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【有料級】セールスライティングとは|3つの型と15のテクニックで徹底解説

WEBライティングをする方なら「セールスライティング」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。

しかし、具体的にセールスライティングの意味や詳しい書き方などを理解している人は多くありません。

ですが安心してください。

そんなに難しいものじゃありません。

この記事では、セールスライティングを基礎的な3つの型(フレームワーク)に当てはめるだけの書き方と記述例。

さらに、15のセールスライティングテクニックを徹底解説していきます!

具体的に学習出来るおすすめの本も最後に紹介しますね。

KYOKO

実際に私も購入して学習した本ですのでレビューします!

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この記事の目次

セールスライティングとは

セールスライティングとは

そもそもセールスライティングって何でしょう?

  • WEBライティング
  • セールスライティング
  • コピーライティング

上記のようなものはよく聞く言葉です。

ここでは、代表的なセールスライティングとコピーライティングの違いについてお話しします。

セールスライティングとコピーライティングの違い

目的としてセールスライティングは 、商品を売るためのライティング技術です。

一方コピーライティングは、商品を売るためのというわけではなく、ブランディングとかイメージを伝えるためのライティング技術です。

コピーライティングはキャッチコピー的な要素が強いんですね。

KYOKO

広告的な役割と言うか・・・ 

使用箇所についてですが、セールスライティングは文章のすべてに使います。

初めから終わりで1セットですから、 流れが重要。

コピーライティングは、タイトル・見出し・リンク周りに置くテキストや・テキストリンクなど。

ピンポイントに使います。

コピーライティングは何か行動を起こさせる際の入り口に使うんですね。

ポイントは、セールスライティングは購買心理を理解することがとても重要です。

コピーライティングに関しては興味関心を惹きつけることがポイントです。

元々は、コピーライティングというものしかなく、セールスライティングは差別化として、後に登場したライティングらしい。

KYOKO

少なくとも、私は2つをこのように切り分けて考えてます。 

セールスライティングの特徴

現在の認識としては、セールスライティングは物売るための営業トーク的存在。

つまり最後にはクロージングをし、「購入」という行動を促すためのライティングということです。

営業トークの流れ

STEP
【冒頭】

挨拶

STEP
【問題提起】

問題点を炙り出す・不安を煽る・YESを引き出す

STEP
【本題】

問題提起であげた内容を解消できる話を提示

STEP
【強化】

同じ立場の第三者の体験談・問題解決の具体例やシュミレーション

STEP
【クロージング】

契約書記入

セールスライティングでは、リアルの営業トークを文章に変えたものです。

コピーライティングの特徴

コピーライティングは「イメージ付けのための文章」つまり、ブランディングのためのライティングとも言い換えることができます。

「キャッチコピー」といえばイメージがつきやすいでしょう。

有名企業のキャッチコピー例
  • 心と心で、つながる未来へ【ワタミ株式会社】
  • 愛は食卓にある。【キユーピー株式会社】
  • そうだ、京都、行こう。【 JR東海】
  • お、ねだん以上。ニトリ【ニトリ】
  • きれいの、その先にあるもの。【コーセー】

このキャッチコピーを聞くだけで、会社名が頭に浮かぶはずです。

ですがこのキャッチコピーを聞いただけで、そこの商品を買おうとは思わないですよね?

