ブログで稼ぐことは、2026年の今でもできます。
ただ、稼ぎ方の中身は数年前とかなり変わっていて、同じやり方をそのまま続けても結果が出にくくなっているんですよね。
「AIが記事を何本でも書ける時代に、今からブログを始めても遅いんじゃない?」
「ネットで見る『ブログで月○万円』って、なんだか怪しい…」
検索しながら、こんなふうに迷っている方も多いと思います。

実は、AIの影響を強く受けているのは「調べれば分かること」をまとめた記事のほうです。
反対に、書いた人の体験や考えが入った記事は、AI時代だからこそ読まれる理由が残っています。
この記事では、ブログで稼ぐ3つの仕組みの違いと、AI時代にどれを選ぶと続けやすいかをまとめています。
後半では、ブログで自分の商品を売るときに守る「表示のルール」と、AIとの付き合い方にも触れますね。
- 2026年にブログで稼ぐのが「できる」と言える理由と、変わったこと
- 広告・紹介・自分の商品という3つの収入の仕組みと、AIの影響の受け方の違い
- noteの手数料や特定商取引法の表示など、始める前に確認しておきたいこと
- AI時代にブログを続けるための、3つの進め方のパターン
ブログで稼ぐのは2026年でも可能?AI時代に変わったこと

まずは「本当に今からでも稼げるの?」という一番の疑問から見ていきます。
答えは「稼げる」なんですが、どんな記事が読まれるかが変わってきているので、そこを知っておくと遠回りが減ります。
答えは「稼げる」、ただし調べれば分かる記事の価値は下がった

数年前までは、「〇〇とは」「〇〇のやり方」といった情報を分かりやすくまとめるだけでも、検索から人が来てくれました。
ところが今は、そういう質問の答えをAIがその場で出してくれます。
なので、検索した人がブログを開かなくても用が済んでしまう場面が増えているんです。
これは、まとめ記事を中心に書いてきた人ほど実感していることだと思います。
とはいえ、ブログそのものが読まれなくなったわけではありません。
読まれる記事の種類が変わった、と考えると分かりやすいかもしれません。

AI検索の広がりで「読まれ方」が変わった

検索結果の上のほうに、AIがまとめた回答が出てくるのを見たことがありますよね。
そこで引用されるのは、定義がはっきり書かれた記事や、書いた人にしか分からない情報が入った記事です。
ということは、ブログを読む人は「答えだけ」ではなく「この人はどう考えたのか」を知りたくて記事を開くようになっている、ということです。
例えば、「在宅ワーク 始め方」の一般的な手順はAIで分かっても、「子どもが小さい家で、実際に何時に作業していたか」はその人にしか書けませんよね。
そうすると、ブログで稼ぎたい人が力を入れるところも、自然と「自分にしか書けない部分」に移っていきます。

それでもブログが残る理由は「体験と考え」が書けるから

Googleも、AIで作ったかどうかより、内容の質を見ていると公式に説明しています。
Google のランキング システムは、E-E-A-T(専門性、経験、権威性、信頼性)と呼ばれる品質を備えた、オリジナルで質の高いコンテンツを評価することを目的としています。
ここで「経験」という言葉が入っているのが、私はとても大事だと思っています。
E-E-A-Tというのは、ざっくり言うと「この記事は、実際にやった人が、信頼できる形で書いているか」という見方のことです。
レストランの口コミでも、行ったことのない人のまとめより、実際に食べた人の感想のほうを信じますよね。
それと同じで、ブログもこれからは「やってみた人の記録」に価値が集まりやすいんです。
なので、スキルに自信がない方でも、これまでの暮らしや仕事の中で経験してきたことが、そのまま書く材料になります。
AI時代の発信で何を大事にするかは、AI時代の情報発信で生き残る人の共通点|世界観・センス・泥臭い体験でも詳しくまとめています。

ブログで稼ぐ仕組みは3つ|広告・紹介・自分の商品

ブログで収入が生まれる仕組みは、大きく分けると3つあります。
この3つは、お金が入るまでの流れも、AIの影響の受け方も違うので、ひとつずつ見ていきますね。
広告収入(アドセンスなど)は「読まれた数」が収入になる

