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サジェストキーワードを使ったキーワード選定|デメリットと上手な活用法

この記事は、サジェストキーワードを使ったキーワード選定について解説するコンテンツです。

キーワード選定はSEO対策の基本の “キ” ですが、 サジェストキーワードは、そのキーワード選定の中でも基本中の基本になります。

基本的なキーワード選定の概念についてはこちらの記事で詳しく解説していますので先に読んでいただけるとスムーズに理解できるかと思います。

▶︎ SEOキーワード選定のやり方「ブログ初心者がおさえるべき5つのコツ」

では、サジェストキーワードはどのように使っていけば良いのでしょうか?

  • サジェストキーワードって何?
  • サジェストキーワードを使った上手なSEO対策
  • あると便利なサジェストキーワードツール

サジェストキーワードを理解しうまく使えば、 ユーザーの心理に沿いつつ、効率的にアクセスを集めることができるようになります!

ここで必ずマスターしておきましょう!

この記事の目次

サジェストキーワードとは?

キーワード サジェスト

サジェストキーワードというのは、Googleなどの検索窓に特定のキーワードを入力すると表示される補助的なキーワードのことをいいます。

サジェストキーワードとは?

検索結果ページの最下部には「関連キーワード」が表示されます。

検索結果ページの最下部には「関連キーワード」が表示されます。

現在はGoogleオートコンプリート機能と呼ばれていますが、簡単にいうと入力したキーワードに対する関連性の強いキーワードをサジェスト(提案)しているものになります。

Yahoo!にも同様に「虫眼鏡キーワード」というものがあります。

ちなみにGoogleの関連キーワードと虫眼鏡キーワードは異なったものが表示されるので両方チェックした方が良いです。

厳密にいうと、「サジェストキーワード」「関連キーワード」「虫眼鏡キーワード」は違った意味合いがあるそうですが、私としては基本的に同義で考えています。

【特徴①】検索ボリュームが高い

基本的にサジェストキーワードは、検索ボリュームが高いものが多いです。

というか、主軸のキーワードに対してGoogleなどがサジェストするわけですから自発的に検索するまでもなく気になるワードであればユーザーは押してしまいますよね。

「サジェストキーワードとして表示されているから検索ボリュームが高い」のか、「検索ボリュームが高いからサジェストされている」のかはわかりませんが、需要のあるキーワードであることには間違いありません。

【特徴②】ユーザーの検索意図を読み取るヒント

サジェストキーワードは主軸のキーワードにおける検索意図を読み取るヒントになると思います。

特にビッグキーワードの場合、検索意図はぼやっとしておりそれを知るにはツールで視覚化するのが手っ取り早いです。

▶︎ ビッグキーワードで上位表示する為のSEO戦略|攻略に必要な3つのポイント

【特徴②】ユーザーの検索意図を読み取るヒント

例えば「ニキビ」であれば、

  • おでこにできたニキビのことが知りたい
  • ニキビを治すにはどうしたらいいか知りたい
  • 頬にできたニキビのことが知りたい
  • ニキビができる原因が知りたい
  • ニキビの場所別の対処法が知りたい

このようなことが推測されます。

「ニキビ」という1語には、これだけ多くの検索意図が隠れていると言うことです。

【特徴③】過去に1度でも検索されたことのあるワード

関連キーワードや虫眼鏡キーワード以外にも関連キーワード取得ツールなどでサジェストキーワードを拾い出すことができます。

【特徴③】過去に1度でも検索されたことのあるワード

これらは全て過去に1度でも検索されたことのあるキーワードなので、大小さまざまですが多少なりとも検索ニーズはあると考えて良いでしょう。

サジェストキーワードだけではユーザーニーズを満たせない

サジェストキーワードの特徴としてユーザの検索意図を読み取る「ヒント」になるとはいいましたが、
それらを全て記事にすれば良いサイトになるか?といわれればそうではありません。