「お、ねだん以上。ニトリ」→「よし!ソファーを買いに行こう」

こうはならないはずなんです。

ですが企業を象徴しつつ、ブランドイメージを向上させるためには効果抜群です。

直接の購入にはつながらないけれどブランディングには効果的な文章。

それがコピーライティングです。

【豆知識】WEBライティングとは

言うまでもなくWEBに特化したライティング方法のことです。

WEB上の文章では、多忙なインターネットユーザーを想定し起承転結を持たない文章が推奨されています。

他にも、WEBライティングならではの見出しの書き方や、上位表示するためのSEO的観点を含めたライティングをしていかなくてはいけません。

WEBライティングのオススメ本はこちらの記事で紹介しています。

▶︎ 【必読】アフィリエイト学習におすすめの本「まずは勉強しよう」

セールスライティングの使用例

セールスライティングの使用例

セールスライティングを使う場合は、アフィリエイト以外でも多々あります。

商品やサービスを「購入」「契約」して欲しい場合には、全てセールスライティングを使うでしょう。

KYOKO

手紙のようにダラダラ書いても売れませんからね。

しっかり論理建てて、購買心理に則ったセールスライティングを使う例としては、メルマガ・ダイレクトメール・ ランディングページなどで使うことが多いでしょう。

メルマガ

メルマガ

メルマガは、購読者に直接読んでもらえる手紙のようなものです。

ただ単にコミュニケーションを取る場合もあるかもしれませんが、ここで商品を紹介する場合もあるでしょう。

直接届くメールでも、読みやすく購買意欲をかき立てられるような文章でなければ商品は売れません。

ユーザーが検索してたどり着くのではなく、メールが勝手に送られてくるわけですから、タイトルも魅力的でなければ開封すらされません。

やはり、ここでもセールスライティングのスキルが必要ですね。

ダイレクトメール【DM】

ダイレクトメール【DM】

チラシ等が直接自宅に届く事はありませんか?

あれはダイレクトメールと言って、たまたま受け取るチラシとは違い、ユーザーへ直接送られてくる宣伝用のチラシです。

もちろん商品を売る目的があるわけですから、ダイレクトメールにもセールスライティングの技がちりばめられています。

ランディングページ(LP)

ランディングページとは着地点のことを指し、ユーザーが最後に「購入」という行動を起こしてもらうための販売ページのことをいいます。

これは生協のパルシステムの販売ページですが、これももちろんセールスライティングを使っています。

生協lp

とても縦長なので全部は載せられませんでしたが、興味ある方は見てみてください。

引用元:https://www.pal-system.coop/goannai/otameshi

こんな感じになっています

  • どれだけお得なのかを提示
  • 商品のラインナップ【それぞれの特徴とメリットを紹介】
  • もう一度どれだけお得なのかを提示
  • 補足事項
KYOKO

セールスライティングには3つの型があります。

セールスライティングを3つの型から学ぶ

セールスライティングには、3つの型があると思っています。

そのテンプレートに当てはめて、ライティングしていくことで、「購入」のフェーズまで押し売り感なく導くことができます。

PREP法でライティング

PREP法

PREP法はセールスライティングの中でも基盤となるライティング方法です。

大枠は以下のような順序となります。

PREP法大枠
  • 総論
  • 各論
  • 結論

②の各論の中で①の理由や具体例を詳しく記述していくこととなります。

そして、最後にもう一度結論づけて「行動」に結びつけます。

AIDMAの法則でライティング

AIDMAの法則

AIDMAの法則はサイトアフィリエイトの様々な場所で活用できますが、セールスライティングにも使うことができます。

AIDMAの法則
  • リード文
  • 問題提起
  • 問題解決
  • ベネフィット
  • アクション

①から読み進めて④まで見た時には、既に購買意欲は高まった状態にあります。

アフィリエイトであれば最後の⑤で、そっとアフィリエイトリンクを置いておくだけでも成約しますね。

PASONAの法則でライティング

PASONAの法則

PASONAの法則もセールスライティングではよく使います。

PASONAの法則
  • 問題提起
  • 問題を煽る
  • 解決方法を提示
  • 限定性を持たせる
  • アクション

どちらかというとネガティブキーワードの答えを返すときは、このようなテンプレートになるかなと思います。

ネガティブな問題点を起点として、悪い要因から良い対策へ反転させることで一気に安心感を与えるライティング方法です。

KYOKO

ここからは、私のおすすめのセールスライティングの本を紹介します!

読まない・信じない・行動しない

ここで衝撃的なお話をします。

私たちが心を込めて一生懸命書いた文章は、読まれないし、信じてもらえないし、行動してももらえません。

WEB上の文章には「読まない・信じない・行動しない」この3つの壁があると言われています。

KYOKO

よく「3つのNOT」といいますよね。あれです。 

この3つの壁を突破しないと、確実にモノは売れません。

ほとんどのユーザーはスマホの狭い縦長の画面の中で、高速スクロールで流し読みをしながら「ふーーーん」って読んでます。

書き手の私たちとはえらいギャップですよね。

てっきり一言一句じっくり読んでもらえるとばかり思って書いているんですから。 

では「読ませる・信じさせる・行動させる」ためにはどうしたらいいのでしょうか?

ここからがセールスライティングのテクニックの出番です! 

3つの壁に当てはめてそれぞれの打開策を解説していきましょう。 

「読まない壁」を突破するセールスライティング

まず読まない壁を突破するセールスライティングです。

なぜ人はじっくり文章を読まないのでしょうか?

