アフィリエイトサイトにペナルティが下る4つの種類【対象サイトと解除法】
アフィリエイト長年やっていると、突然検索結果の順位が大幅に変動する時があります。
ペンギンアップデートやパンダアップデートのような大規模なアルゴリズムの変動の時もありますが、その他にもGoogleによるペナルティの場合も多くあります。
ペナルティを受けてしまうとSEO対策をしたキーワードの順位が落ち、収益は激減しますのでアフィリエイターにとっては死活問題となりかねません。
Googleによるペナルティの種類や対策を把握しておけば上位表示を狙うことができ、唐突にペナルティを受けることはほとんどありません。
ペナルティを受けたくない人はこの記事の内容を十分に熟知しておきましょう。
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- Googleのペナルティの種類
- どんな時にペナルティを受けるのか
- ペナルティを受けないようにするにはどうすればいいのか
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Googleが下すペナルティの種類
Googleのペナルティには「リンクペナルティー」、「低品質コンテンツ」、「コピー記事」、「アルゴリズムの変動」の4つがあります。
どのペナルティであってもサイトを圏外にするほどの影響がありますので全て把握しておいて下さい。
リンクペナルティー
外部リンクサイトから自分のメインサイトやブログに関連付けることを「被リンクを送る」と呼びます。
外部サイトに自分のwebサイトのURLを載せて誘導するなどが当てはまるでしょう。
自分で外部リンクを送ることは自演リンクと呼ばれます。
[voice icon=”https://twinring.co.jp/blog/wp-content/uploads/2020/12/kyoko_pro-2.png” name=”KYOKO” type=”l big icon_black”]このような手法をブラックハットSEOといいます。[/voice]
被リンクは自サイトをGoogleに評価してもらう上で重要な指標となりますが、明らかに不自然な被リンクを受けていたりするとペナルティの対象になることがあります。
また、フィッシング詐欺などを行っている悪質なサイトからの被リンクを受けていてもGoogleからペナルティの対象となることを知っておきましょう。
低品質コンテンツ
記事の本文などを「コンテンツ」や「サイトコンテンツ」と呼びます。
記事の文字数が300字程度と短すぎたり記事数が1記事しか無い、アフィリエイトの商品広告があまりにも多い場合は、低品質なコンテンツとみなされてGoogleからペナルティを受けるでしょう。
他にも、サイト訪問者が求める情報ではなかったり具体性にかける内容で記事作成すると、Googleの検索エンジンでは価値がないと判断されて順位やアクセスが低下してしまいます。
良質な記事の書き方については 「1日10件売れるアフィリエイト記事の書き方|実証済みの5ステップで構成を解説」で詳しく解説しています。
[voice icon=”https://twinring.co.jp/blog/wp-content/uploads/2020/12/kyoko_pro-2.png” name=”KYOKO” type=”l big icon_black”]低品質コンテンツの基準は文字数以外にも次のようなものが当てはまります。[/voice]
[box class=”glay_box” title=”低品質コンテンツの基準”]
- 文字数の少ない記事
- キーワードに対する答えがどこにも書いていない記事
- ターゲットキーワードが含んでいない記事
[/box]
[voice icon=”https://twinring.co.jp/blog/wp-content/uploads/2020/12/kyoko_pro-2.png” name=”KYOKO” type=”l big icon_black”]低品質コンテンツに当てはまる記事はnoindex設定をするか削除した方が良いでしょう。サイト自体の評価を下げてしまうので…[/voice]
コピー記事
Googleからペナルティを受ける可能性が特に高いのがコピペ記事の使用でしょう。コピペ記事とは他サイトの文章をほとんど修正せずに載せた記事を指します。
まったく修正をしない場合は著作権の侵害になるため法的にも問題のある行為となりかねません。
少しだけ修正した文章だとしてもGoogle検索は元の文章を見抜くことができますのでペナルティを受けるでしょう。
[voice icon=”https://twinring.co.jp/blog/wp-content/uploads/2020/12/kyoko_pro-2.png” name=”KYOKO” type=”l big icon_black”]これは人として当たり前ですね。[/voice]
重複コンテンツに対するGoogleのペナルティは重く、ほとんどの場合は検索結果に表示されることすらありません。
アルゴリズムの変動
ペナルティとは少し違いますが、アフィリエイトをするならアルゴリズムの変動も警戒が必要でしょう。
「アルゴリズム」とは、Googleが検索結果を決めるための基準や計算方法を指します。
「パンダアップデート」や「健康アップデート」が有名で、これらのアルゴリズムの変動によって大手企業のサイトが圏外に飛ばされることが多発しました。
アルゴリズムの変動に関しては対策がほとんどありません。
しかし、Googleは検索者を重視したアルゴリズムを作ると公言しています。
ユーザーのためになるサイトを作ることが1番の対策となるでしょう。
ペナルティを受けやすいアフィリエイトサイト
Googleからペナルティを受けやすいサイトは主に4つあります。
気づかない間に自分のサイトがガイドライン違反をしてペナルティ対象になってしまうことを避けるため、しっかりと確認して下さい。
アフィリエイトリンクだらけのサイト
アフィリエイト広告のリンクを1ページに何枚も貼っているサイトはGoogleのペナルティの対象となりかねません。
Googleではアフィリエイトリンクがユーザーにとって有益ではないと判断しているため広告が多すぎるとサイトが圏外に飛ばされてしまいます。
また、ファーストビュー(ページをひらいた時の最初の1画面)をアフィリエイト広告で埋めてしまうとGoogleからペナルティを受ける確率が高まるので注意して下さい。
[voice icon=”https://twinring.co.jp/blog/wp-content/uploads/2020/12/kyoko_pro-2.png” name=”KYOKO” type=”l big icon_black”]これはアドセンスでは最初の規約に明記されている事ですね![/voice]
ネガティブSEOの対象サイト
ネガティブSEOとは、対象のサイトに悪質なリンクを意図的に関連付けることで検索順位を落とす手法です。
あなたがサイト運営をしていて順位が急激に落ちた時は、他人からネガティブSEOの対象にされている可能性を考えましょう。
他人が勝手にリンクを関連付けていますので調べなければあなたのサイトがネガティブSEOの対象になっているかどうかはわかりません。
自分のサイトに関連付けられた被リンクを調べる手段はあるのでしょうか?
