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Interview — Voice 07

65歳でYouTubeを始めた元教員が、
登録2万人・自分のスクール収益450万円になるまで

ひごひろみさん/60代・一人暮らし/YouTube「60代おひとり様のワクワクドキドキ人生」×「ひご塾」運営(2023年7月入学)

パソコンに向かうひごひろみさん

「見てくれる人がいないと、作る気にならない。
1人だったら、そこで終わっていたと思います」

38年間勤めた学校の教員を定年退職し、その翌日に個別指導塾を開業。そこから65歳でYouTubeに初挑戦した女性がいます。チャンネル「60代おひとり様のワクワクドキドキ人生」は開始翌月に収益化し、半年で登録者1万人を突破。いまでは登録者約1.9万人、テレビでも紹介され、60代以上に向けた自分のオンラインスクール「ひご塾」の販売で約450万円を売り上げました。

KYOKO先生のビジネス学園で学ぶ、ひごさんです。何があったのか、ビジネス学園編集部が聞きました。

※本記事は、KYOKO先生とひごさんの対談動画2本(記事末尾で紹介しています)と、ご本人の体験記をもとに構成しています。

名前
ひごひろみさん(60代・一人暮らし)
入学
2023年7月
入学前
学校の教員38年(特別支援教育が中心)→ 定年後に個別指導塾を開業
現在の活動
YouTube「60代おひとり様のワクワクドキドキ人生」・オンラインスクール「ひご塾」運営・個別指導塾
実績
YouTube開始翌月に収益化(初月の広告収入52,000円)、半年で登録者1万人。対談時点で約1.9万人、「ひご塾」販売で約450万円

まずは自己紹介から

編集部
ひごさん、今日はよろしくお願いします。
ひごさん

こんにちは。『60代おひとり様のワクワクドキドキ人生』というチャンネルで、YouTubeでVlogを発信している、ひごひろみです。60歳までは38年間、学校の教員をしていました。

定年退職をして、次の日に個別指導の塾を立ち上げて、勉強の苦手なお子さんや障がいのあるお子さんの勉強を見ることで生涯現役を貫こうと思っていたんですが、体力的に10年20年続くのかなという心配がありまして。『ブログは稼げるらしいよ』と聞いてブログに手を染めたんですけど、なかなかうまくいかなくて、このスクールにたどり着いたというのが実情です。

38年間の教員生活。定年退職の翌日に、塾を開業した

編集部
教員時代は、どんな毎日でしたか。
ひごさん

本当に馬車馬みたいに働いていました。特別支援教育ひとすじだったので、子どもが1から2を覚えるために、毎日毎日教材を作って。40歳になったら楽になるかな、いや、50歳になったら楽になるかな、と思っているうちに、結局定年退職まで毎日のように手作り教材を作り続けていました

編集部
退職の翌日に開業というのは、すごい行動力です。
ひごさん

3月31日に定年退職して、4月1日に個別指導塾を立ち上げますと税務署に申請しました。とにかく間を空けないで、何か社会のお役に立ちながら報酬を得たいと思っていたので。65歳まで再雇用の道もあったんですけど、頭が働くうちに、体が動くうちに足がかりを作っておきたかったんです。

編集部
塾の経営は順調でしたか。
ひごさん

なかなか生徒さんが集まらなくて、すぐコロナに入ってしまって、いた生徒さんもゼロになってしまったんです。その間に何かスキルアップできないかと、作ってもらったホームページにブログを書き始めました。

そうしたら、学校巡りやチラシ配りでは全く来なかったのに、ホームページを見た方から問い合わせが来て、面談するとほぼ『明日からでも教えてほしい』となる。インターネットってすごいんだなと改めて思いました。

「それ、詐欺じゃない?」と言われて気づいた、遠回りの日々

編集部
そこからブログで稼ぐことに興味を持ったんですね。
ひごさん

将来動けなくなったときのために、ブログがいくらかでも稼いでくれないかなと思って、インターネットビジネスを検索し始めました。アフィリエイトの教材を3つ買って、1年契約の高額なスクールにも1つ入りました

編集部
結果はどうでしたか。
ひごさん

成果は出ませんでした。私、騙されたって気づかなくて。友達に『それ、詐欺じゃない』と言われるまで気づきませんでした

編集部
KYOKO先生は、どこで知ったんですか。
ひごさん

ブログの書き方や発信の仕方をYouTubeで探しているときに、『わ、女性でこんなことをされている方がいる。素敵』と思って、ずっと動画を追いかけていました。それから、無料の夏期講習セミナーを知ったんです。3日間違う内容の大ボリュームで、驚きと学びの連続でした。