  • わかりにくそう!読みにくそう!
  • それを語るあなた誰?
  • 知りたいこと書いてなさそ・・・

分かりやすく言うとこんな感じの心理が働くから読む気が失せるんです。

そこで、使えるテクニックがこちらですね

  1. PREP法
  2. 権威性
  3. メリットの提示
  4. 検索意図を網羅
  5. パワーワード

1つ1つ説明していきます

テクニック1:PREP法

まず分かりやすさを演出するためにはとにかくPREP法です。

 PREP法とは情報をわかりやすく整理して論理的に示す文章構成のことです。

このように、まず最初に総論だったり結論的なことを述べます。

WEBの世界では起承転結はいらないですから、答えは先にバシッと示してから「なぜなら〜」と続けるのが王道中の王道。

総論を述べてから、理由を述べて具体例を入れてから最後にもう一度、総論として答えを示して行きます。

私の場合は間に挟まる「各論」(理由とか具体例とかですね)これ以外にも、もう一つ各論として「体験談」を挟むと良いと思っています。

こんなふうに塊として整理してあげると、飛ばし読みで気になるところだけ、かいつまんで読めます。

実際どうですか?

自分で何かの記事を読むときも、最初に全体をパーッとスクロールして、気になるところだけ戻って読んだりしてませんか。

そこでさらに気になったら次の見出しを読んだり「記事の冒頭に戻ってじっくり読んだりする」みたいな選択をするんです。

では読者が気になるところとは、どこか?

まずタイトルですよね。

それをみて、どんな内容が書いているか、ある程度予測を立てるわけです。

そして次に目に留めるのは見出しではないでしょうか?

次に見出しの下にある画像にも目が止まります。

この画像がどこからでも取れるようなフリー素材だったら、微妙ですが、 その見出し内で始まる内容が予測できるようなオリジナル画像だったら記憶に残ります。

他にも強調された文字はパッと目に入ってきますよね。

  • 赤文字
  • 太文字
  • 箇条書き

このあたりは流し読みをしてても、なんとなく見てしまいます。 

こんな風に文章の中で見られるポイントを意識しつつPREP法を使えば、分かりやすさという点ではクリアです。

PREP法の応用版やタイプ別のPREP法を知りたい方は、以下の動画を見てください!

誰も話していないような貴重な情報を手に入れることができます! 

テクニック2:権威性

二つ目のテクニックは、権威性です。

「結局その話を語るあなたは誰?」ってところで、信憑性がないと人は見向きもしません。

KYOKO

人は権威にめっぽう弱いです。

そして「権威者のいうことは、無条件で信じてしまう」という習性みたいなものもありますよね。

白衣を着た人が白い粉を渡して「これを飲めば風邪が治る」といえば無条件に信じてしまうでしょう? 

例えばこの記事のテーマである「セールスライティング」を語るにあたって、

 A と B どちらから話を聞いてみたいと思いますか?

普通に考えて B の人から話を聞きたいですよね。

テーマに対する権威者だったりすれば、話の信憑性も桁違いに上がりますよね。

テクニック3:メリットの提示

3つ目のテクニックはメリットの提示です。

まずメリット とは何か?

メリットとは価値です。その記事を読む価値。

人は価値がないものに行動を起こしません。

では、もっと掘り下げてみましょう、価値とは何か?

人にとっての価値は2つあると言われています。 

「快を得る」というポジティブなメリットと、「不快を避ける」というネガティブなメリット。

その記事を読むことで、このどちらかが得られないのであれば、読む価値はありませんよね。

リード文エリア辺りで、この記事を読むメリットを、箇条書きで出してあげると一気に興味を持ってもらえます。

テクニック4:検索意図の網羅

4つ目のテクニックは、検索意図の網羅です。

ちょっと考えてみてください、 とある記事に入って、読むのを止め、ページを閉じるときはどんなときでしょうか?

最も多いのは、知りたいことが書いてなさそうだと思った時です。

軽くリード文を読み、大見出しをパッーっと見たとき、欲しい情報がなさそうだったら別の記事を探しに行きませんか?

じっくり読んでから判断なんてしませんよね?

