

このとき、寝不足気味なら2~30分の昼寝をすることもあります。

朝、寝不足だからと寝坊するより、無理やり起きておいてここで昼寝をするほうが、はるかに作業ははかどるんですよね。

13:00 依頼記事のライティング/続き

サケサカ: 午後は、午前中に書いていた記事が完成していなければ、そのまま続きを書きます。

私の場合、WEBライターとして受けている仕事は、だいたい毎月30本ほど。休みの日というのは特に取っていないため、ならせば1日に1本記事を書けばOKといったところです。

そのため、午前と午後を合わせた5~6時間で記事を1本完成させれば「WEBライターとして生活していく」ということはクリアできます。

15:00 その他の作業

サケサカ: 私がする作業は

  1. やらなければならない作業=クライアントワーク(主にWEBライター業)
  2. やりたい作業=自分の将来へむけたビジネス構築

といった、2種類の作業があります。

私の性格上、先にやりたい作業をやってしまうと、いつまでもやり続けてしまい、やらなければならない作業が後回しになってしまうことが少なくありません。

そのため、「やらなければならない」仕事、つまり生活のベースを支えてくれるWEBライターの仕事を先に片付けるようにしています。

そうしておいて、その後の時間は自身の将来のビジネス設計であったり、YouTubeの台本作成であったりという、今現在はお金になっていない「将来への自己投資」に時間を割くことが多いです。

もちろん、日によってはクライアントと連絡を取り合ったり、スケジュールの調整などといった事務作業に時間を割いたりする日もあります。

いずれにしても夕方までの時間は、そうしたWEBライターとしての執筆作業以外にあてることがほとんどです。

17:00 入浴兼勉強

サケサカ: その日やるべき仕事、やっておきたい仕事が一通り終わったら、だいたいその時点で入浴するのが日課です。

しかも、ほぼ毎日1~2時間かけてのんびり半身浴をしながら、浴室にiPadを持ち込んで本を読んだり、YouTubeやVoicyなどで情報を仕入れたりしています。

いわば、この時間は私にとって唯一の「インプットの時間」です。

のんびりとお風呂につかりながらさまざまなインプットをしていると、その端からあれこれとアイデアがわいてくるときがあります。

これが案外バカにできず、勢いのままiPadでYouTubeの台本草案を作り上げてしまうようなときもあって、私にとっては非常に大切な時間です。

19:00 自由時間

サケサカ: 夜は基本的に自由な時間にあてています。

もちろん、日によっては浴室で思いついたアイデアを形にするために再びパソコンに向かって作業することもあります。

けれども、だいたいはYouTubeでエンタメ系チャンネルを観たり、Amazonプライムでアニメを観たりといった、特に生産性のないホントの自由時間ですね。

また、週に2~3回ほどは、近所にあるいきつけの飲み屋さんのカウンターで、お店の人や常連さんとお酒を飲みながらくだらない話で盛り上がっていることもあります。

普段は在宅ワークで一歩も家を出ずとも成り立つ生活をしているので、こうした外でリアルに人と話すという時間は、私にとっては外せないものなんです。

リアルコミュニティでのストレス発散や見聞を広めるという意味でも、在宅WEBライターの方にはいきつけの飲み屋を1軒つくることをおすすめしたいですね。

人と会話するということは、トークスキルの練習にもなりますし、WEBライターとして記事を書く際の語彙(ごい)力や論理的思考を手に入れることにもつながりますので、ホントにおすすめですよ。

22:00 自由時間or作業

サケサカ: ほろ酔い加減で帰宅、あるいは自宅で適当に夕食(基本1日1食です)をとったあと、寝るまでの時間も基本的には自由時間です。

お酒を飲んでいない日は作業にあてるときもありますが、この時間帯になるといい加減脳が疲れているのもあって、作業をするとしてもYouTubeの編集など、あまり論理的思考力を使わなくていい作業になります。

また、この時間になるとようやく外も静かになってくるので、あえてこのぐらいの時間を狙ってYouTubeの撮影などを行う場合もあります。

0:00 就寝

サケサカ: お酒を飲んだ日はこのぐらいの時間には眠くなってしまうことがほとんどですが、作業をしている日などは気持ちが盛り上がってしまい、やめられなくなるときも少なくありません。

しかし、そこで夜中(下手したら明け方)まで作業を続けてしまうと、結局また朝型から夜型の生活にスライドしてしまうため、なるべく深夜0時過ぎにはベッドに入るようにしています。

寝る前には翌日のスケジュールを確認して、朝から作業予定のGoogleドキュメントをパソコンのデスクトップに呼び出しておきます。

翌朝すぐに作業に取りかかれる状態にしておくのは、最初にもいいましたが結構重要です。

そこまで準備したあとは、ベッドに入りiPadでお気に入りのYouTube動画(列車の走行音や焚き火と波音など)を流しつつ、音だけ聞きながら眠りにつきます。

KYOKO

なるほど…

優先度の高いライターの仕事を中心に生活されていますね。

ストレス発散方法や、未来への自己投資もうなずける点が多いです!