厳密にいうと重複コンテンツやカスタマージャーニーの話になってしまうのでここでは割愛しますが、ユーザーには「知りたい物事の流れ」があると思っています。

サジェストキーワードだけを記事にしたサイトは、記事それぞれが何のつながりもない独立したものというイメージなんですね。

これではユーザーのニーズをサイト全体で満たすことができません。

サジェストキーワードだけではユーザーニーズを満たせない

例えば、あなたが「ニキビ」で検索したとしましょう。

入ったサイトにはこのような記事が並んでいます。

  1. 【おでこにできたニキビの治し方と原因】
  2. 【ニキビを治すためにやったほうがいいこと10選】
  3. 【頬にできたニキビを治すためにはどうしたらいいか】
  4. 【ニキビができる原因とその対策】
  5. 【ニキビの場所別|原因と対策】

今パッと作ったタイトルなので雑ですが、概ねこのようなものになります。

KYOKO

どうでしょう?
私なら⑤番の記事を読んだだけで事足りてしまうと思います。
他の記事はいらないですよね?

さらに、「ニキビ」と検索した私にとっては足りない記事も多く存在しているように思います。

  • ニキビの予防法
  • ニキビができないようにする食事
  • ニキビと運動の関係
  • ニキビ用のおすすめの化粧品
  • ニキビができやすい肌質
  • できてしまったときに早く治す方法
  • あとが残らないようにするにはどうしたらいいか
  • ニキビが目立たないようにするメイクの方法
  • ニキビ肌にはオイルクレンジングがいいか?リキッドクレンジングがいいか?

などなど、挙げればキリがありません。

キーワード サジェスト

サジェストで作ったサイトは、ただ単に機械的にキーワードを拾って作ったメディアになりがち。

これでは、ユーザーのニーズは満たせません。

ちなみに、サジェストキーワード以外からのキーワード選定の方法も網羅的に解説しています。

記事が見つかりませんでした。

ユーザーの検索ニーズに沿ったキーワードの配置が大切

キーワード サジェスト

初心者にありがちなのが、サジェストキーワードの中でも、購入に結びつきそうなキーワードばかりでコンテンツを書くこと。

売り込み感の強いサイトはユーザーに嫌われます。

例えば「ニキビ ランキング」のようなテーマでサイトを作っているのであれば、それでも良いのです。

が、「ニキビ」のように単語の場合、検索意図が広いので販売目的の記事ばかりだと押し売りされているような印象になってしまいます。

そのような場合は、ツールなどを使い、その検索意図に該当するものは網羅的に記事にしていくと良いでしょう。

その際には、サジェストキーワードばかりを詰め込むのではなく、違った角度のキーワードも入れるとユーザーニーズを隈なくカバーできますよ。

おすすめのサジェストキーワードツールはこれ!

キーワード サジェスト

主軸のキーワードに関連性の深いキーワードを見つけ出すのに、作者の憶測は全く不要です。

「~多分こういう意味だろう」「~ユーザーは多分こういうことが知りたいであろう」みたいな主観ではなく根拠や数字に基づいて選定して行った方が良いです。

有料のツールなどもあるようですが、基本的には無料のキーワードツールで充分なのでここで紹介します。

ラッコキーワード

ラッコキーワード

キーワードツールがたくさん ありますが、とりあえずラッコキーワードさえあれば大丈夫です!

赤枠で囲った部分がGoogleサジェストキーワード。

その他関連キーワード、インクリメンタルサーチなど表示されます。

一口に「ニキビ」という単語の中にも、これだけたくさんユーザーの知りたいことがあるんです。

まとめ

ページ数の少ないサイトであればそこまで深くユーザーの検索意図の導線を考える必要もないのかもしれませんが、規模の大きなサイトになればなるほどそこが1番重要になってきます。

サジェストキーワードは、主軸のキーワードに対し特に関連性が強く「~と言えば~だよね?」とGoogleがサジェスト(提案)しているキーワード。

検索ボリュームも比較的高く、検索意図の中でも大きな割合を占める重要なキーワードになります。

しかし、単純にそれだけを盛り込んだサイトでは機械的なメディアに・・・

ツールなどを使って主軸のキーワードに対しユーザーの検索意図をカバーできるようにキーワード選定をしなくてはいけません。

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この記事を書いた人

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