これは、検索意図をくまなくカバーした構成案を作ることで解決します。

SEO 的な話にはなってしまうのですが、 検索エンジンにキーワードを打ち込む人は目的があってその言葉を打っています。

SEOとは・・・

SEO とは SEARCH Engine optimization の略で、 Google の検索結果の上位に自分のコンテンツを表示させる技術のことです。

「腰痛 治し方」と打てば、腰痛の治し方について詳しく知りたいと思っているし、「頭痛 原因」と打てば、どうして頭痛の原因が知りたいと思っています。

これ別に SEO に限った話でもありません。

 SNS 経由で記事を読む人もタイトルと中身がちぐはぐだったら読むのをやめます。 

つまり相手の目的に合わせて的確な答えを返さなくては、 速攻離脱されてしまうということ。

自分の欲しい答えを的確に、そして網羅的に返してくれそうな記事なら、読んでみる価値はあります。 

記事構成のことについてはこっちの動画で超詳しく話してますから見てみてください。

テクニック5:パワーワード

5つ目のテクニックは、パワーワードです。

基本的に入口で引きの強い言葉を使った方が読まれる確率は高くなります。

タイトルやリード文、他にも商品購入リンクには、パワーワードを使っていきましょう!

 

信じない壁を突破するセールスライティング

次は「読まない・信じない・行動しない」の信じない壁を突破するセールスライティングです。

基本的に読者は書いてある内容を鵜呑みにしたりはしません。

どっかで疑いながら読んでいます。

その疑念や不安を払拭しない限り、そんな微妙な気持ちで物を買ったりはしませんよね?

スッキリして納得してから購入ボタンを押すものです。

そこで使えるテクニックがこちら。

  1. 社会的証明の利用
  2. デメリットの開示
  3. 断言・言い切り
  4. 「理由」の存在

1つ1つ説明していきましょう。

テクニック6:社会的証明の利用

六つ目のテクニックは、社会的証明の利用です。

社会的証明っていうのは、多数決大好きな日本人が特に強く反応してしまう部分ではあります。

別名:バンドワゴン効果とも言うんですが、大多数の人が選んでいる選択肢を魅力的に感じてしまう心理効果のことです。 

商品を売るためのLP にはフレームワークみたいなものがあって、その中に必ず組み込まれているパートがあります。

それが口コミです。

口コミって結局は第三者の声ですよね。

何かを売りたいとき、販売者はいいこというの当然なんです。

だって買ってほしいわけですから。

そこに信憑性はイマイチなわけで・・・販売しているその人以外の人の声の方が信用できますよね。

記事の中でも、自分以外の誰かの意見を入れることは信憑性と説得力を高めることができます。

権威性の高い記事の内容を引用したりして、自分の意見を補強するのも良い手です。

自分の主張を信じてもらいたい時は、自分の意見だけではなく第三者の意見も入れるようにしましょう。 

テクニック7:デメリットの開示

7つ目のテクニックは、デメリットの開示です。

これはライティングで、初心者が盛大に間違ってしまうポイントでもあります。

私が運営している副業の学校でもよくこの話をするのですが、次のように言っています。

  • 売りたいなら売り込むな
  • セールスに説得は不要

売り込み感の強い記事って嫌われるんです。

だからこそですが、あえてデメリットを開示することが大事。

あなたは商品を購入しようと思った時、どんな要素を重点的に見ますか?
  • Amazon のレビューでは、星1のコメントを見る
  • 商品レビューのブログ記事では使いにくかったところや失敗したところを見る
KYOKO

おそらくこんな感じ。

いえいえ!別にそれは普通のことです!

なぜなら商品を購入した後に、お金を払って失敗したくないからそうしてるんですよね?

そして、そのネガティブな情報が自分の中で許容できる範囲であれば購入するわけです。

人が求めるのはこの二つしかありません。

そして特に強烈に求めるのが、不快を避ける方。

いい気持ちになるより、痛い思いをしたくないんですね。

だからこそ商品を購入してもらいたいのであれば、デメリットは誠実に開示すべき。

「そんなこと書いたら売れなくなるのでは?」

こんな気持ちになるのもよくわかります。

でも、どうです?

良いことしか書いてないブログの場合と、悪い部分も隠さず書いてあるブログ・・・

しかもその悪い部分は、自分の許容範囲内だった場合なら、圧倒的に後者からものを買いませんか? 