時間を上手に使って活動されていますね。

では、主婦の方だとどうなのでしょうかね…

もう1人、副業の学校メンバーでママライターとして活躍されている「りきららさん」にもお話うかがってみましょう!

WEBライター「りきららさん」のタイムスケジュール

Twitter:https://twitter.com/rikilala01
KYOKO

りきららさん、自己紹介をよろしくお願いします!

りきららさん

WEBライターのりきららと申します。

沖縄県出身の33歳2児のママです。

ーー子育てしている中で、どうしてWEBライターに興味を持ったのですか?

りきらら:会社に出勤せず家でできる仕事がしたくて、WEBライターに興味を持ちました。

でも、ネットで稼ぐ働き方ができるか不安で、クラウドワークスに登録して2年も行動できずにいたのです!

KYOKO

なるほど。

登録してはみたものの、そのままで月日が流れていったんですね。

わかります…でも気になってることって、いつか必ずやる時が来るんですよね。

りきららさん

はい!実際その通りで、勇気を出して2021年4月から副業WEBライターを開始しました。

その時はまだ本業もあったので、少しずつ外で働く時間を減らして、副業の時間を作ってきました。

ーー実際に、その行動は収益に結びつきましたか?

りきらら:収益の伸びは次の通りです。

  • 初報酬  2,689円
  • 1年後      89,754円
  • 現在  119,948円

今はフリーランスのWEBライターとして在宅で仕事をしております。

ーーもともと文章を書くのが得意だったのですか?

りきらら:私はもともと文章の専門家とかではないです。

ただ文章を書くことに抵抗はなく、コープのおすすめ商品を投稿したり、お産レポートなどを新聞に投書していました。

得意な執筆ジャンルなどもあり、恋活・婚活・転職・プログラミングなどは、すんなり書ける分野でもあります。

ーーつまり、文章がもともと超得意な人でなくても、WEBライターとして活動できるということですか?

りきらら:そうですね、私自身は、営業が苦手で、自分の得意分野を探せない時期が長く続きました。

そんな私ですが、副業で5万円を達成し、WEBライターを仕事にできてます。

現在は、執筆とディレクション業務を担当し、求められることに全力で対応するよう心がけております。

そう考えると、誰にでもチャンスのあるお仕事だと思いますね。

ーWEBライターとして活動していてよかった点は?

りきらら:特に主婦だと、子供のことで保育園から突発的連絡が来ることもしばしば…

急な発熱や水ぼうそう、インフルエンザなどがあると、予定が変わることも多いので、在宅でできるWEBライターは子供の予定に合わせられるところがメリットです。



1日の流れ

りきららさん

私の一般的な1日です!