広告収入とは、ブログに広告を貼って、その広告が表示されたりクリックされたりすると収入が入る仕組みです。
代表的なのがGoogleアドセンスで、記事を書いて人が集まれば、商品を売らなくても収入になるのが特徴です。
ただ、広告収入はたくさんの人に読まれることが前提なんですよね。
しかも、検索した人がAIの回答だけで満足してしまうと、ブログを開く人が減り、そのまま収入にも響きます。
そう考えると、広告収入だけを目当てにブログを始めるのは、2026年の今は少し苦しい選択なのかもしれません。

アフィリエイト(紹介料)は「信頼された紹介」が収入になる

アフィリエイトとは、企業の商品やサービスをブログで紹介し、そこから申し込みや購入があったときに紹介料をもらう仕組みです。
友達に「この掃除機よかったよ」と話して、その友達が買ったらお礼がもらえる、というのに近いイメージです。
私もブログで最初に収入が出たのは、話題になっていることを記事にして広告や紹介で収入を得る、トレンドアフィリエイトでした。
月4万円から始まって、8万円、15万円と少しずつ増えていったのを覚えています。
ただ、当時は「話題をいち早くまとめる」ことで読まれていたので、同じ形を今そのまま続けるのは難しいと思います。
今のアフィリエイトでは、「実際に使ってどうだったか」が書かれている紹介のほうが、読む人に信じてもらいやすいですね。

自分の商品を売る(コンテンツ販売)は「自分の知識」が収入になる

3つ目は、自分の知識や体験を商品にして売る形です。
例えば、有料記事、PDFの資料、オンライン講座、個別相談などがこれにあたります。
ブログは商品を知ってもらうための場所になり、そこで「この人の話をもっと聞きたい」と思った人が買ってくれる流れです。
コンテンツ販売の全体像は、コンテンツ販売とは?個人が知識をお金に変える仕組みと始め方で詳しくお話ししています。
手軽な売り場としては、noteの有料記事を使う方も多いですよね。
その場合は、手数料がどれくらいかかるかも知っておくと、値段を決めるときに迷いにくくなります。
決済手数料はクレジットカード5%、PayPay7%、携帯キャリア決済15%で、そこから有料記事ではプラットフォーム利用料10%(メンバーシップ・定期購読マガジンは20%)が差し引かれます。
執筆時点のこの手数料で計算すると、1,000円の記事をクレジットカードで買ってもらった場合、手数料は合計145円になります。
まず決済手数料の5%で50円、残りの950円から利用料の10%で95円、というわけです。
それから、売上を振り込んでもらうときに、1回270円の振込手数料もかかります。
こうした数字は変わることがあるので、始めるときにヘルプページで最新の金額を見ておくと安心です。

3つを比べると、AIの影響を受けにくいのは「自分の商品」

ここで、検索上位の記事ではあまり触れられていない見方をひとつお伝えしますね。
それは、3つの仕組みを「AIの影響をどれくらい受けやすいか」で並べてみる、という見方です。
広告収入は、読まれた数がそのまま収入になるので、AIの回答で読者が減ると一番影響を受けます。
アフィリエイトは、紹介の中身に体験があれば、AIのまとめとは違う価値が出せます。
そして自分の商品は、「この人から買いたい」という信頼で売れるので、AIがどれだけ記事を書いても代わりがききにくいんです。
もちろん、自分の商品を作るのは手間がかかりますし、売れるまで時間もかかります。
なので、最初から全部をやろうとするより、「最終的には自分の商品につながる書き方をしておく」くらいの意識でも十分だと思います。

ブログで稼ぐ前に知っておきたい注意点

ブログで稼ぐことを考え始めると、いろいろな情報や誘いが目に入るようになります。
ここでは、私自身の失敗も含めて、始める前に知っておいてほしいことをまとめます。
「ブログで誰でも簡単に月○万円」とうたう高額な講座や、内容が分からないまま契約を急かされる話には、いったん立ち止まってから考えるのがおすすめです。
「誰でも簡単に稼げる」高額コンサルには立ち止まる

これは私の失敗談なんですが、昔、コンサルに30万円を払ったあと、連絡が途絶えてしまったことがあります。
人は「今決めないと損をする」と言われると、得をする話よりも強く心が動きます。
これは損失回避と呼ばれる心のクセで、例えばスーパーで「本日限り」と書かれていると、予定になかった物までかごに入れてしまうのと同じです。
なので、「期間限定」「残りわずか」と言われたときこそ、一晩おいて考えるくらいがちょうどいいと思います。
講座を選ぶときは、何を教えてくれるのか、どんな人が教えているのか、途中でやめたいときはどうなるのかを、申し込む前に確かめておくと安心です。
ビジネス学園のメンバーからも、「以前、別のところで高額な契約をして後悔した」という相談をよく受けます。