むしろ人はデメリットの方が知りたいんです。

これよく覚えておきましょう。 

テクニック8:断言・言い切り

8つ目のテクニックは、断言・言い切りです。

  • だと思います
  • かもしれません
  • のような気がします

こんな言い回しを連発して文章を書いていませんか?

残念ながら、そんなに自信のなさそうな人から物は買いませんよ。

普通に信憑性の薄い情報か、ただの主観なのかなと思ってしまいます。

普通の文章の時もそうですが、セールスライティングだと特に、 自信のなさそうな主張だとダメです。 

語尾だけを変えてみました。

この二つを比べるとAは、まだその商品を使ったことのない人が話してるような印象。

Bは、体験に裏打ちされてるような印象。

言い切るだけでこれぐらい変わるんです。

美容系の商品や健康系の商品とかは、効果を保証したり断定したりはできません。

KYOKO

薬機法があるので。

とはいえ、個人の体験や感想は言い切るべきです。

「たぶんおすすめだと思います・・・」なんて言っても、弱すぎますよね。

おすすめする時はしっかりユーザーの背中を押してあげましょう。 

テクニック9:「理由」の存在

9つ目のテクニックは、主張に必ず添えるべき「理由」の存在です。

人が何かを信じるのには、理由が必要です。

  • なんでその商品を買ったのか
  • なんでその商品がいいのか
  • なんでその商品をおすすめするのか
  • なんで私にすすめるのか
  • なんで今安くなってるのか

とか色々なWHYを持っています。

これは、問題解決のテンプレート「5つのWHY」がセールスライティングにも使えます。

文章の中でこれらのWHYに必ず answer を混ぜて書きましょう。

主張に対してちゃんとこのように理由があると納得感が違います。

行動しない壁を突破するセールスライティング

そして最後の壁。

行動しない壁を突破するセールスライティングについてです。

文章を読んでその内容を信じても、最終的に行動する人はごくわずか。

だからこそ最後の行動しない壁を突破するためのテクニックが必要になってきます。

  1. ベネフィットライティング
  2. 先回りの発想
  3. ユーザーの選別
  4. 限定性と希少性の演出
  5. マイクロコピー

この辺りですね。

一つ一つ説明していきましょう!

テクニック10:ベネフィットライティング

10個目のテクニックは、ベネフィットライティングです。

初心者がやってしまいがちなミス

商品を売りたいがゆえに LP に書いているような商品説明をつらつらとしちゃっている

  • この商品は〇〇という成分が入っていて
  • 累計何万個売れていて
  • 芸能人の誰々も使っていて

とか・・・

これって LP に行けば全部わかることじゃないですか。

こういう商品説明系ばかりの文章ってどうしても物が売れていきません。

人はモノを買う時、そのものが欲しいからじゃないからです。

一つ例を挙げてみましょう。

育毛剤を購入する人は、どうして育毛剤が欲しいのでしょうか?

その問いに「なぜ?」 を何度も問いかけて深ぼってみましょう。

育毛剤を購入する人の本当の目的は「愛されたいから」というところに落ち着きます。

最初の問いの答えである「髪の毛を生やしたいから」という購入目的は、誰でも分かっていることであり当然すぎる答え。

こういう顕在化したニーズのことを顕在ニーズといいます。

問いを進めていくと、どんどん育毛剤とは関係ないようなニーズが露わになってきましたね。

最終的な 答えとしては、「認められたい・愛されたい」といった承認欲求が、育毛剤の潜在的な購入目的になるわけです。

こういう隠されたニーズのことを潜在ニーズと言います。

この潜在ニーズのことを、いわゆるベネフィットと言うんですね。

表面化した当たり前すぎる顕在ニーズにフォーカスしてライティングすると、どうしても商品説明みたいな文章になってしまいます。

ですが、隠されたニーズであるベネフィットにフォーカスしてライティングすると、相手の心にガツンと刺さる文章を書くことができるようになります!