この講習で大ファンになって、いろんな引き出しを持っていらっしゃるKYOKO先生のもとで学ぼうと、入学を決意しました。

「ブログがいい理由を話したら、『それならYouTubeが早いです』と言われた」

編集部
入学時は、ブログをやるつもりだったそうですね。
ひごさん

そうです。YouTubeのことは全く考えていませんでした。『どうしてブログがいいんですか』と聞かれて、将来座っていても収益が上がるようにしたいという理由を話したら、『それならYouTubeが早いです』と言われて。『わかりました。じゃあYouTubeで頑張ります』と、すぐ切り替えました。

私、この人についていくって決めたので、この人が言った通りにするって決めているんです

編集部
発信のテーマは、すんなり決まりましたか。
ひごさん

いえ、最初はバリバリの教育系でした。教育系なら何でも書けると思っていたので。シニアのパソコン教室とか、YouTubeの始め方とか、いろいろ計画書を出しては玉砕していました(笑)。

シニアのVlogでいくと決まってからは、大変なんだけど目標がはっきりしているので、嬉しかったです。

65歳でカメラを回す。「四六時中撮ってください」を真に受けた

編集部
準備は、どう進めたんですか。
ひごさん

『動画素材を片っ端から撮りなさい』『100の後悔と対策を考えること』と具体的に宿題をもらったので、宿題をもらった子どもみたいに『はい、わかりました』と、毎日楽しくパソコンやノートに向かっていました。

『四六時中カメラを回してください』と言われて、そのまま言葉通りに受け止めて、寝ている時とトイレとお風呂以外、撮れる範囲で撮りました(笑)。

編集部
100個は多くないですか(笑)。
ひごさん

私、すごく負けん気が強いので。最初に100と言われて、『50でもいいけど』『わかりました、100ですね』みたいな。『できれば1時間以上』『え、1時間ですか』と聞いたら『30分でもいいけど』『わかりました、1時間ですね』みたいな(笑)。

勘所をつかんで言ってくださっているなと思いながら、言われた通りにしました。

編集部
つまずいたポイントはありましたか。
ひごさん

そもそもVlog(ビデオブログ)の意味も知らなかったので、『Vlogがいいですよ』『はい、わかりました』と言った後に、『すみません、Vlogって何ですか』と質問しましたよ(笑)。日本語なのに全然わからなくて。

撮り方も、最初は同じところにカメラを置いてお茶を飲んだりケーキを食べたりしていたんですけど、『それじゃつまらないよ。画角を変えて』と教えてもらって。1回撮ったものを見せて、OKをもらって、安心して撮ることができました。

開始翌月に収益化。初月の広告収入52,000円、半年で登録1万人

ひごさんのYouTube収益とチャンネル登録者の推移グラフ

2023年11月3日、1本目の動画を公開。翌月の12月には収益化(広告収益を受け取れる状態)の条件を突破し、収益化した初月の広告収入は52,000円にのぼりました。2024年5月の対談時点で動画14本・登録者8,200人・累計収益約15万円。1本の動画が31万回再生されるまでになり、開始6ヶ月で登録者は1万人を突破しました。

チャンネル登録者1万人突破を伝えるやり取り
編集部
すごいスピードです。実感はありましたか。
ひごさん

もう本当にびっくりです。最初はブログをやろうと思って入ってきたんですから。コメントが嬉しくて、すごい励みになっています

『稼がないでコツコツ年金で暮らしなさい』という方もたまにいらっしゃいますけど(笑)、全体的にあったかいし、『元気になります』『また出してください』と応援のエールをいっぱいいただいて、私がなんだか元気をもらっています。

編集部
撮影や編集は、どうやっているんですか。
ひごさん

カメラは手ぶれしないポケットサイズのもの(Osmo Pocket 3)で、家のあちこちに置いて、同じ場面でも画角を変えて1分半ずつ撮ります。10分の動画を作るのに、1〜2分の素材を20本くらい。ナレーションは後からアフレコで、マイク(SHURE MV7)をiPhoneに挿すだけです。エアコンの音を拾わないんですよ。

台本は最初1週間かかっていたんですけど、今は頑張れば1日。編集は編集者さんにお願いしています。最初から編集まで自分でやっていたら、多分寝なくても出せなかったと思います。1個1個、できることを増やしていきました。

編集部
テーマはどう決めるんですか。
ひごさん

YouTubeの検索窓に『シニア』と打ち込むと、候補がバーッと出てくるので、そこから拾ってきます。シニアは旅行が好きなんだとか、こんな悩みがあるんだね、とか。

ファッションの動画も意外と見てもらえていて、細い方が多い中で、ぽっちゃりの私が着るとこうなるという1つのサンプルになるみたいですね(笑)。

登録1.9万人、テレビ出演。「ひご塾」で約450万円

対談中のひごさん

その後もチャンネルは伸び続け、対談時点で登録者は約1.9万人。1番再生された動画は50万回にのぼり、地元のテレビ局・福岡放送でも紹介されました。そして60代以上に向けたオンラインスクール「ひご塾」を開講。販売による収益は約450万円と、広告収益を大きく超えました。