5:30 起床、朝食作り、メールの確認

りきらら: 朝は、1日にやることの整理ですね。

WEBライターの執筆は、2000文字から6000文字、1万文字などあり、どうしても書くのに時間がかかってしまいます。

主婦ライターは、家事や育児があるので、パソコンに向かう時間を確保することが大切。

私は執筆に、6000文字だと5~7時間と時間がかかります。

夜型になると、育児が大変になるので、子供が起きるまでに1つでも進捗を上げることが目標です。

進捗に遅れがあるものは、クライアントさんに前もって連絡を入れるため、日頃から状況を確認するようにしています。

7:00 子供が起きる

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りきらら: 子供たちが起きたら、一緒に朝食を食べます。

旦那さんは、朝食を食べない人なので、健康補助食品を飲ませてますよ。

私がライティングを学んでいる副業の学校では、5時~7時までの間、Zoomでもくもく作業会があるので、参加できるときは朝活を利用するようにしています。

副業を始めたときは、パソコンに向かう習慣がなかったので、朝の作業会に積極的に参加して取り組んでいました。

8:30 保育園に送る 家事

りきらら: 保育園には車で送ります。

車の中で、はたらくくるまなどの曲を流して一緒に歌っていますね。

クライアントワークをしてると、この時間にもChatworkで連絡が入っていることがあります。

ライターさんやクライアントさんには、即レスで対応していますね。

移動中や家事をしているときは、日々耳学です。

インプットしたことを、メモする、誰かに話すなどしてアウトプットを意識しています。

10:00  執筆や構成作成など、クライアントワーク

りきらら: 子供たちが保育園に行った後は、家事を済ませ、仕事開始です。

まとまった時間が取れるのは、10時~16時の間ですが、在宅ワークなので、急ぎの仕事を先に行い、家事を後回しにするときもあります。

副業でWEBライターをしていた頃は、まとまった時間が取れなかったので、フリーランスの良さでもありますよね。

月末に慌てないように、構成をまとめて数本作ったり、執筆ジャンルの勉強にあてるときもあります。

買い物や銀行など、そのほかの用事があれば、お昼前後に行くのが日課です。

16:30 夕食の準備、保育園のお迎え

rbt

りきらら: 子供たちが帰ってくる時間です。

保育園のお迎えに合わせて、子供の耳鼻科へ行くときもあります。

子供たちと話しながらも、仕事のことを考えていることが多いです。

記事や構成は、少し時間を置いて確認した方が俯瞰的に見えるので、夕食や育児を挟んで見返すこともしています。

21:30 耳学、ディレクション業務、仕事の確認

りきらら: 夜の過ごし方ですが、私はTVを見ないので、イヤホンを付けてKYOKO先生のVoicyやコンテンツ学習をしてます。

夫婦ともにお酒も飲まないので、それぞれ好きなことをして自由に過ごしていますよ。

ライターさんから連絡が来たときは、構成の確認や執筆のチェックをしています。

24:00  就寝

りきらら: 正直に言うと、寝る時間は決まってないです。

私はまだ駆け出しのライターなので、納期前は徹夜をすることもあります。

クライアントさんとのやり取りができるように、夜も連絡が取れるようにしていますね。

KYOKO

お子さんとの時間を大切にしながら、活動している様子が伝わりました。

在宅でできるWEBライターのお仕事は、実は女性には理想的な働き方なのかもしれません。

やっぱりいくら稼げても子供のことは疎かにできませんからね…

子供との食事や送り迎え・急な行事なども対応できるので、在宅はその点最強です。

④ WEBライターで稼ぐコツ

WEBライターは確実性や即金性が高い分、はっきりいって労働集約型の働き方であることはいうまでもありません。

つまり、上手に稼ぐコツをつかんで作業しないと、バイトしてるのと変わらないことに…

先ほどインタビューしたサケサカさんもりきららさんも、稼ぐコツをおさえつつ単価を上げ効率化したからこそ生活できるぐらいの収益を手にできているわけです。

KYOKO

ということで、WEBライターとして効率的に稼ぐためのコツについても、お2人に聞いてまいりました!

4-1 単価交渉する

ーーWEBライターが稼ぐためには、まず単純に単価をあげることが大切ですよね。
このあたり初心者はどう取り組めばいいでしょうか?

サケサカ:たしかに…WEBライターが手っ取り早く稼ぎを増やすには、単価を上げることが一番です。

単価が2倍になれば、同じ作業量、同じ作業時間でも、単純に収入が2倍になりますからね。

そのため、クライアントに対して単価交渉をするというのも、WEBライターで稼ぐためには重要です。

ーー単価交渉は気をつけないとクライアントとの関係を壊しかねない気もしますが…注意点などはありますか?

サケサカ:そうですね…単価交渉時には覚えておいてほしい注意点もあります。

① 仕事をはじめてすぐに単価交渉しない
1~2本記事を納品しただけで、すぐに単価交渉するのはご法度です。ビジネスとはいえ、人と人との付き合いである以上、まずは「信頼」をつくりあげましょう

② クライアントの思惑を超える
単価交渉がうまくいくのは、あくまで「正当な成果を出した」結果です。求められる以上の記事を納品することを目指しましょう

③ 文字単価1円未満の案件は微妙
あまりに安い案件は、そもそも予算を持っていない可能性が高いため、単価交渉をするよりも、別の単価が高い案件を取っていくほうがはるかに効率的です

こうした点を踏まえて、クライアントが満足する成果を出したのちに単価交渉を行えば、収入アップにつながります。

4-2 執筆スピードを上げる

ーー執筆のスピードを上げるコツなんかはありますか?