育毛剤を使った先の未来をイメージできるようなライティングをしてあげると、購買意欲はとても高まります。 

テクニック11:一貫性の法則

11個目のテクニックは、一貫性の法則です。

一貫性の法則というのは、自分の言ったことや、やったことににつじつまを合わせたくなるという心理のこです。

セールスライティングに当てはめたとき、営業トークのテクニックである「イエスセット」が役に立ちます。

本題に入る前の冒頭でたくさんのYESを引き出すというものです。

  1. 「なるべく早くパソコンのスキルを高めたいと思いませんか?」⇨ YES
  2. 「出来れば通学することなく在宅で隙間時間を使いながら技術を身につけたいですよね」⇨YES
  3. オンライン完結型のパソコンスクールはこちら

1番と2番でイエスを引き出しておけば、訴求が通りやすくなります。

事前に同意したイエスと辻褄を合わせたくなるからですね。

読者の悩みを、相手の言葉を使って言語化してあげると、イエスを引き出しやすくなります。

例えば…
  • ブログやってるけど、全然売上があがらない
  • とりあえず記事書いてるけど、本当にこれでいいのかわからない
  • とにかく文章で稼ぎたいんだー 

こんな人はこの記事を読んでください!

こういわれると自分事に感じ共感しますから、記事を読まれる確率は高くなります。

テクニック12:先回りの発想

12個目のテクニックは、先回りの発想です。

商品を購入するという行動は大きな決断なわけです。

やっぱりネガティブな感情を払拭しておかないと踏み切れない決断です。

  • 効果的って言うけど根拠あるのかな・・・
  • 購入した後返品できるのかな・・・

とか、 文章を読んでても読者の心の中では疑問と反論を繰り返しています。

1文1文書いたあとに、 どんな反論がくるのか考えてみてください。

KYOKO

あなたが思いついたその反論・・・絶対に読書は心の中で思っています。

だからこそ!先回りしてアンサーを書いておくことで、 安心して購入に踏み切ることができます。

「なんで?どうして?」と、自分の文章に自分でツッコミを入れていきましょう。

かゆいところに手が届く素晴らしい文章ができますよ! 

テクニック13:ユーザーの選別

13個目のテクニックは、ユーザーの選別です。

商品を売りたいとき、どうしてもたくさんの人にリーチしたいから

  • あんな人にもおすすめ
  • こんな人にもおすすめ
  • どんな人にもおすすめ

とかってやっちゃいますよね?

でもこれって胡散臭さ満点です。

私なら、この売り込みたい必死さが伝わった時点で絶対に買いません。

そこで、私がよくやるテクニックなが、 ターゲットユーザーを限定することです。 

デメリットの開示とも似ていますが、あえてはっきりおすすめできない人をあげてしまうんです。

普通に考えて1日で劇的にニキビを消したい人って少数派じゃないですか?

KYOKO

あまり現実的じゃないんで・・・

そういう少数派の方をあえてバッサリ切ってあげる感じですね。

普通に考えて自分が該当する方は後者の方なんで、「自分は当てはまるなー」となります。 

ネガティブな側面も誠実に開示してもらったような感じもしますし、話に納得感が出ます。 

テクニック14:限定性と希少性の演出

14個目のテクニックは、限定性と希少性の演出です。

商品を購入しようとした時、 買う気になっていてもこんな風になったことありませんか?

  • まあ後からにしようかな
  • もう少し考えてからにしよう
  • 今度でいいか

「いつでもいい」といわれると「いつかでいい」になるのが人ってもんです。

ここで商品をおすすめするなら、限定性や希少性を演出すべき。

事実と違う場合はできませんが、そういうポイントがないか探してみましょう。

  • 期間限定 
  • 数量限定
  • 特別価格

こういうのがあると、今買わなきゃいけない理由になりますよね。

アフィリエイト案件であればキャンペーンをやっているものもあります。

そういうポイントがあるならもれなく訴求していきましょう!

テクニック15:マイクロコピー

15個目のテクニックは、マイクロコピーです。

マイクロコピーというのは、ボタンリンクやフォーム周りの短い文章のことです。

この短い文章があるだけで、 CVR( 成約率)が劇的に変わることがあります。

こんな感じで申し込みボタンの上にちょっと短めの言葉があったりしますよね? これです。

有名な所で行くと例えば楽天マガジンを見てみましょう!

引用:https://magazine.rakuten.co.jp/

8月25日までということで期間の限定性と、無料というメリットと簡便性を合わせて演出しています。

引用:https://www.rizap.jp

こちらはライザップの LP。

  • 具体的な痩せ方がわかる→登録するメリット 
  • 0円カウンセリング→ノーリスク 
  • 簡単30秒で完了 →簡便性 

ボタン周りにこれだけの要素を組み込んでいます。

大手企業ですからもちろん上手いですが、これらのマイクロコピーは個人のブログでも絶対に採用するべきです。

「お申し込みはこちら」だけでは、人はなかなか行動しないということです。

マイクロコピーをもっと勉強したい人は、 ヤマタクさんのこちらの本がかなりオススメです。

KYOKO

文章を書く人なら絶対に1回は読んだ方がいいです。

セールスライティングの関連技術:リンクテクニック

最後にセールスライティングと深く関係のあるリンクテクニックについても触れておきましょう! 