自分の商品を売るなら「特定商取引法の表示」が必要

冒頭でお話しした「表示のルール」が、ここです。
ブログから自分の商品を売る場合、個人でも「通信販売」をしていることになり、販売ページに決められた情報を書く必要があります。
事業者が通信販売を行う際に広告をするときは、販売価格、代金の支払時期・方法、商品の引渡時期、返品に関する事項、事業者の氏名(名称)・住所・電話番号などを表示することが求められています。
「私は会社じゃないから関係ないかな」と思うかもしれませんが、営利の意思をもってくり返し売るなら、個人でも「販売業者」として扱われます。
住所や電話番号を出すことに不安がある方もいると思うので、販売するサービスによっては、運営側の表示の仕組みが使えるかどうかを確認しておくと落ち着いて準備できます。
こうしたルールを知っておくことは、買ってくれる人に安心してもらうことにもつながりますね。

収入が出たら確定申告が必要かを確認する

ブログで収入が出てきたら、税金のことも一度確認しておくと安心です。
特に会社員の方は、給与以外の所得がどれくらいになったら申告が必要か、目安が決まっています。
給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
ここでいう「所得」とは、売上からかかった費用を引いた金額のことです。
例えば、ブログの収入から、サーバー代や記事に使った書籍代などを引いた残りが所得になります。
なので、始めた日から、使ったお金のレシートやメモを残しておくと、あとで慌てずにすみますよ。

AI時代にブログで稼ぐための進め方|3つのパターン

ここまでの話をふまえて、ブログで稼ぐための進め方を3つのパターンに分けてみます。
どれが正解というより、今の暮らしや使える時間に合わせて選べるように並べていますね。
パターンA:まずは「書く力」をつけてから自分のブログへ

いきなり自分のブログで収入を出すのは、時間がかかることが多いです。
そこで、まずは誰かのメディアの記事を書く仕事から始める、という順番もあります。
私も最初はWEBライターから始めて、その中でWordPressの使い方を覚えました。
WordPressというのは、ブログやホームページを作るためのソフトのことで、多くの企業や個人のブログで使われています。
依頼を受けて書くと、文章を直してもらえたり、読まれる記事の型を知れたりするので、自分のブログを始めたときに役立つんですよね。
しかも、書いた分の報酬がその都度入るので、「何か月も収入ゼロ」という不安を感じにくいのもいいところです。

パターンB:体験ブログ+紹介で少しずつ育てる

次は、自分の体験を書きながら、実際に使ってよかった物やサービスを紹介していく形です。
例えば、「双子育児で助かった家電」「在宅ワークで使っている椅子」など、暮らしの中にある体験がそのまま記事になります。
私自身、3人の子ども(双子を含む)を育てながら仕事をしてきたので、育児と仕事の両立のような話題は、自分の体験として書けるテーマです。
このパターンのよいところは、特別なスキルがなくても、自分の経験から書き始められることです。
ただ、紹介ばかりが並ぶと「売り込みのブログ」に見えてしまうので、よかった点と合わなかった点を両方書くくらいがちょうどいいと思います。

パターンC:ブログ+メルマガ+自分の商品につなげる

3つ目は、ブログで知ってもらい、メルマガなどで関係を深め、最後に自分の商品を紹介する形です。
検索だけに頼っていると、AIの回答や検索順位の変化でアクセスが大きく上下しますよね。
でも、メルマガに登録してくれた読者には、こちらから直接お便りを届けられます。
これがリストマーケティングと呼ばれる考え方で、リストマーケティングとメルマガの始め方|読者を資産に変える仕組みづくりで詳しく紹介しています。
人は、何度も目にした相手に親しみを感じやすいと言われていて、これをザイオンス効果と呼びます。
近所でよく会う人と、いつの間にか話しやすくなっているのと同じで、メルマガで何度もやり取りするうちに「この人の話なら聞いてみたい」と思ってもらいやすくなるんです。
私が運営するビジネス学園でも、こうした流れをどう作るかを相談されることが多いです。
時間はかかりますが、AIの影響を一番受けにくいのが、このパターンかもですね…。