執筆スピードを上げるのは、単純に書くスピードが倍になれば収入が倍になるわけです。

それなら、限られた作業時間でもクライアントに頼らず収入をアップすることができますよね。

まずはリサーチをいかに効率よく行えるかを考えることが第一です。

それに加えて、ライティングの型を覚えたり。

なるべく同じジャンルの案件を手がけることでそのジャンルに詳しくなる(調べる必要がなくなる)なども、執筆スピードを上げるためにやっていくべきことかと思います。

他にも、ダラダラと仕事をせず、時間を決めて集中しつつ仕事をするというのも執筆スピードを上げる方法の1つですね。

4-3 専門性を向上させる

ーー自分の得意分野や専門ジャンルを持つメリットはありますか?

サケサカ:先ほどは同ジャンルの案件を手がけることで、執筆スピードが上がると述べましたが、同じジャンルの案件を受け続けることのメリットはそれだけではありません。

同じジャンルの案件を受け続けていけば、当然そのジャンルに対してどんどん詳しくなっていきます。

つまり、特定のジャンルについての専門性が向上するということですね。

第三者に対して講義ができるレベルでそのジャンルについての専門性が持てれば、他サイトを調べながら書く必要もなくなります。

上位サイトと似たような内容となることも少なくなるでしょう。

当然、それだけSEO的にも有利となりますので、クライアントからの評価も高まるはずです。

ーー 実績が伴ってくるとライター自身の権威性にもつながると思いますが、いかがでしょう

サケサカ:そうですね。「金融系ライター」や「不動産ライター」のように、なにかのジャンルに特化したライターであることを名乗れるようになるのは、名指しで依頼を受ける際のブランディング上も有利となります。

実際に私も、ITや飲食店経営、アウトドアなどに特化したライターを名乗っていますが、その専門性を買って依頼をいただいた経験も少なくありません。

4-4 SNSで情報発信する

ーーWEBライターとして活動する上でSNSでの情報発信は必須だと聞きますが?

サケサカ:さきほど専門性を買って依頼をいただいた経験があると書きましたが、それらはすべてTwitter経由でいただいた仕事です。

特にWEBライターは、Twitterと相性がいいと思いますが、InstagramでもFacebookでも、あるいはYouTubeや音声メディアなどなんでも構いません。

WEBライターで稼いでいくためには、自身がWEBライターであることをSNSで発信していったほうがよいですね。

ーーSNSで情報発信するにあたって、どのようにお仕事に結びつけたのですか?

先ほどの例でいえば、私は元飲食店経営のWEBライターであり、YouTubeをやったりIT系案件を手がけていたりするのをTwitterのプロフィール欄に書いておきました。

すると、それを読んでくれたとあるクライアントさんが、飲食店経営者向けのユーチューバー対策やIT導入に関する記事依頼を、TwitterのDM経由で連絡してくれたのです。

KYOKO

わかります。

わたしもTwitterを見てから依頼するか否かを決めたりしますから…

サケサカ:そうなんですよね。最近はそういうクライアントも増えてきています。

そう考えると、SNSを使って外に向かって「WEBライターである自分」を発信することは、
思わぬ仕事につながることもある反面、自分の人間性ももろに出てしまいますからね…

クライアントも読むことを考えると、ネガティブな発言や案件に対するグチなどは控えておいたほうが得策ですね。

4-5 ブログ運営してみる

ーー WEBライターも実際にブログを運営してみた方が良いと思いますが、 それについてはどうですか。

サケサカ:WEBライターにブログは必須」とはよく聞く話かと思いますが、私自身もそれは実感しています。

WEBライターの案件には「WordPressへの投稿作業を含む」というものも少なくはありませんので、
自身のブログでWordPressの扱いになれておくことはなにかと有利です。

それだけでなく、自分でブログを運営して「書くことになれる」、そしてメディア運営者がなにを考え読者と向き合っているのかを実体験することは、WEBライターとしても大きな経験値となります。

ーー ブログ運営は案件獲得の際に提示する実績にもなりえますか?

サケサカ:そうなんですよ。

はじめたばかりでクライアントに提示できる実績がまだなにもない初心者にとっては、自分のブログそのものが唯一の見せられる実績でしょう。

私自身まだ実績といえるものがなかったころでも、ブログをやっていたことで、テスト案件なしで案件に採用された経験もありました。

まずは「ブログでお金を稼ぐ」ということは脇においておいて、自身のポートフォリオとしてブログを運営してみることは、WEBライターで稼いでいくためには絶対にやっておいた方がよい準備です。

4-6 求められるクオリティの一歩先を目指す

ーー どんなWEBライターが評価され、クライアントから重宝されるのでしょうか?