リンクの種類

商品を販売するためのリンクって 、種類としてはテキストリンクとバナーリンクとボタンがあるかと思います。

どういう時にどのタイプのリンクを使ったらいいかって悩んだことありますよね?

別にどこにも定義されているわけじゃありませんが、個人的には割とそれぞれに役割があると思っていて。

テキストリンクだとまず文章を読んでいる時に邪魔をしませんよね。

売り込み感が少なく文中にさりげなく差し込めるメリットもあります。

どのリンクタイプよりもクリック率は高いです。

これ内部リンクにする時もブログカードは目立っていいのですが、たくさん使いすぎるとゴチャゴチャするし読者のスムーズな目線を止めてしまうと思っています。

内部リンクもテキストリンクの方が邪魔しないし、クリックもされます。

ボタンリンクはテキストリンクよりも売り込み感は強め。

目立つからしっかり認識されますよね。

購買から近いキーワードで記事を書いているのであれば、ボタンがおすすめです!

もう買う気で来てるユーザーですからね、しっかり認識させてあげた方がいいです。

ですが、記事タイプによってはボタンリンクは敬遠されてしまうかもしれません。

購買から遠いお役立ち情報の記事とかで、いきなりボタンリンクが出てくると、押し売りされているような気持ちになります。

購買から近いキーワードであればボタンリンクはCTR高めですが、そうでない場合は売り込み感が強過ぎるかもしれません。

その記事が、どういう心の状態のユーザーを集めているのか意識してリンクを使い分けましょう。

最後にバナーですが、これは完全に広告色が強いですよね。

当然売り込み感も超強いです。

ということは、もちろん購買から近いキーワードの記事で使うべきですね。

その反面、画像ですから商品イメージを伝えられるというメリットもあります。

私個人的には、あまりバナーは使わない派なのですが、もし使うならテキストリンクも合わせて入れておくと良いですよ。

リンクの色と形状

バナーはもうデザインが決まっているので別ですが、テキストリンクとボタンリンクは色と形状によってクリック率が変わったりします。

まず、テキストリンクの色ですが、これは絶対青色にしてください。

なぜなら、「青色のテキストはリンク」という常識が既に出来上がっているからです。

初心者でピンクとか赤を使ったりしている人を見かけるのですが、 これだけは絶対にやめましょう。

KYOKO

リンクだと認識できませんからね。

ボタンリンクの色に関しては、諸説ありますが緑をおすすめします。

Firefox のダウンロードボタンの AB テストでは、緑・青・紫・オレンジのボタンで受験したところ、緑のボタンが最もダウンロードされたとの実験データがあります。

参考元:https://blog.mozilla.org/metrics/2009/06/19/firefox-is-green/

緑は安全な印象を与えるからクリック率が高い。

逆に赤いボタンは危険の色だから、警戒されてクリック率が低くなる。

こんなふうにいわれています。

もちろん。色だけがCTRやCVRの原因だとは思いません。

リンクのテキストや、マイクロコピーなんかも関係してくるでしょう。 

次にリンクの形状ですが、 これは「押せる感」がめちゃくちゃ大事だと思っていて。

テキストリンクであれば「>>〇〇〇〇」この>>があるだけで、押せる感がでますよね。

ボタンリンクであれば、 ホバーした時のキラッと感やプルンと感は、クリック率を高めます。 

ボタンの上にカーソルを合わせるとキラッとしますよね。こういうことです。

当ブログで使っているWordPressテーマ「SWELL」なら、 標準機能で使えます。

▶︎ SWELLの公式サイト

 

他にも「押せる感」として、ボタンに影をつけたり、クリックできそうなマークをつけることでCTRが改善されたりします。 

ちょっとしたことかもしれませんが、すぐにできるのでぜひ試してみてください。

リンクを置く場所

購入を提案するタイミングが悪ければ、購入されません。

営業トークで、話し始めから話の終わりまでずっと契約書にサインすることを求めて来られたら嫌ですよね? 