「サーチコンソール」で対象サイトの被リンクを調べると良いでしょう。
悪質なリンクが関連付けられていれば見つけることができ、又、拒否もできます。
低品質なコンテンツ記事
上記でも述べた通り、記事がユーザーの求めるものでなかったり、具体性が無くて薄い内容だった場合はGoogleが低品質なコンテンツだとみなすでしょう。
内容が薄い10記事よりもオリジナルで濃い1記事のほうがGoogleからの評価は高いです。
いかにしてオリジナル性を高めるかが今後の検索結果で上位を得られるかにつながってくるでしょう。
パクリサイト
Googleに最も嫌われるのがパクリサイトです。
他サイトを丸パクリしたアフィリエイトサイトは検索結果に表示されることすらありません。
全部をコピーしたわけでなくても、文章が完全に一致していたりありえないほど似ている記事内容だった場合はペナルティの対象となります。
ペナルティーを受けたアフィリエイトサイトの解除方法
アフィリエイトサイトがGoogleからペナルティを受けてしまったらどうしたらいいのでしょうか?
Googleから直接受けるペナルティには「自動ペナルティ」と「手動ペナルティ」の2種類があります。
手動ペナルティの場合
手動ペナルティとはGoogleのAIではなく人間の目視チェックによって受けるペナルティです。
自動ペナルティよりも解除が難しいため根気強く対応しなくてはいけません。
手動ペナルティを受けているかは「Googleサーチコンソール」で調べることができます。
[box class=”glay_box” title=”ラベル名”]
- サイトを「Googleサーチコンソール」に登録
- 「Googleサーチコンソール」の「検索トラフィック」で「手動による対策」を確認
- 表示されている手動ペナルティを改善したあとに「再審査リクエスト」で審査依頼
- 改善したとGoogleが判断したらペナルティ解除
[/box]
といった流れで確認できるでしょう。
ペナルティは解除されるまで3日程度ということもあれば、数ヶ月かかる場合もあります。
また、改善していないとGoogleが判断したらペナルティは解除されません。
1度で解除するのは難しいため「手動による対策」画面に表示された改善内容にしたがって根気よく作業しましょう。
自動ペナルティの場合
自動ペナルティの場合は、ペナルティを受けているという告知がありません。
このため検索順位が不自然に急落している場合で手動ペナルティが無い場合に自動ペナルティを疑います。
自動ペナルティの原因を突き止めるのは難しく、被リンクが多すぎたりアフィリエイト広告が目立ちすぎるなど様々な要因が考えられるでしょう。
基本的にはコンテンツの質を見直したり、悪質なリンクがサイトに付けられていないかを調べて下さい。
他の人のサイトがあなたと同じタイミングでペナルティを受けていることもありえます。その場合は大規模なアルゴリズムの変動が予測されますので最新情報を調べるのが得策でしょう。
アルゴリズムの変動による順位低下の場合は放置することで数カ月後に順位が戻った例もあります。
ペナルティを受けたからといってすぐに手を加えるのではなく、しっかりと原因を調べて仮説を立ててから対処していくと良いでしょう。
まとめ
高品質なコンテンツを作り、悪質な被リンクを避け、アフィリエイト広告を貼り過ぎなければGoogleからペナルティを受けることは珍しいです。
もしペナルティを受けてしまった場合は手動ペナルティか自動ペナルティかを判別してから対策を練ることで早い段階で改善できることもあるでしょう。
近年ではアルゴリズムの変動による順位変動が激しくなっています。
Googleに振り回されることなくユーザー重視のコンテンツを作ることでペナルティを受ける可能性は低くなることでしょう。