AIは「代わりに書く人」ではなく「手伝ってくれる人」として使う

冒頭で「AIが記事を書く時代に、今からブログは遅いのでは?」という声を紹介しましたが、私はAIを使うこと自体はまったく問題ないと考えています。
大事なのは、AIに全部を書かせるのではなく、自分の体験や考えを言葉にするのを手伝ってもらうことです。
例えば、話すように書いたメモを整えてもらったり、見出しの案を出してもらったり、誤字を見つけてもらったりする使い方ですね。
反対に、体験していないことをAIに書かせて自分の記事として出すと、読者にも検索エンジンにも「どこかで読んだ話」に見えてしまいます。
AIを使うときに確認しておきたいことを、まとめておきますね。
- 記事の中に、自分がやったこと・感じたことが入っているか
- 数字や制度の話に、公式の情報へのリンクがついているか
- AIが出した内容を、自分で読み直して間違いがないか確かめたか
- 読んだ人が「この人に聞いてよかった」と思える一文があるか

ブログで稼ぐことについてよくある質問

最後に、ブログで稼ぐことについてよく聞かれる質問にお答えします。
Q1. ブログで稼げるようになるまで、どのくらいかかりますか?
かかる期間は、書くテーマや選ぶ仕組み、使える時間によって大きく変わります。
なので、「○か月で必ず」と言える目安はありません。
ただ、検索から読まれるようになるまでには時間がかかることが多いので、最初の数か月は「書くことに慣れる時期」と考えておくと気持ちが楽になります。
すぐに収入がほしい場合は、パターンAのように書く仕事から始める方法もありますよ。
Q2. 文章を書くのが苦手でも、ブログで稼げますか?

最初から上手に書ける人はほとんどいないので、苦手でも始められます。
例えば、スマホの音声入力で話したことを文字にして、それを整えていくやり方もあります。
それから、上手な文章より「実際にやった人の言葉」のほうが読まれやすいのは、ここまでお話ししてきたとおりです。
Q3. 無料ブログとWordPress、どちらで始めるのがいいですか?

まず書くことに慣れたいなら、無料ブログでも十分です。
一方で、広告や紹介、自分の商品の販売まで考えているなら、自由に作り込めるWordPressのほうが向いています。
無料ブログはサービスごとに広告の掲載や商用利用のルールがあるので、使う前に規約を確かめておくと安心です。
Q4. AIで書いた記事でも稼げますか?

AIを使ったかどうかより、記事の中身が読む人の役に立つかが見られています。
なので、AIの下書きに自分の体験や考えを足していくなら、稼ぐことにつなげられる可能性はあります。
反対に、AIの文章をそのまま大量に出すだけだと、ほかの記事との違いがなくなり、読まれにくくなると思います。
Q5. 会社員がブログで稼いだら、確定申告は必要ですか?
給与を1か所から受けている会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。
この「所得」は売上から費用を引いた金額なので、記録を残しておくことが大切です。
詳しい条件は、先ほど紹介した国税庁のタックスアンサーで確認できます。
Q6. ブログとインスタ、YouTube、どれで稼ぐのがいいですか?
それぞれ向いている人が違うので、自分が続けやすいものを選ぶのが一番だと思います。
文章で考えをじっくり伝えたい人にはブログ、写真や短い動画が得意な人にはインスタ、話すのが好きな人にはYouTubeが合いやすいですね。
インスタについては、インスタ収益化の仕組みと現実|始める前に知っておきたいことでまとめています。
ちなみに私はYouTubeを2016年頃に始めましたが、登録者が1万人になったのは2018年でした。
どの発信でも、すぐに結果が出るというより、続けた先で少しずつ広がっていくものなんですよね。

まとめ|ブログで稼ぐなら、自分にしか書けないことから始める

ブログで稼ぐことは2026年でもできますが、調べれば分かる記事よりも、書いた人の体験や考えが入った記事に価値が集まるようになっています。
なので、広告だけを狙うより、紹介や自分の商品につながる書き方を少しずつ意識していくと、AIの影響を受けにくくなります。
みなさんがこれまで経験してきたことにも、きっと誰かが読みたい話があるので、焦らず自分のペースで書いていってもらえたらうれしいです。


ブログは、書いた分だけ自分の考えが整理されていく発信でもあります。
あなたらしい一記事から、ゆっくり始めてみてもらえたらと思います。