サケサカ:副業・本業、働く形はどうあれ、WEBライターというのはみな個人事業主のようなものです。

「お金をもらったから仕事をする」というよりも、

・仕事をとりにいく
・より高条件を獲得する

このような積極的な姿勢が求められます。

まずはクライアントが期待した以上の成果(記事)を納品しなければなりませんよね。

そのためには「いわれたことをやる」というライターではなく、
より積極的に付加価値を提供できるライターこそ、 クライアントから評価されまた重宝されるでしょう。

ーー 付加価値を提供した結果、評価されたような実例はありますか?

サケサカ:例えば私の場合、とあるアウトドアグッズのレビュー案件で、WordPressへの記事投稿&写真撮影という仕事がありました。

このとき、写真をのせるだけでは少しわかりにくいと思われる箇所に、Canvaという画像編集ソフトを用いて、写真に直接矢印やテキストを書き込んだ解説画像を作って納品したんです。

結果、その記事はオリジナリティのある一次情報記事とGoogleが判断してくれたかどうかはわかりませんが、
実際にSEOでも高順位を獲得することができました。

それをクライアントが評価してくれて、こちらから求めなくても単価を上げてくれたんです。

このように、クライアントが求めるクオリティの一歩先を目指した記事を作り続けることは、稼ぐWEBライターであり続けるために必要な姿勢だなと感じています。

4-7 先行投資をする

ーーWEBライターとして稼ぐためにはスキルアップとして自分に対する先行投資も必要だと思うのですが、いかがでしょうか?

サケサカ:今現在も稼ぎ続けているWEBライターは、みんなもれなく先行投資にしっかりとお金をかけているはずです。

例えばライティングスクールやオンラインサロンにお金を払い、学ぼうとする姿勢は、私自身どれだけ稼げるようになっても忘れてはいけない自分への投資だなと感じています。

KYOKO

私もそれは同感です。

「知識への投資はいつでも最高の利益を生み出す」
By:ベンジャミンフランクリン

まさにこれです。

ーー 先行投資は他になにがありますか?

サケサカ:他にも先行投資はあります。

WEBライティングに役立つツールや情報サイトも、すべて無料で使うだけでなく、有料プランにして積極的に利用していくことも有効です。

なにより無料で集められる情報には限りがあり、網羅的な情報を集めるには時間もかかってしまいます。

その時間をお金を出して削減するという考え方は、自分への先行投資という意味ではもっとも必要な考え方なのではないでしょうか。

それから、パソコンのモニターを大きくしたり、テーブルやイスなどの執筆環境を整えることも、WEBライターで効率よく稼ぐためには必要な先行投資です。

最初はほとんど稼げないWEBライターですが、未来を見すえて自分自身や環境に先行投資すること、その覚悟を持つことは、WEBライターとしての成功をつかみ取る大きなポイントなのではないでしょうか。


入稿や画像選定など+αの提案

ーー 執筆以外の作業で単価アップすることができますか?

りきらら:WEBライターは、執筆以外にできることがあると、重宝されます。

文章を書くことが基本ですが、ほかにもクライアントさんが求めることは、幅広いです。

例えば、WordPressに入稿でき、画像選定ができるとクライアントさんも安心して任せてくれます。

クライアントさんから「文字単価を上げるから」お願いできないかと言われることもありますよ。

  • 構成作成
  • ディスクリプションの作成
  • Canvaでオリジナル画像が作れる
  • 記事に関連する図を作れる
  • 別ジャンルの執筆ができる
  • HTMLやCSSの知識を入稿に活かせる
  • 内部リンクの設置ができる

このような作業をライターの方から提案して単価を上げてもらうこともあります。

できることが複数あると、クラウドワークスで応募できる案件も多くなり、稼ぎやすくなるのでおすすめです。

記事の質をあげる

ーー もちろん記事の質によっても単価はだいぶ変わると思いますが、 クオリティーアップのコツは?

りきらら:記事の質が高いと、ライターとしての評価を上げられるので、稼ぎやすくなります。

基本的な誤字脱字や、PREP法が使えているか、こそあど言葉の多用はないかなど、総合的にクライアントさんは見ています。

例えば、1つのメディアでもライターさんを複数抱えて、記事の質が高いライターさんだけ文字単価が違うケースはあるのです。

クライアントさんは、ライターさんのレベルを把握しており、記事の質が高いと喜ばれてもらえます。

記事のクオリティを上げるには、

  • 写経をする
  • 文章の型を覚える
  • FBを出してくれるクライアントさんの元で執筆する

などあるので、行動あるのみです。

SEOの知識と実績をつくる

ーー やはりSEOライティングはできた方がいいですか?