編集部
自分のスクールを持つと聞いたとき、どう思いましたか。
ひごさん

本当に、私のところに来てくださる方がいらっしゃるのかなと、こわごわだったんですけど、『入りたい』と希望してくださる方がいて、本当にありがたいです。『この年になって、こんなにたくさんいろんなことをお話できるお友達ができるなんて思っていなかった』という言葉をいただいて、嬉しいです。

メンバーさんたちが、私のいないところで『福岡に行きます』と決めて、みんなで集まる会まで企画してくれているんですよ(笑)。

編集部
YouTubeで、生活は変わりましたか。
ひごさん

私、お付き合いがそんなに多くないんです。教員を辞めて仲間もなくなって、個別指導塾で関わる人しかいなかった。それがYouTubeをすることで、コメントをいただいて、私と同じ考えの方がいらっしゃるとわかって、逆に私が安心感をもらったり、励ましてもらったり。

『次はこんなのが見たいです』と要望をいただくことで、私の世界が広がっています街で『ひごさんですか』と声をかけられることもあります

ひごさんの1日

塾と両立する、ある日のスケジュールです。

時間内容
6:30起床(耳学=音声で学習)
9:00仕事
14:00帰宅・作業(撮影準備・台本)
15:00塾タイム・家事
21:00作業(撮影・台本)
2:00就寝
編集部
かなりパワフルです。体力を保つ秘訣はあるんですか。
ひごさん

私、食育指導士なので、タンパク質とビタミン・ミネラルはきちんと取ろうと食事に気をつけています。あとは睡眠の質を上げようと、寝られるときに寝る。体が資本なので、誰かのお世話になるのをできるだけ先延ばしにしようという考えです。

編集部
メンタルを保つ秘訣はありますか。
ひごさん

1日にすることを、前の日にきちんと決めておくことです。何もしない日でも『何もしない』という計画にする。

それから、パソコンに向かって打てないときは、紙に思いつくまま書き連ねていくんです。『そうか、私が言いたいことはこれだったんだ』と自分で気づけて、整理されます。涙が溜まってきたら解放して、鏡に向かって自分を励ましたりもします(笑)。

編集部
そのエネルギーは、どこから来るんですか。
ひごさん

誰かの役に立つんじゃないか、と思うことがすごいエネルギーです。私のやってること、発信したこと、持っている知識や知恵が誰かの役に立つのが嬉しい。『ありがとう』をもらうのが、すごいエネルギー源です

「素敵な経験を、発信するだけでいい」——同世代へ

編集部
同じ年代で「ひごさんだからできたんでしょう」と思う方も多いと思います。
ひごさん

できると思いますよ。50代くらいからは、皆さんそれぞれの素敵な経験がおありなので、その経験を発信するだけでいいと思うんです。自分の感じたこと、思ったこと、経験したこと、得意なことを発信すると、同じ趣味だったり同じ気持ちだったりする誰かが集まってきてくれます。

私も本当に何にも知らなくて、YouTubeのあげ方すらわからなかったんですから。1つずつスクールで聞いたり、調べたりしながら手探りでやってきて、なんとかなりました。

編集部
もし1人でやっていたら、どうなっていたと思いますか。
ひごさん

なんとかして1本は出したかもしれないんですけど、見てくれる人がいないと作る気にならないし、この方向でいいのか違うのか、路線も決められない。多分そこで終わっていたんじゃないかなと思います。

スクールでは勉強会に出たら必ず何かもらえるので、毎回参加してメモをして、あとでコンテンツに戻る、の繰り返しです。リアルのイベントでは生のKYOKO先生に会えるし、活躍されているトッププレイヤーと同じ空気を吸える。皆さん志が同じなので、空気感がいいんですよね。気合いが入ります。

編集部
今後の目標を教えてください。
ひごさん

アクティブシニアを増やしていきたいです。身も心も30代のように、というコンセプトで。ひご塾を始めて、同じ年代とのつながりを持ちたい方が多いことがわかったので、仲間を増やしていきたいというのが1番大きいです。

編集部
今日はありがとうございました。
ひごさん
ありがとうございました!
Movie

ひごさんの対談動画

ひごさんの明るさとパワフルさは、動画のほうがよく伝わります。KYOKO先生との対談を時系列に2本、あわせてどうぞ。
2本目はKYOKO先生がひごさんの自宅を訪ね、撮影の裏側を見せてもらった回です。

1本目(開始半年・登録者1万人の頃)

2本目(登録者1.9万人・「ひご塾」開講後の自宅ロケ)

School

ひごさんが学んだ場所

ひごさんが入学したKYOKO先生のビジネス学園は、ライティング・YouTube・マーケティング・商品づくりまで、個人で稼ぐために必要なことを無期限で学べるスクールです。50代・60代・70代で始めて成果を出しているメンバーが、ひごさんのほかにも何人もいます。

「素敵な経験を、発信するだけでいい」。
これまでの人生で積み上げてきたものは、そのまま発信の元手になります。
年齢を理由に諦める必要はありません。

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