アフィリエイトリンクなどもそうなのですが、 記事の適切な場所にリンクをおきましょう。

適切なリンク配置箇所
  • 目次上  
  • 記事下
  • 問題解決した場所 
  • 価格の話をした場所 

これがリンクを置く適切な場所です。

目次の上

1つ目は、記事の目次の上です。

段階としてはかなり早いタイミングでリンクを出す感じですよね?

どういうときかって言うと、商標名のキーワードで記事を書いていたり、

「〇〇 おすすめ」とか、商品を買いたい気持ちが十分に温まっている人が読む記事の時ときにやります。

こういうキーワードで検索してくるユーザーは、「説明いらないから早くリンクちょうだい」って思ってる可能性も。

だからこそ、早い段階でリンクを置いてあげることが親切につながりますよね。

記事下

基本的に、記事下はクリックされやすい場所です。

下まで読み終えて満足して、 次どうしようか行動を促してあげる必要があります。

その商品と全く関係のない話をしている記事であれば、 記事下にリンクを置くのはどうかと思いますが、

解決策としてその商品があるのであれば、ここにリンクを置かない手はないですよね?

問題解決した場所 

次に問題解決したトピックの付近にもリンクはおくべきです。

例えばニキビの治し方というテーマで記事を書いているのであれば、その解決策として、リンクを置かないことの方が不親切です。

「どこにリンクあるんだっけ?」とユーザーに探させない配慮が大事なんですね。

もし自分が読者だったら「こんな時はすぐにリンクが欲しい」ってとこあるじゃないですか?

その一つとして、記事のテーマの問題が解決した場所があると思います。

価格の話をした場所 

当然ですが、価格の話をした場所にはリンクが必須です。

ここでは控えめにいかず、ボタンリンクやバナーでもいいですよね。

価格トピックの箇所は、最もセールスに適したタイミングです。 

セールスライティングの学習におすすめの本【レビュー】

セールスライティングの学習におすすめの本【レビュー】

これから紹介するのは全て私が実際に購入し、セールスライティング学習した本です。

かなり具体的に書き方が載っているものもあるので、おすすめです。

【10倍売れるwebコピーライティング】

【10倍売れるwebコピーライティング】

バズ部が出しているセールスライティングの本です。

ここで紹介している本の中で最もセールスライティングに特化した本ですね。

他の本はwebライティング全般の章もあったりしますが、これは記事構成の中で「どの部分ではどのように書けばいいか」ということにフォーカスした内容になっています。

ですので、SEOライティングについては触れていません。

ライティングの本を出版しているだけあってとても読みやすく、初心者の方でも理解しやすい内容になっています。

【SEOに強いwebライティング〜売れる書き方の成功法則64〜】

SEOに強いwebライティング〜売れる書き方の成功法則64〜

この本は私と同じ認定SEOコンサルタントのふくだたみこさん著のライティング本です。

SEOのスペシャリストですから、SEOにまつわるライティング方法についても学べます。

例えば・・・

  • 1ページ1キーワードの概念
  • タイトルタグとディスクリプションの最適化
  • 見出しタグの書き方
  • キーワード出現率

セールスライティングももちろんですが、WEBライティングに役立つ文章術についてかなり詳しく書かれています。

【SEOに効く!webサイトの文章作成術】

SEOに効く!webサイトの文章作成術

こちらもふくだたみこさん著のライティング本で、全日本SEO協会の代表理事である鈴木将司氏の監修になっています。

こちらもSEOの観点をから見たライティングテクニックを主軸に実際の事例を踏まえて詳しく解説されています。

心理学的な要素も踏まえて解説されているので、

  • どのような文章を書いたら共感されるか?
  • どのような構成で書けば購買意欲を高められるか?

このようなことも学べるでしょう。

【ウェブセールスコピーの法則】

ウェブセールスコピーの法則

こちらはマリア・ヴェローソ著で、寺本隆裕監訳のセールスライティング本です。

こちらはどちらかと言うと、技術的な内容ではなくセールスライティングの概念について述べられています。

例えば・・・

  • 催眠効果のある言葉で人を説得する方法
  • 相手の心を変化させる方法

など心理的側面に寄り添いながらライティングの概念について解説されています。

セールスライティングの型や具体的な書き方などは載っていないので、時間がある時に読んでみるのおすすめします。

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  4. キーワード選定完全ガイド
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