りきらら:SEOの知識があると、1つのアピールポイントとなります。

なぜなら、自社メディアの記事を上位表示してほしい(SEOライティングしてほしい)クライアントさんが多いからです。

コラム記事や、ブログ記事などライティング案件はさまざまですが、SEOライティングが基本と言っても過言ではありません。

応募の段階で「SEOについて心がけていることはあるか。」と聞いて選考の対象とする所もあります。

SEOの知識は、言葉で説明できてもOK、ブログ記事で実績を作ると尚良いでしょう。

上位表示できるとクライアントさんに喜んでもらえるし、提案文でSEOの実績を見せると案件を取りやすくなります。

ーー ちなみに クラウドソーシングサイトでSEOライティングの案件は、 どのぐらいの割合を占めるのですか?

りきらら: 感覚的にですが、半分以上はSEOライティングを基準とした案件です。

やはりSEOライティングができた方が単価も高いですし、 案件数もかなり多いですから、 SEOライティングができないとなれば案件獲得のハードルが高くなってしまいそうです・・・

円滑なコミュニケーションを心がける

ーー WEBライターはクライアントワークなので、 関係性によっても単価が変わりそうですよね?

りきらら:WEBライターは、仕事の依頼から納品までテキストメッセージでやり取りが完結します。

対面で話す必要はないですが、文章で相手に質問したり、ヒアリングしたりすることは難しいことなのです。

  • 挨拶がある
  • 敬語が使える
  • 賢くなり過ぎないコミュニケーション

たとえば、これらがあれば相手を安心させます。

円滑なコミュニケーションが取れると、継続依頼に繋がりやすくなるのです。

私の場合だと、ディレクション業務のお誘いはコミュニケーションが取りやすいことが理由にありました。

Chatworkの電話や、Zoomで話すこともあるので、相手を不快にさせない心がけは必要です。

クライアントを知る

ーー クライアントに満足してもらうためにできる事は?

りきらら: こちらから先に、クライアントを知ることもとても大切です。

WEBライターは、得意分野でない記事もリサーチして執筆します。

その際、メディアの意向を一から十まで聞くことはできないので、私は自分でクライアントさんや掲載メディアを調べていました。

  • クライアントさんのSNSを見る
  • クライアントさんの執筆した本を読む
  • ホームページを確認する

例えば上記のような準備をし、 クライアントが日頃どのように発信されているのかを分析します。

クライアントさんを知ると、相手の意向に沿えるので、執筆のズレを防ぎ、期待に応えることができてくるのです。

クライアントさんの年齢層や業界が変わるだけでも、メッセージの仕方や求められるものが変わってきます。

家族の協力を得る

ーー ネットでの活動は周りになかなか理解されないと思いますが、 環境作りはどうしていますか?

りきらら: 一番は家族の理解と協力を得ることです!

旦那さんや子供には応援してもらえた方が良いですからね。

パソコンで調べものや、返信をすることはよくあるので、しだいに生活の一部となってきます。

私の場合は、まったく稼げていないときから、旦那さんに相談してました。

始めは「本当に大丈夫か」と忠告を受けてましたが、実際に報酬が入ってくるのを伝えると、モニターやWiMAXを買ってくれて応援してくれてます。

両親や兄弟、旦那さんの両親にもオープンに話すことで、自分が気持ちよく仕事ができるようになるのです。

WEBライターはまだ新しい働き方なので、家族の協力を得られるように、仕事内容を知ってもらうことが大切といえます。

⑤ クライアントワークの注意点・トラブル

WEBライターはクライアントワークですから相手のあるお仕事です。

人間関係からくるトラブルなんかもよく聞きます。

自宅で即金で確実に稼げる魅力的なお仕事「WEBライター」ですが、 もちろん!キラキラした側面だけではありません。

ここでは、 デメリットやリスクも事前に勉強しておきましょう。

そうすることで、後のトラブル回避につながります。

案件が取れない

ーー「そんなに簡単に案件は取れない!」とかも聞きますが、本当ですか?

サケサカ:「簡単だ」といえば嘘になります。

多くの初心者ライターが最初にぶつかる壁ですし、私も最初は、そこが一番の悩みでした。

いざ「WEBライターで稼ぐぞ!」と決めたとしても、いきなり仕事がないという状況に出くわし、それを越えられずに消えていったライター仲間も大勢います。

デビューしたばかりのWEBライターには、なんの実績もありませんからね・・・

そのため、クライアントに提示できる実績がないから全然案件が取れず、案件が取れないから実績がつくれないという負のループにおちいりがちです。

だけど、ここでへこたれていては絶対に前には進めません。

最初は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」の精神で、少しでも興味を持てる案件には片っ端から応募しまくるぐらいの心意気が必要!

根性論のようですが、稼げてるライターもみな努力してるのです。

がむしゃらにガンバることでしかこのハードルは乗り越えられないですし、案件獲得の裏技なんてないってことです。

  • 自分の提案文を隅から隅まで見直しブラッシュアップする
  • 日記でもかまわないので毎日文章を書きライティングになれる
  • 応募文をよく読んでクライアントの意図を理解して、適切な提案を行う
  • ブログを書いて実績とする
  • 最初はタスク案件からでもよいのでスモールスタートする

こうしたことを考え、繰り返しながら、少しずつでも諦めずに進んでいけば、必ず未来はひらけるはずです。

報酬の未回収

ーー記事を書いたのに報酬がもらえないケースがあるって本当ですか?

サケサカ:最近は初心者WEBライターがデビューするときには、クラウドソーシングといわれる仕事のマッチングサイトを利用することが多いと思います。

クラウドソーシングでは「仮払い」という制度があるため、仕事をしたのに報酬がもらえないといったケースは、ほとんどないはずです。

ただし、クラウドソーシングなどを介さずに直接契約でクライアントと接する場合には、契約書を含めたしっかりとした事前の取り決めが重要となるでしょう。

私はまだ経験がありませんが、仲間のライターさんの中には、報酬が支払われないままクライアントと連絡が取れなくなってしまったという経験がある方もいらっしゃいます。

特に長期にわたる高額案件の場合は、何回かにわけて振り込んでもらうとか、前金をもらうなどなんらかの対策は取っておいたほうが無難ですね。

また、クラウドソーシングなどでもよく見かける「テストライティングをして、不合格だった場合は報酬ゼロ」という案件には要注意です。

もちろん、とても報酬に値しない記事を納品してしまっては、それはライター側の落ち度でしょう。

しかし、プロのWEBライターを目指すならば、かけた時間と労力に対して無報酬ということは避けるべきです。

いざ納品をしてみたら、「基準に満たないので報酬は払えません」などといった事態を避けるためにも、応募文や契約書は隅々までしっかりと読んだり、クライアントの評価欄をしっかりチェックしたりすることは大事ですね。

クライアントのパワハラ問題

ーーたまに超理不尽なモンスタークライアントがいると聞きますが、いかがでしょう。

サケサカ:人と人ですから、そのようなこともあるでしょうね。

たとえば、修正依頼が入ること自体はメディアの個性とこちら側のテイストのズレを調整するためにも、ある程度必要なことです。

しかし、時折あまりに理不尽な修正依頼を出すようなクライアントがいるのも事実です。

私自身はあまりそういったクライアントと出会ったことはないのですが、主催するライティングコミュニティなどではたくさんの事例が報告されています。

  • メッセージのやり取りが高圧的かつ威圧的
  • 1つのミスで人格否定されるような雑言をはかれた
  • 学歴不問の案件で、出身校を聞いて契約を打ち切られた

などなど。正直いってパワハラ問題で訴えてやりたくなる事例は、枚挙に暇(まいきょにいとま)がありません。

つまらないミスを繰り返して、それを指摘されたのであれば仕方ありませんが、普通に仕事しているだけで理不尽なパワハラにあうとしたら、そんなクライアントとは早々に縁を切ることをおすすめします。

クライアントにライターを選ぶ権利があるように、ライター側にもクライアントを選ぶ権利はあります。

クライアントとWEBライターは、どちらが上でどちらが下ということは一切ないんです。

あくまでもビジネスとして互いに敬意を持ち合って、対等に付き合えるクライアントと出会うことも、WEBライターがクライアントワークを続けていく上での大きなポイントとなってくるでしょう。


契約外の仕事の依頼

ーー契約以外の仕事を、無償で追加オーダーされたりはあるんですか?

りきらら:意外とよくありますね…

「気付いたら契約外の依頼をされてて、やることが増えていた」のような。

最初は記事執筆のみだったはずが、途中で「画像をピックアップしておいて!」や「WordPressに入稿しておいて!」とついでにお願いされるので、契約当初のやることが変わってくるのです。

初心者の場合だと、別途料金が必要だといい損ねてしまい、 無償で引き受けてしまうケースも。

契約外の仕事を受けるかどうかは、本人次第ですが、あからさまに単価と合わない依頼は断った方が良いです。

とはいえ、クライアントさんとの関係ができている場合は、 交渉次第で単価アップにもつながりますよ。

案件の進行中に依頼された場合は、都度その作業の単価を提示すべきですし、なるべくなら契約時点で自分ができる作業の金額を提示しておくのも手です。

契約時点の内容を何かに控えておき、自分ができることとできないことは、はっきり決めておくことが大切ですね。

商品やサービスの購入を勧められる

ーー最近ではクラウドソーシングサイトを使った新手の商品販売が行われてると聞きます。実際にそのような経験はありますか?

りきらら:クライアントさんとやり取りをしていると、商品やサービスの購入を勧められる場合があります。

まだ始めたばかりの初心者は、良く分からないまま相手の思惑に引っ掛かることがあるので注意が必要です。

私の場合は、業界のルールや取り組み方を知っておきたかったため「副業の学校」のコミュニティに入り、勉強会で質問するようにしています。

何か困ったときに相談できる相手がいると、トラブルがあっても柔軟に対応できるので、気軽に聞ける人は必要です。

KYOKO

わたしも相談を受けたことがあります。

記事執筆の案件なのに、有料教材を購入しないとお仕事ができない仕組みだったのだとか…

仕事をする場で商品の購入をすすられることは、ふつうに考えてあり得ません!

本当にいい商品をもってる人であれば、直接PRすることなんてないですからね…

怪しいと思って避けるべきかと個人的には思います。

アダルトサイトへ誘導させられる

ーーライターが集まりにくい案件の場合は、それを伏せて募集するクライアントもいるそうですが、どんな経験がありますか?

りきらら:恋活と称して案件募集があり、蓋をあけてみるとアダルト系案件だったことがあります。

たぶん「アダルト案件です」といえばライターが集まらないからじゃないですかね・・・

着手しようと思ったら、急にURLが送られてきて、アダルトサイトに誘導させられ「こんな記事書ける?」と。

私の場合は、もちろんお断りをさせていただきました。

募集の仕事内容と変わってきますからね。

依頼内容を詳しく開示せずに募集している案件には要注意です。

実際に受けてみてからそれが発覚した場合、できないのであれば速やかに断りましょう。

超低報酬の添削付き案件

ーー 添削付きの案件は条件が悪いと聞きますが、そのあたりはいかがですか?

りきらら:そのような案件を引き受けて、修正ばかり対応しつつ20記事で手取り859円という驚愕の低単価だったことがあります。

案件の中には、 添削付でライティングスキルを学びながら、お仕事できる案件もあるんです。

しかし、それらの案件は添削がある分、修正依頼もかなり続きます。

私の場合は、YouTubeで詳しい解説やマニュアルが用意されている案件で安心だと思ったのですが、
5000文字の20記事を約8ヶ月かけて納品し、859円でした。

初心者だったので、それが高いのか安いのか、よくわからなかったんです。

冷静に考えると、 いくら添削があるとはいえ、低単価すぎてモチベーションが続かないですよね。

KYOKO

やっぱり「学びは学び・仕事は仕事」で分けたほうがいいでしょうね。

クライアント側は、なるべく安くたくさんの記事を書いてくれるライターさんを探しているのですが、

中にはライターさんのお仕事に敬意を払わず常識を超えるような低単価で発注する人もいます。

自分の作業にプライドを持って、見合わない単価で作業を引き受けないことも大切です。

まとめ:Webライターはネットで稼ぐためのファーストステップ

ネットで稼ぐために最も必要なスキル・・・それがWebライティング。

その魅力は、ネット系のいかなるビジネスにも応用できる汎用性の高さと、確実にお金になる “即金性” です。

とはいえ、「誰でも・簡単に・確実に・大きく稼げる」とはいわない。

現役のWebライター2人の話にもあったように、案件の獲得や良質な記事の執筆には、日々の学びも欠かせないでしょう。

そこは、やはり立派な “仕事” なので、楽ではない。

とはいえ、場所と時間の縛りなく働けて、なおかつ割と確実にお金になる。

これを考えれば、副業として候補に入れない手はないです。

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